左上6番抜髄し根管治療中、膿も出ず中は綺麗なのに痛みが続く
相談者:
むらさきまさこさん (31歳:女性)
投稿日時:2015-01-30 23:06:44
回答1
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2015-01-30 23:36:03
こんばんは。
根管処置は場合によってはあれこれと症状が残り頭の痛いところでもあります。
1、
原因が歯にあっても、その周囲組織にあってもそういう症状は出てしまう事があります。
2、
食事がしみるというのは、冷たい物ですか?熱い物ですか?
それとも噛んだ時でしょうか?
抜髄しておられるとの事なので、一般的には冷たい物はそうひどくしみたりはしないはずです。
ただ歯周炎などで周囲の歯肉や骨などが炎症している場合には、神経はその歯に無いのだけれども熱い物だけしみる症状が出る場合があります。
3、
あまりに疼痛がひどい時にはそのような感じがする時はあります。
また痛い部分をかばって食事など日常生活を送っていると、口の周囲のみならず顔面や側頭部などの筋肉を普段使わないような動かし方をするためにそのようになる事は考えられなくもないです。
根管処置は場合によってはあれこれと症状が残り頭の痛いところでもあります。
1、
原因が歯にあっても、その周囲組織にあってもそういう症状は出てしまう事があります。
2、
食事がしみるというのは、冷たい物ですか?熱い物ですか?
それとも噛んだ時でしょうか?
抜髄しておられるとの事なので、一般的には冷たい物はそうひどくしみたりはしないはずです。
ただ歯周炎などで周囲の歯肉や骨などが炎症している場合には、神経はその歯に無いのだけれども熱い物だけしみる症状が出る場合があります。
3、
あまりに疼痛がひどい時にはそのような感じがする時はあります。
また痛い部分をかばって食事など日常生活を送っていると、口の周囲のみならず顔面や側頭部などの筋肉を普段使わないような動かし方をするためにそのようになる事は考えられなくもないです。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2015-01-31 03:39:35
こんばんは。
>歯にひび等はないとのことで、痛むような所見も見当たらなく膿も出てこない。中は綺麗と言われています。
もし本当にその様な状態なら痛みはないはずです、痛みがあるということは何らかの炎症が残っていることを示しています。
したがって炎症の原因を探り取り除くことができればまったく痛みはなくなります。
>1、触れるだけで痛いことはあるか?
あります。
>2、食事がやたらとしみて痛いことはあるか?
あります。
>3、頭痛とは関係あるか
直接歯とは関係はありませんが痛みが強いときはそのように感じることはあります。
結局のところ痛みの原因を探りだし取り除くことです、つまりその根管治療専門医は原因の特定ができないためお手上げなのか、原因の特定はできているがそれを取り除く手立てを持ち合わせていないのか、あるいは両方ともできないのかだと思います。
>歯にひび等はないとのことで、痛むような所見も見当たらなく膿も出てこない。中は綺麗と言われています。
もし本当にその様な状態なら痛みはないはずです、痛みがあるということは何らかの炎症が残っていることを示しています。
したがって炎症の原因を探り取り除くことができればまったく痛みはなくなります。
>1、触れるだけで痛いことはあるか?
あります。
>2、食事がやたらとしみて痛いことはあるか?
あります。
>3、頭痛とは関係あるか
直接歯とは関係はありませんが痛みが強いときはそのように感じることはあります。
結局のところ痛みの原因を探りだし取り除くことです、つまりその根管治療専門医は原因の特定ができないためお手上げなのか、原因の特定はできているがそれを取り除く手立てを持ち合わせていないのか、あるいは両方ともできないのかだと思います。
回答3
アンドウ歯科クリニック(世田谷区世田谷)の安藤です。
回答日時:2015-01-31 04:25:01
むらさきまさこさん、こんばんは。
右上の6番は、インレーを外してクラウンの仮歯とするも痛みが続き、それがさらに強くなって、結局は神経を抜く事になったのですね。
そして、神経を抜いたら今までと違う痛みだけれども、結局は痛みが残っているからお困りなのですね。
>歯にひび等はないとのことで、痛むような所見も見当たらなく膿も出てこない。中は綺麗と言われています。
山田先生の意見と異なりますが、「炎症=痛み」ではありません。
眼では異常所見が認められなくても、周囲の神経が過敏になっている事により生じる痛みもあります。
これを「神経障害性疼痛」と呼びます。
特に、痛みが長期間あった歯や、強い痛みがあった歯の神経の治療をした後は、痛みが引きづらい事があります。
およそ、5%ほどの症例でこのように、神経の治療をしても痛みがなかなか改善しないという事があるという調査結果があります。
1と2については、神経障害性疼痛の特徴として当てはまりますが、もちろん歯そのものに異常があったり、その周囲の組織に原因がある事も考えられます。
そうではない事を確認するために、歯自体をマイクロスコープを使用して確認したり、レントゲンを撮ったり、歯周組織の状態を確認したりします。
3については、歯の痛みが強くなると頭痛のように感じたりすることもありますし、もともと頭痛持ちの方については、一時的にそれを悪化させることもございます。
もしも痛みの原因がみつからず、痛みが改善しないようでしたら、口腔顔面痛について知識のある医師の診察を受ける事をお勧めいたします。
早く痛みの原因がわかり、痛みが改善すると良いですね。
お大事になさってください。
右上の6番は、インレーを外してクラウンの仮歯とするも痛みが続き、それがさらに強くなって、結局は神経を抜く事になったのですね。
そして、神経を抜いたら今までと違う痛みだけれども、結局は痛みが残っているからお困りなのですね。
>歯にひび等はないとのことで、痛むような所見も見当たらなく膿も出てこない。中は綺麗と言われています。
山田先生の意見と異なりますが、「炎症=痛み」ではありません。
眼では異常所見が認められなくても、周囲の神経が過敏になっている事により生じる痛みもあります。
これを「神経障害性疼痛」と呼びます。
特に、痛みが長期間あった歯や、強い痛みがあった歯の神経の治療をした後は、痛みが引きづらい事があります。
およそ、5%ほどの症例でこのように、神経の治療をしても痛みがなかなか改善しないという事があるという調査結果があります。
1と2については、神経障害性疼痛の特徴として当てはまりますが、もちろん歯そのものに異常があったり、その周囲の組織に原因がある事も考えられます。
そうではない事を確認するために、歯自体をマイクロスコープを使用して確認したり、レントゲンを撮ったり、歯周組織の状態を確認したりします。
3については、歯の痛みが強くなると頭痛のように感じたりすることもありますし、もともと頭痛持ちの方については、一時的にそれを悪化させることもございます。
もしも痛みの原因がみつからず、痛みが改善しないようでしたら、口腔顔面痛について知識のある医師の診察を受ける事をお勧めいたします。
早く痛みの原因がわかり、痛みが改善すると良いですね。
お大事になさってください。
タイトル | 左上6番抜髄し根管治療中、膿も出ず中は綺麗なのに痛みが続く |
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質問者 | むらさきまさこさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
神経の無い(神経を取った)歯の痛み 歯科治療後の歯の痛み 根管治療後の痛み |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。