歯科医師の妻としてどうあるべきか

相談者: マドモアゼルココさん (32歳:女性)
投稿日時:2015-03-09 17:02:30
初めて投稿させていただきます。
宜しくお願いいたします。


私は元歯科衛生士(32)で、夫は歯科開業医で祖父の代から歯科医院を経営しております。
院長である義父、夫は副院長という立場です。

私自身は夫の歯科医院のお手伝いはしておらず退職する3年前まで別の歯科医院にて勤務しておりました。
今は妊婦です。

夫は現在40歳でして、ここ1ヵ月ほど自分の仕事のやり方や方針についてかなり悩んでいる様子で食欲も落ち、帰宅しても常に悩んでいる状態で心ここに非ずです。
この10年何をしていたんだ・・と悔やむことを口にし、歯科医の専門誌を読み漁ったりしています。



悩んだ末、新たな治療法を取り入れたりセミナーから参加しようと思い来月に3mixのセミナーに参加し、年内はインプラントのセミナーにも参加予定だそうです(取り入れるかは別で)外に働きにでていた分院長時代はまめに勉強会などあったようですが、独立してからはなぁなぁな仕事をしてきたようで昨今の歯科医院乱立、自分の治療に手詰まり感が出てきたことにとても焦りを感じているようです。


前置きが長くなりましたが、歯科医の妻として何か出来ることはないか、サポート出来ることはないかと私も悩んでおります。


回答者の歯科医師というお立場の先生方からみてこのような時、ご家族から、またはパートナーからどのような言葉やサポートなどがあれば助かった、または精神的に楽になった・・・・等々


ご意見をいただければと思い質問させていただいた次第です。

お忙しいとは思いますが歯科医師の立場でご意見いただけたら嬉しく思います。

お手数ですがよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-03-09 20:37:37
マドモアゼルココ さん、こんにちは。

歯科医の妻として何か出来ることはないか、サポート出来ることはないかと私も悩んでおります。

まず、「元歯科衛生士」ということは、出産後に復職の予定が無いという前提でしょうか。

正直、勿体無いですね。

歯科医院の規模やスタイルにもよるのかもしれませんが、せっかく資格をお持ちになのでしたら、同じ職場で、陰となり日向となり支えて差し上げることを、検討なさってみてはいかがでしょう。


>院長である義父、夫は副院長という立場です。

ジェネレーションギャップについては、よく耳にしますが、それに対して、第三者がとやかく言うことではないかと思います。



>1ヵ月ほど自分の仕事のやり方や方針についてかなり悩んでいる様子で食欲も落ち、帰宅しても常に悩んでいる状態で心ここに非ずです。

厳しい書き方になってしまいますが、そのような状態ですと、受診なさる患者さんが気の毒です。

心身が共に健康でないと、治療がうまくかないばかりか、万が一にでも事故を起こしかねません。

心療内科か精神科でご相談になることに、背中を押して差し上げることも、或いは、ご一緒に受診なさることも、一助になるかもしれません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-03-09 20:43:29
一年間かけてじっくりと学ぶコースと言われるものを受講してこれから自分の進む道を見つけられたらいいのかもしれませんね。

やはり単発の勉強会、セミナーも必要ですが、自分の中で芯となる知識技能があったほうが残りの30年働く上でいいのかも。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-03-10 05:21:02
マドモアゼルココ さんこんばんは

>サポート出来ることはないかと私も悩んでおります。

医院の体制などもあるので副院長の奥様が現場で衛生士としてサポートするのには一言で良いとは言えませんが、旦那さまの支えとなって医院を切り盛りするのも良いと思います。

もし仕事に復帰されるのであれば一緒にセミナーなどで勉強する事で共通の知識や認識を得る事が出来るので、医院の経営方針や治療方針についても良きパートナーになれるかもしれませんね。


>年内はインプラントのセミナーにも参加予定だそうです

柴田先生もおしゃっていますがある程度の期間と費用をかけないと実際に身に付くようなセミナーはありませんね。
長期のものであれば総額でも80万とかかかってくる物も少なくないです。


>帰宅しても常に悩んでいる状態で心ここに非ずです。

どなたか、いろいろと相談出来る先輩や同級生などはいらっしゃらないのでしょうか?
私も、治療方針など悩む事は常にありますし、その度に同級生やメンターや仲間に相談をします。

実際に、皆さん多かれ少なかれ悩まれている事はありますが講習会の懇親会や仲間の集まり、勉強会などの場で相談されてそれぞれ解決されています。


ご参考になれば

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-03-10 22:03:36
悩みの根本的な原因としては、医院の経営というのが最も考えられることかと思いますが、それについては多くの歯科医師が悩んでいることであり簡単な解決策などありません。

まれに女房の一言が目から鱗的なこともありますが、大概は余計なお世話と思われるのが関の山です。


また、小林先生が書かれている親子間の問題もよく聞きますが、旦那さんの年齢から言って、大先生の引退も近いのでしょうから、放っておけば時間が解決してくれるはずです。

それ以外にも、従業員の問題やら、モンスターペイシェントの問題やらその他もろもろ、経営者たるもの悩みは尽きるはずがありません。

悩んでいるのが当たり前なんです。


結局のところ専業主婦の最大の役割は、仕事で疲れた夫を暖かい家庭で癒してくれることなんじゃないでしょうか。

少なくとも私ならそれで十分ですね。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2015-03-11 21:08:48
こんばんは。

私も3代目です。

赤ん坊の時から祖父の膝の上で「良治は歯医者になるんやぞ」と洗脳され、物心ついた頃には歯医者になると決めていて、その後もそれ以外の職業は一切考えませんでした。

私にとってはある意味「歯医者になる」ことがゴールで大学の歯学部に合格した時点で、ほぼゴールした気になってしまっていました。

いわゆるハングリー精神のない、ビジョンも無い状態で歯医者になりました。


で、私もやはり壁にぶち当たり、色々悩み、自分探しの旅(セミナー)に出たりもしました。

そこで実感したのは自分は全然自己受容が出来ていないということでした。

ご主人ももしかしたらそうかもしれませんね。


私は「ゲシュタルトの祈り」
(* http://www.ieji.org/archive/das-gestalt.html
を知ってから徐々に「私は私のままでいいんだ」と思えるようになって楽になりました。


これはあくまで私の場合ですが、今から思うと私が悩んでいる時、
私の妻は「あなたのしたいようにしたらいい、何をしたってあなたはあなたなんだから」というスタンスで接してくれていたし、そういう私を受け入れてくれていました。

それもとても良かったのだと思います。

勿論未だ、迷うことも、間違えることもあって、真剣に悩み考えることはありますが、深刻になることは無くなりました。

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相談者: マドモアゼルココさん
返信日時:2015-03-13 18:31:02
小林 誠 先生

お忙し中のご回答ありがとうございます。
出産後は子供がある程度の年齢までは育児に専念しようという方向で夫と決めております(夫の方針で)

復職に関しては夫は復職するならアルバイト感覚で良いので自分の医院にてホワイトニング専門として手伝ってほしいと言われています。私自身も審美に関てして特に興味があった為にいずれはその方向で復職予定です。


精神的に少し病んでいるようでしたが仕事に関してや患者さんに対しましては真摯に向き合ってみっちりと診療をこなしているようでして治療がおろそかになるようなことは無いようです。

精神科に関してはまだカウンセリング等を受けるまで追い詰められているようではないのでそれは最終手段としてと考えています。
食欲に関しても少し戻り、数日前から考えも何か吹っ切れた様子で日々出来ることから頑張るよ!と笑顔で言われました。


暫くは様子を見つつ、夫の話をよく聞いてあげて支えていこうかと思います。
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相談者: マドモアゼルココさん
返信日時:2015-03-13 18:37:59
柴田 幸一郎 先生

お忙しい中のご回答ありがとうございます。


確かに単発のセミナーを数多く受けるのも無駄にはならないと思うのですが長期にわたっての受講もまた違ったビジョンや知識などが見えてくるので、インプラントのセミナーに関しては1年間かけて受講していくようです。

他にも新しい器材を購入するようです。
金銭的な面もあって一度に・・は難しいとは思いますが少しずつ今の自分、そして30年後の将来の自分に投資するつもりで知能技能のスキルアップを目指していくようです。
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相談者: マドモアゼルココさん
返信日時:2015-03-13 18:52:19
水川 悟 先生

お忙しい中のご回答ありがとうごさいます。

私自身、身内が他のスタッフと一緒に働くことは少なからずスタッフのストレスになるだろうと思っており別の医院での復職(産後子供が手を離れたら)を考えていたのですが、夫にホワイトニング専門でいいので手伝ってほしいと言われ、アルバイト感覚でいいからねということでした。

私もそれならばと子育てが落ち着いたら将来的には医院のお手伝いをするつもりです。
事務的なものも姑から受け継ぐ予定になっています。



インプラントのセミナーに関しては80万とは目が飛び出ましたが、そのセミナーではなく別のインプラントセミナーの方が自分とやりたいことが似ているらしく、もう少し金額の低いセミナーを1年間かけて受講するようですので、焦りはまだ若干あるものの前向きになっており、少しずつだが頑張るよ!と言っておりますので、様子を見つつ陰ながら支えていこうかと思います。

夫は大阪出身ですが大学が新潟でして、大学時代の友人は皆北方面にいるのでなかなか相談も出来ない様子で、勤務医時代の同僚などもすべて切れてしまっているようです。
どちらかと言えば他人に相談するというよりは、自分で悩んで溜めこめてしまうタイプでして・・。


先生のアドバイスのように外に発散できたり、同じ立場の先生方と話す機会があればもっと違ったのではと思います。
その相談相手が衛生士である私になっているようでして・・。

ですので、しっかり話を聞いてあげて衛生士としての立場からの意見を述べて少しでも参考になればと思っています。
これから参加していく各セミナーにて先生がおっしゃるような相談相手などが出来ればと期待して送り出します!
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相談者: マドモアゼルココさん
返信日時:2015-03-13 19:04:16
森川 先生

お忙し中のご回答ありがとうございます。

そうですね、悩みのない先生なんていない確かにそうです。
勤務医ならまだしも自営業となるとやはり問題や悩みは尽きないだろうと思います。

私も先生がおっしゃるように私の意見が余計なひと言に成りかねませんので夫に「どう思う?」と求められた時だけ衛生士として意見を述べます。
あとはひたすら夫の話を聞いてあげる立場に徹しています。


特に悩んだ時期に「私に何か手伝えることある?」とか「何もしてあげられなくてごめんね」なんて言ってたんですが夫は「笑顔でそばにいてくれるだけでいい」と。

仕事で疲れた夫を笑顔で迎え話を聞いてあげて、美味しく温かい料理を作って、居心地の良い空間を提供する。
それだけでも違いますものね。
主婦として精一杯今の自分が出来ること、してあげられることをやっていこうと思います。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: マドモアゼルココさん
返信日時:2015-03-13 19:16:25
池原 良治 先生

お忙し中のご回答ありがとうございます。

>いわゆるハングリー精神のない、ビジョンも無い状態で歯医者になりました。

まさしく夫もそうです。
なりたい職業が特になくてある日突然歯医者になるか〜という感じだったようで。

池原先生の実体験を読ませていただいて、「これだ」と思いました。
夫もまさに同じ状態だと思います。
そして今の年齢になって焦りや後悔などがどんどんと溢れでてきており、解決するには一度には無理で・・とパニックではありませんがとにかく焦っているようでした。


しかしながら、今は少し落ち着きまして食欲も少し回復しましたし仕事に関しては依然と変わらず真面目に取り組んでおりますが、よりみっちりと治療に向き合っているようです。
新しい器材も購入し、帰宅してからも少しの時間ですが勉強し、「出来ることから勉強して頑張っていくよ」と申しております。

セミナーも単発ではなく1年ほどかけてインプラントセミナーをじっくり受講していくようです。


先生の奥様と同じで私も夫に「あなたはあなただし、あなたのしたいようにすれば良いと思う。私はあなたの考え、そして決めたことにどこまでもついていくよ」と言いました。

私まで同じように夫と悩んで暗くいては夫婦揃って余裕がなくなりまた癒しの空間である家庭が居心地が悪くなってしまうので、笑顔で送り出し、迎えてあげて、夫の話をしっかり聞いてあげようかと思います。

とても参考になりました。
感謝申し上げます。



タイトル 歯科医師の妻としてどうあるべきか
質問者 マドモアゼルココさん
地域 大阪
年齢 32歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ その他(歯科治療関連)
その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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