歯周病治療、歯周ポケットの掃除とスケーラーについて

相談者: ともかつさん (40歳:女性)
投稿日時:2015-03-06 09:23:30
歯周病治療でポケットの掃除をしています。

全体のパーツを4つに分けて(右上・右下・左上・左下)、麻酔をして超音波スケーラーでお掃除をし、ポケットの検査をしたところ、右上と左下にポケットが4ミリと深い部分が残っていたので、右上と左下は、再度麻酔をかけて超音波スケーラーでをお掃除をするそうです。


初回のお掃除から1か月も経過しないまま、また同じ治療をすることに意味があるのでしょうか?

知覚過敏になる事や、歯茎歯根に傷が付く事を不安に感じています。


また、歯周ポケットのお掃除を超音波スケーラーでするのと、手用スケーラーでするのでは、どちらがいいでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-03-06 09:38:36
最初の掃除で炎症が取れるので、2回めはやりやすい時があります。そのための2回めの掃除ではないでしょうか。


一般的に超音波スケーラーは適切に使えば、根面へのダメージが手用よりも少なくて済むと言われますが、取り残しなどが若干多いような気がします。
僕たちの感覚では手用よりも扱いが難しいです。

担当してくれる方がどちらが得意かで選んでいると思うので、どちらがいいとは言えません。


知覚過敏に関しては、歯種病治療後の知覚過敏は、何もしなくとも適切なプラークコントロールがされていれば、2週間かそこらで消退するというデータがあり、私の患者さんでも同じような印象を受けます。

ですからそう心配はないと思います。


お大事にどうぞ。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ともかつさん
返信日時:2015-03-08 22:36:44
大野先生、どうもありがとうございました。


常温のお茶でもしみるぐらい知覚過敏が辛いのですが、2週間ぐらいで無くなってくるとの事なので、今はきちんと歯磨きをしつつ、しばらく様子をみていこうと思います。

2回目の方がポケットの掃除がやりやすい事や、超音波スケーラーの事を教えて頂き、どうもありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-03-09 08:11:35
ご相談ありがとうございます。

歯科治療には必ずデメリットがつきまといますが、治療後の痛みもその一つと言えます。

単なる歯石取りが目的の場合は、痛みが止まるのを待つか止める治療を又重ねることになります。

もし健康が目標の場合は、治療のくり返しは歯の寿命を縮めますから、初めに用心して痛みがでないような計画を立てます。


>ポケットが4ミリと深い部分が残っていたので、


深い部分が4ミリだったということは、他は全部それより浅かったと仮定すると、歯周病治療の定説では歯石取りをするよりも、ダメージを最少限にする計画のほうが健康上有利と言われる軽い段階にも思えます。

大野先生も説明されていますが、超音波スケーラーはとても強力ですから、繊細な扱いが必要ですし、歯の根に深いダメージを与え易く、また手用スケーラーのように手の感覚で治療成果を確認することが難しい方法とも言えます。


ただスウェーデンの研究ではどちらを使っても治療成果に違いはないと言われています。

大事なことは、診断と計画、そしてそれに合った実施と検証です。
メリットを最大に、デメリットを最少限にする治療がもっとも満足が高くなり得ます。


現状とこれからの見通しについて良く相談しましょう。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ともかつさん
返信日時:2015-03-09 13:25:13
さがら先生、どうもありがとうございます。

以前、歯周病治療をしていたのですが、今は落ち着いてきている状態です。
健康が目的の場合、今後はPMTCを行っていく方がいいのでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-03-12 20:08:39
>健康が目的の場合、今後はPMTCを行っていく方がいいのでしょうか?

PMTCと言うのはあくまでも手技の総称にすぎません。

できれば(保険外になりますが)ともかつ さんの状況に合ったメインテナンスプログラムを立案してもらえる医院さんを受診されるのがよろしいのではないでしょうか?

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回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-03-12 21:23:56
用語のことだけになりますが、歯周治療後に行うのはPMTC(クリーニング)ではなくSPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)ですね。

大切なのは歯科医院での歯石取りではなく、ともかつさんご自身が現状を的確に把握すること、正しいプラークコントロールを身につけられることです。

そのための指導や確認を行うのがSPTです。
(歯石取りも含まれる場合はあります)

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回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2015-03-13 08:28:26
ご返信ありがとうございます。

>健康が目的の場合、今後はPMTCを行っていく方がいいのでしょうか?


もし治療結果の判定が治癒、となっていれば健康維持増進がこれからの予定となります。
もし結果が病状安定であれば、再発予防が重点的な予定となります。

田尾先生の説明通り、言葉はいくつかあり又その解釈もいろいろありやや複雑です。
たとえば日本歯周病学会の定義では、PMTCとPTC、SPTとインテナンスをそれぞれ区別していたりします。

本質的には、歯のみならず心身の健康という一生にわたるゴールを設定して、予防最優先という軸がぶれないように、相談でコンセンサスを確立した後、一緒に計画立案・実行・検証・再計画という段取りのくり返しとなります。




タイトル 歯周病治療、歯周ポケットの掃除とスケーラーについて
質問者 ともかつさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病(歯槽膿漏)治療
歯周病(歯槽膿漏)予防
スケーリング(歯石取り)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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