上顎前突の歯列矯正で口を閉じられるようになるのでしょうか？

相談者：えりじょさん (21歳：女性)

投稿日時：2015-04-03 12:31:56

上の前歯1番の歪みと上顎前突の矯正を考えています。

1番の歪みより、長年の口呼吸により歯が歯茎ごと前に出て顎が引っ込んでいるので、意識をしていないと口を閉じられないことの方が悩みです。
口を閉じると顎に梅干しができます。

歯列矯正では、歯並びだけではなく歯茎も引っ込めることはできるのでしょうか？

そして、矯正後は、梅干しが無くなって口を閉じられるようになりますか？

回答1

歯科医師の松山です。

回答日時：2015-04-03 19:01:18

上顎前突とはいえ、自身が書いている口呼吸と顎が引っ込んでいるということから、真の上顎前突ではなく上顎に対して下顎が後退していると、とらえて方がわかりやすいでしょう。

矯正に当たって下顎の位置を変えないという考えですと、小臼歯抜歯になる可能性が高くなり、下顎の前方移動を許して歯列弓の拡大、咬合平面の平坦化、臼歯部咬合高径の増加により達成しようとする方法の方がが私的には望ましいと考えています。

梅干しの皺は単なる癖の場合もありますし、咬みあわせのために口唇が閉じにくいということから自然にできてしまうことがあり、その両方が原因かもしれません。
前歯の重なりと前後関係の改善がどの程度達成できるか、癖があればどの程度改善できるかによって梅干し（の皺）は変わってくると思います。

矯正治療をしようと考えているならば、くれぐれも慎重に進めてください。
いろいろ意見を聞いてみるのが良いと思います。

実態が判らないためと、ネット上の問題もあり、コメントに限界がありますが、一番大事なことを書いたつもりです。

タイトル	上顎前突の歯列矯正で口を閉じられるようになるのでしょうか？
質問者	えりじょさん
地域	非公開
年齢	21歳
性別	女性
職業	非公開
カテゴリ	歯列矯正の治療法上顎前突(出っ歯)
回答者	松山　哲朗先生

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