歯軋りによる歯根破折予防のマウスピースについて

相談者: hikariさん (45歳:女性)
投稿日時:2015-02-03 10:56:53
こんにちは。

歯軋りによる歯根破折防止のため、硬いマウスピースと柔らかいマウスピースの二種類を持っています。


硬いマウスピースは上下全ての歯が均等に当たるようになっており、力が分散されると思うのですが、素材がとても硬く、又はめると下の歯が既にマウスピースに当たってしまうので、逆に良くないのではと少し不安です。

柔らかいマウスピースは硬いマウスピースと違い、奥歯の7番のみあたります。
(柔らかいタイプはそういうものだといわれました)
この場合クッションにはなると思うのですが、力が一点に集中してしまうので、逆効果で7番を傷める事にならないでしょうか。
また柔らかいマウスピースは、硬いマウスピースと違って、何故上下全ての歯が均等にあたるようにしないのでしょうか。


又ネットで、奥歯をかみ合わせないために、前歯第一小臼歯位まで)だけのマウスピースを見ました。
奥歯が当たらないので良いとおもったのですが、先生方はどう思われますか。
前歯だけに負担がかかりすぎるでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-02-03 13:54:18
こんにちは。

歯根破折予防のマウスピースですか、作った経験がないので良くわかりませんが、歯根破折には垂直歯根破折とそれ以外の破折があって少なくとも垂直歯根破折にはマウスピースは効果はありません。


垂直歯根破折の原因については横浜歯科臨床座談会がまとめて歯界展望2010年4月号に発表していたように原因は抜髄だと考えています。

したがって予防法は有髄歯であることです、つまり抜髄しなくてはならないほどのむし歯を作らないことです。


他の破折いわゆる力による破折についてはマウスピースも効果があるかもしれません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-02-03 19:00:21
西山です

>硬いマウスピースは上下全ての歯が均等に当たるようになっており、力が分散されると思うのですが

睡眠中の歯ぎしりや食いしばりから歯を守るマウスピースとしては,ご指摘の通り硬いタイプ(ハードタイプ)と柔らかいタイプ(ソフトタイプ)があります.


ハードタイプは一般的に全体が均等に当たり,さらに歯ぎしりをしたときにスムースに行えるように調整します.
ただ,ある程度の硬さがありますので(歯よりは柔らかいですが),後方に向かうにつれて若干あたりが弱めに調整します.

ソフトタイプは奥歯が先に当たってしまうことが多いですね.
これは,材質の関係で削ったり足したりができないからです.
当然奥の歯の負担が増える可能性はあり得ます.


前歯だけのマウスピースですが,短期間であれば睡眠中の歯ぎしりや食いしばりが軽減する可能性はあります.
ただ,逆に増える可能性もあります.増えた場合は前歯や顎関節への負担が増加する危険はあると思います.


総合的に考えると,私はハードタイプで前述したような調整を施したマウスピースがよいと思っています.

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: hikariさん
返信日時:2015-02-05 15:33:29
山田先生、西山先生、ご回答ありがとうございました。


マウスピースも一長一短で、必ずしもはめたほうが良いとは限らない様ですね。

とても参考になりました。


歯の神経はほぼないので、歯を余計に傷めてしまいそうで怖かったのですが、ハードタイプか、もしくは使うのを止めようと思います。


ところで垂直歯根破折とそれ以外の破折はどう違うのでしょうか。

破折の原因もちがうのでしょうか。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-02-06 12:28:35
こんにちは。

>ところで垂直歯根破折とそれ以外の破折はどう違うのでしょうか。

垂直歯根破折は無髄歯に起こり原因は象牙質の変性だと考えています、それ以外の破折は力によって破折することで、例えば転んで前歯を折ったとか石を咬んで歯が割れたとかで、破折線の様相が全く違います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: hikariさん
返信日時:2015-02-08 18:40:13
山田先生

ご回答ありがとうございました。

先生のお考えでは、ほぼ無歯の私の場合、歯軋りによる歯根破折予防にはマウスピースは役に立たないということですね。

残念ですが、勉強になりました。

ありがとうございました。



タイトル 歯軋りによる歯根破折予防のマウスピースについて
質問者 hikariさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯根破折
歯軋り用マウスピース・ナイトガード
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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