全身麻酔で下親不知を2本抜歯、下唇と歯茎の麻痺について
相談者:
@舞さん (34歳:女性)
投稿日時:2015-03-17 21:55:51
ずっと同じ歯医者さんに通っていました。
4年程前から両方の下の親不知辺りが腫れたり膿んだりしていましたが、担当医から
「疲れやストレスでもなるから心配ないよ」
と言われていました。
同時期から直属の上司が替わり自分の機嫌次第で怒鳴ったりして部署内で、パワハラ紛いの発言などが始まっていたので疲れやストレスを自覚していました。
自分なりに工夫して歯みがきしたり、色々な歯磨き粉を試したりしましたが症状を繰り返していました。
出先で新しい歯医者さんに何となく受診したら
「すぐに大きい病院へ」
と言われ紹介状をいただきました。
総合病院に受診したら、右は膿疱が神経と血管スレスレまで大きくなっていました。
左は顎の骨が相当溶けていました。
入院、全身麻酔にて手術をしました。
現在、手術日から数えて7日目ですが下唇と下の前歯の歯茎の麻痺が術後から変わりません。
手術翌日に退院の時に担当医にいくつか質問したのですが、お忙しかった様で
「はい終わり終わり、術後は色々あります」
と言われました。
色々あるのは承知しているのですが、「色々」の中にも治るもの治らないものがあるだろうなぁと不安になりました。
こちらのサイトを見ると麻痺が残った経験をされてる方はいるんだと少し安心しました。
でも、時間の経過で引くとは限らない事も知り早めに対処出来る事があり改善するなら試したいです。
まだ口が上手く開かないのと、傷口の痛みで流動食みたいな食事をしてますが下唇の麻痺で食べ物が溢れてしまいます。
仕事復帰までに、せめて食べ物が溢れないまでになりたいです。
次の受診で担当医に相談しますが、不安で仕方なくて投稿しました。
宜しくお願い致します。
4年程前から両方の下の親不知辺りが腫れたり膿んだりしていましたが、担当医から
「疲れやストレスでもなるから心配ないよ」
と言われていました。
同時期から直属の上司が替わり自分の機嫌次第で怒鳴ったりして部署内で、パワハラ紛いの発言などが始まっていたので疲れやストレスを自覚していました。
自分なりに工夫して歯みがきしたり、色々な歯磨き粉を試したりしましたが症状を繰り返していました。
出先で新しい歯医者さんに何となく受診したら
「すぐに大きい病院へ」
と言われ紹介状をいただきました。
総合病院に受診したら、右は膿疱が神経と血管スレスレまで大きくなっていました。
左は顎の骨が相当溶けていました。
入院、全身麻酔にて手術をしました。
現在、手術日から数えて7日目ですが下唇と下の前歯の歯茎の麻痺が術後から変わりません。
手術翌日に退院の時に担当医にいくつか質問したのですが、お忙しかった様で
「はい終わり終わり、術後は色々あります」
と言われました。
色々あるのは承知しているのですが、「色々」の中にも治るもの治らないものがあるだろうなぁと不安になりました。
こちらのサイトを見ると麻痺が残った経験をされてる方はいるんだと少し安心しました。
でも、時間の経過で引くとは限らない事も知り早めに対処出来る事があり改善するなら試したいです。
まだ口が上手く開かないのと、傷口の痛みで流動食みたいな食事をしてますが下唇の麻痺で食べ物が溢れてしまいます。
仕事復帰までに、せめて食べ物が溢れないまでになりたいです。
次の受診で担当医に相談しますが、不安で仕方なくて投稿しました。
宜しくお願い致します。
回答1
アンドウ歯科クリニック(世田谷区世田谷)の安藤です。
回答日時:2015-03-17 22:52:57
@舞さん、こんばんは。
親知らずの抜歯後、神経の痺れが生じた患者さんのデータを集めた研究では、8週間で20−30%の方が痺れが改善・消失をし、9か月後には90%の方が痺れが消失したというデータがあります。
基本的には自然と知覚の麻痺が薄れていく場合が多いです。
日本では、ビタミン薬の処方があったり、星状神経節ブロックという注射が行われていたりしますが、実はこれらの治療法がどれだけ神経麻痺の回復に効果があるかは疑問が残っています。
実際、これら治療法が頻繁に行われているのは日本だけで、海外に目を向けるとあまりこれらの治療法が採用されている国はありません。
どちらかというと、副腎皮質ホルモン製剤(ステロイド)の薬を内服していただく事が海外では多く、こちらの方が効果としては信頼性があるのですが、逆にこれは日本ではあまり行われていません…
何もしなくても、9か月後には9割の方が回復しているというデータがあるので、基本的にはあまり心配をせずに、日常生活を無理なく生活するのが一番良いのではないかと思います。
食事に関しては、なるべく柔らかい物を、大きく頬張らず、少しずつ、ゆっくりと食べていただくのが良いと思います。
少しずつ、状態が快方に向かっていくと良いですね。
お大事になさってください。
親知らずの抜歯後、神経の痺れが生じた患者さんのデータを集めた研究では、8週間で20−30%の方が痺れが改善・消失をし、9か月後には90%の方が痺れが消失したというデータがあります。
基本的には自然と知覚の麻痺が薄れていく場合が多いです。
日本では、ビタミン薬の処方があったり、星状神経節ブロックという注射が行われていたりしますが、実はこれらの治療法がどれだけ神経麻痺の回復に効果があるかは疑問が残っています。
実際、これら治療法が頻繁に行われているのは日本だけで、海外に目を向けるとあまりこれらの治療法が採用されている国はありません。
どちらかというと、副腎皮質ホルモン製剤(ステロイド)の薬を内服していただく事が海外では多く、こちらの方が効果としては信頼性があるのですが、逆にこれは日本ではあまり行われていません…
何もしなくても、9か月後には9割の方が回復しているというデータがあるので、基本的にはあまり心配をせずに、日常生活を無理なく生活するのが一番良いのではないかと思います。
食事に関しては、なるべく柔らかい物を、大きく頬張らず、少しずつ、ゆっくりと食べていただくのが良いと思います。
少しずつ、状態が快方に向かっていくと良いですね。
お大事になさってください。
タイトル | 全身麻酔で下親不知を2本抜歯、下唇と歯茎の麻痺について |
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質問者 | @舞さん |
地域 | 神奈川 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | その他 |
カテゴリ |
抜歯後の痛み・異常・トラブル 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 親知らず抜歯後の麻痺・しびれ 全身麻酔による親不知の抜歯 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。