セメントの経年劣化による補綴物と歯の隙間の清掃方法
相談者:
matchさん (28歳:男性)
投稿日時:2015-01-31 02:47:04
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2015-01-31 03:23:19
こんばんは。
要するにセメントの厚みのことですね、セメントの厚みは薄ければ薄いほど強度があるといわれています、したがって補綴物の精度がよければセメントの厚みが薄いということになります。
このような精密な補綴物を作るための素材は貴金属しかありません、したがって上手な歯科医の支台歯形成と精密印象、そして腕のいい技工士の丁寧な技工操作で仕上げた貴金属の補綴物が必須です。
今はやりのオールセラミックなど全く及びません、しかしそうは言うものの審美的な要望が強いのも事実なのでその場合はレジン系のセメントを使ってギャップを埋めるという方法がとられます。
>補綴物と歯質の間のセメントは経年的な劣化により外れてくることがあると思いますが、そのときにできる補綴物と歯質との隙間というのはブラシが届くのでしょうか
セメントが取れてしまえばそのギャップには残念ながらブラシは届きません、したがって患者さんとしてできることはおさとうの摂りすぎをなさらないことにつきます。
その前にできるだけ精度のいい補綴物を作成してセメントラインをできるだけ薄くすることでセメントの強度を上げることになります、使うセメントも接着性能のいいレジン系セメントを使うことをお勧めいたします。
>もしくは何らかの清掃方法はあるのでしょうか。
清掃方法などありません、セメントラインを薄くして経年的に劣化しにくいレジンセメントを使うこととおさとうの過剰摂取をなさらないことです。
むし歯のできないおさとうの量 http://yamadashika.jp/prevent05.html
要するにセメントの厚みのことですね、セメントの厚みは薄ければ薄いほど強度があるといわれています、したがって補綴物の精度がよければセメントの厚みが薄いということになります。
このような精密な補綴物を作るための素材は貴金属しかありません、したがって上手な歯科医の支台歯形成と精密印象、そして腕のいい技工士の丁寧な技工操作で仕上げた貴金属の補綴物が必須です。
今はやりのオールセラミックなど全く及びません、しかしそうは言うものの審美的な要望が強いのも事実なのでその場合はレジン系のセメントを使ってギャップを埋めるという方法がとられます。
>補綴物と歯質の間のセメントは経年的な劣化により外れてくることがあると思いますが、そのときにできる補綴物と歯質との隙間というのはブラシが届くのでしょうか
セメントが取れてしまえばそのギャップには残念ながらブラシは届きません、したがって患者さんとしてできることはおさとうの摂りすぎをなさらないことにつきます。
その前にできるだけ精度のいい補綴物を作成してセメントラインをできるだけ薄くすることでセメントの強度を上げることになります、使うセメントも接着性能のいいレジン系セメントを使うことをお勧めいたします。
>もしくは何らかの清掃方法はあるのでしょうか。
清掃方法などありません、セメントラインを薄くして経年的に劣化しにくいレジンセメントを使うこととおさとうの過剰摂取をなさらないことです。
むし歯のできないおさとうの量 http://yamadashika.jp/prevent05.html
相談者からの返信
相談者:
matchさん
返信日時:2015-01-31 19:21:18
詳しく教えていただき本当にありがとうございました。
参考にします。
参考にします。
タイトル | セメントの経年劣化による補綴物と歯の隙間の清掃方法 |
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質問者 | matchさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 28歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | クラウン(被せ物)の隙間・適合 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。