歯列矯正予定でカウンセリング。2軒の歯科で真逆の治療方針に

相談者: Taro8さん (35歳:男性)
投稿日時:2015-02-22 01:56:19
はじめまして。

現在矯正を考えている者です。
今までに2件の医院でカウンセリングを行い、その後両医院とも有料で検査も受けました。
そこで2つ疑問がありますので質問させてください。

まず医院での診断内容ですが

A医院では抜歯矯正。
抜歯は神経も無く状態の良くない6番を抜き虫歯のない親知らずを移動させ健康な歯を残す。
またその場合口元の位置は現状維持。
元々Eラインより少し内側にあるのでこれ以上引っ込めると変になるとの事。
もし非抜歯で矯正すると口元の突出がかなり大きくなるから行わない方が良いという結果でした。

B医院では非抜歯矯正。
ただし口元は今より3mm出る。
歯列を拡大した隙間を使い埋めていくので非抜歯でも対応できるがどうしても3mmだけ今より出る。
口をスキャンした三次元での正確なコンピュータによる計測なので3mmという数字に誤診は無いとの事。
もし抜歯矯正で6番を抜くと隙間が大きすぎて埋まりきらないので抜歯矯正するなら4番の健康な歯を抜くしか無いという結果です。

そこで質問ですが、両医院とも実績も経験も豊富で日本矯正歯科学会の専門医も取られていますし間違いないと思うのですが、なぜ真逆の診断になったと考えられますか?

また3mmという数字がいまいちピンとこないのですが定規で見るとたいした大きさでないように見えますが、口元が3mm出るとなると目に見えて顔貌に変化を感じたりするのでしょうか?

ご回答よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-02-22 05:49:30
はじめまして。

個人的には、違和感のない結果だと思います。
抜歯か非抜歯かのボーダーケースというか、どちらもあり得るということなのではないでしょうか。

どちらも一長一短ありますから、ご説明を受けた部分の"短"の部分を受け止めた上で判断してはいかがでしょう。

口元の3mm突出は目に見えて顔貌に変化は感じると思いますよ。
個人差はあると思いますが、矯正前後で久しぶりに会った、特に女性で仲の良いご友人などがいれば気付きやすいかも知れません。
それが良い変化か悪い変化かは元の顔貌にもよりますし、好みもあるのではないでしょうか。

6番のスペースを7番、8番で埋めるのも、非抜歯で前歯を3mm突出させるのもどちらも極端といいますか、結構思い切った治療計画のようには感じます。
ご理解されている様に、4番抜歯で前歯部現状維持というのがおそらく中間の、矯正としては無難な計画というのになるのではないでしょうか。

内容が内容ですので、資料を持った上でサードオピニオンを受けてから決めてもいいと思います。
(ここの相談サイトでは判断しない方がいいケースです)

とにかく始めてしまってからは後戻り出来ませんので、しっかりと納得できてから始める様にして下さいね。

回答 回答2
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2015-02-22 09:01:59
Taro8さん、おはようございます。

渡辺先生のお書きになっているように、どちらもあり得る治療方針です。

個人的な感想ですが、
歯科では、抜歯矯正するなら状態の悪い歯を抜いて並べましょう。
B歯科では、歯列を拡大して歯を抜かずに並べましょう。
という感じでしょうか。

(A歯科では、本当は4番を抜きたいけど、6番の状態が悪いから、という理由かもしれません)


抜歯の方針の提示や、非抜歯で拡大しても3mmの口元の拡大が必要なのであれば、凸凹がかなり多いと予想できますが、どちらの治療方針が良いのかは、ネット上ではわかりません。

抜歯しなければいけないほど状態が悪い可能性もあれば、3mmの口元の突出を許容できる可能性もあります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Taro8さん
返信日時:2015-02-22 22:35:00
両先生ともお返事ありがとうございます。

かなり判断が難しいケースみたいなのでサードオピニオンも検討し慎重に判断したいと思います。

大変参考になりました。
ありがとうございました。



タイトル 歯列矯正予定でカウンセリング。2軒の歯科で真逆の治療方針に
質問者 Taro8さん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 矯正で抜いた・抜く予定
歯列矯正の治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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