上顎の骨が無いためにサイナスリフトの説明を受けた
相談者:
サクラサクラさん (40歳:男性)
投稿日時:2015-04-04 23:20:17
インプラントをするのに、上顎の骨がないので、サイナスリフトについて説明を受けました。
説明を聞いているときは、必死で質問を思いつかなかったのですが、、、、、
後になってまだまだ分からないことが出てきました。
・感染症、合併症の原因はどんなものでしょうか?
花粉症などの鼻にくるアレルギー、風邪、逆流性食道炎なども原因になりますか?
・感染症、合併症は、人工骨を入れた直後の方が、可能性が高いのでしょうか?
時間の経過とともに可能性が高まるのでしょうか??
・白内障の手術を受けた知人は手術後、下を見ることや髪を洗うことを1週間禁止されました。
上顎洞底拳上術の場合、術後、動作や運動の制約はありますか?
・時間が経っても人工骨が自分の骨にならず、インプラントが入れられる状態にならなかった、という例はあるのでしょうか?
説明を聞いているときは、必死で質問を思いつかなかったのですが、、、、、
後になってまだまだ分からないことが出てきました。
・感染症、合併症の原因はどんなものでしょうか?
花粉症などの鼻にくるアレルギー、風邪、逆流性食道炎なども原因になりますか?
・感染症、合併症は、人工骨を入れた直後の方が、可能性が高いのでしょうか?
時間の経過とともに可能性が高まるのでしょうか??
・白内障の手術を受けた知人は手術後、下を見ることや髪を洗うことを1週間禁止されました。
上顎洞底拳上術の場合、術後、動作や運動の制約はありますか?
・時間が経っても人工骨が自分の骨にならず、インプラントが入れられる状態にならなかった、という例はあるのでしょうか?
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2015-04-05 08:00:23
サクラサクラ さん、おはようございます。
>後になってまだまだ分からないことが出てきました。
一般的なことしか回答できないインターネット上の歯科相談掲示板ではなく、サクラサクラ さんの状態を知る担当医に、疑問に思うことや不安に感じることは、何でも直接お尋ねになってみませんか。
より的確な回答が得られると思います。
>後になってまだまだ分からないことが出てきました。
一般的なことしか回答できないインターネット上の歯科相談掲示板ではなく、サクラサクラ さんの状態を知る担当医に、疑問に思うことや不安に感じることは、何でも直接お尋ねになってみませんか。
より的確な回答が得られると思います。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2015-04-05 11:08:25
ご相談ありがとうございます。
>・感染症、合併症の原因はどんなものでしょうか?
治療開始時点の健康状態、お口の衛生状態、歯周病、患者さん側の術後の不衛生、医院側の手術の衛生管理、治療技術による汚染、鼻などの隣接部分からの感染などです。
>花粉症などの鼻にくるアレルギー、風邪、逆流性食道炎なども原因になりますか?
身体の健康状態も影響することはあります。
小林先生の説明通り、ご担当の先生による検査結果について説明を受ければすっきりするはずです。
>・感染症、合併症は、人工骨を入れた直後の方が、可能性が高いのでしょうか?
そう言えます。
>時間の経過とともに可能性が高まるのでしょうか??
だんだん成功の可能性が高まります。
>・白内障の手術を受けた知人は手術後、下を見ることや髪を洗うことを1週間禁止されました。上顎洞底拳上術の場合、術後、動作や運動の制約はありますか?
術後の注意は大事です。
よく説明を聞いておきましょう。
>・時間が経っても人工骨が自分の骨にならず、インプラントが入れられる状態にならなかった、という例はあるのでしょうか?
あり得ます。
とくに日本人は白人系よりもなりにくいからです。
>・感染症、合併症の原因はどんなものでしょうか?
治療開始時点の健康状態、お口の衛生状態、歯周病、患者さん側の術後の不衛生、医院側の手術の衛生管理、治療技術による汚染、鼻などの隣接部分からの感染などです。
>花粉症などの鼻にくるアレルギー、風邪、逆流性食道炎なども原因になりますか?
身体の健康状態も影響することはあります。
小林先生の説明通り、ご担当の先生による検査結果について説明を受ければすっきりするはずです。
>・感染症、合併症は、人工骨を入れた直後の方が、可能性が高いのでしょうか?
そう言えます。
>時間の経過とともに可能性が高まるのでしょうか??
だんだん成功の可能性が高まります。
>・白内障の手術を受けた知人は手術後、下を見ることや髪を洗うことを1週間禁止されました。上顎洞底拳上術の場合、術後、動作や運動の制約はありますか?
術後の注意は大事です。
よく説明を聞いておきましょう。
>・時間が経っても人工骨が自分の骨にならず、インプラントが入れられる状態にならなかった、という例はあるのでしょうか?
あり得ます。
とくに日本人は白人系よりもなりにくいからです。
回答3
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2015-04-06 18:47:25
>・感染症、合併症の原因はどんなものでしょうか?
>花粉症などの鼻にくるアレルギー、風邪、逆流性食道炎なども原因になりますか?
使う材料とかによると思います。
信頼の置ける滅菌されている骨充填剤を使っていただけるなら、拙そう言う危険性はないんじゃないかな、とは思います。
>・感染症、合併症は、人工骨を入れた直後の方が、可能性が高いのでしょうか?
>時間の経過とともに可能性が高まるのでしょうか??
手術直後から、4週間程度は炎症が納まらない可能性があるので、その期間は用心された方が良いと思います。
くしゃみしたり、鼻かんだり、せき込んだりされないよう注意されると思います。
>・白内障の手術を受けた知人は手術後、下を見ることや髪を洗うことを1週間禁止されました。
>上顎洞底拳上術の場合、術後、動作や運動の制約はありますか?
骨造りしているので、安静にしていることが必須だと思います。
骨折の治療と同じで、動かしてしまうとくっ付き難いですから。
走ったり、激しい運動したりしないようにお願いされると思います。
>・時間が経っても人工骨が自分の骨にならず、インプラントが入れられる状態にならなかった、という例はあるのでしょうか?
感染しないで、キチンと治れば、サイナスリフトで骨が出来る可能性はかなり高いです。
現在、何も入れないでシュナイダー膜と言うサイナスの内側の膜を剥がして置くだけで骨が出来る、と言う説も出始めている位ですから。
動かしたり、傷口が開いたりして感染したりすると、骨が固まらず厳しい状況になる危険性が高くなる、と思っていて下さい。
以上、参考になれば幸いです。
>花粉症などの鼻にくるアレルギー、風邪、逆流性食道炎なども原因になりますか?
使う材料とかによると思います。
信頼の置ける滅菌されている骨充填剤を使っていただけるなら、拙そう言う危険性はないんじゃないかな、とは思います。
>・感染症、合併症は、人工骨を入れた直後の方が、可能性が高いのでしょうか?
>時間の経過とともに可能性が高まるのでしょうか??
手術直後から、4週間程度は炎症が納まらない可能性があるので、その期間は用心された方が良いと思います。
くしゃみしたり、鼻かんだり、せき込んだりされないよう注意されると思います。
>・白内障の手術を受けた知人は手術後、下を見ることや髪を洗うことを1週間禁止されました。
>上顎洞底拳上術の場合、術後、動作や運動の制約はありますか?
骨造りしているので、安静にしていることが必須だと思います。
骨折の治療と同じで、動かしてしまうとくっ付き難いですから。
走ったり、激しい運動したりしないようにお願いされると思います。
>・時間が経っても人工骨が自分の骨にならず、インプラントが入れられる状態にならなかった、という例はあるのでしょうか?
感染しないで、キチンと治れば、サイナスリフトで骨が出来る可能性はかなり高いです。
現在、何も入れないでシュナイダー膜と言うサイナスの内側の膜を剥がして置くだけで骨が出来る、と言う説も出始めている位ですから。
動かしたり、傷口が開いたりして感染したりすると、骨が固まらず厳しい状況になる危険性が高くなる、と思っていて下さい。
以上、参考になれば幸いです。
回答4
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2015-04-07 15:37:58
他の項目は、既に詳しく挙がっているので
>・時間が経っても人工骨が自分の骨にならず、インプラントが入れられる状態にならなかった、という例はあるのでしょうか?
についてのみ、補足いたします。
サイナスリフトという治療法は、上顎洞の中の上顎洞底粘膜を持ち上げて、そこに骨に代わる補填材を入れます。
ようするに、布団の中に綿を追加するような行為です。
その補填材がある場所が、本物の骨に置き換わることができれば頑丈な骨ができるのですが、残念なことに、その場所は生理学的に考えるとそもそも骨が存在しなかった部位。
DNAの設計図にも骨が存在することが記載されていない部位ですので、再生と言うよりは、骨を新生 するという行為になります。
非常に難しいわけです。
実際、骨ができていないケースのほうが多いと思います。
それでも、インプラントを植えるケースはあると思います。
それはすなわち
”臨床的にはOK”という理由からです。
新生しようとした骨がジャリジャリした状態で骨になりきっていなかったとしても、インプラントを支えるに足る状態であればうまくいきますし、 それが無理なら、脱落します。
そこで、なんとか、そのジャリジャリした状態の補填材の部位を本物の骨にしようと画策した結果、現在ではBMP-2というサイトカイン、昔で言うところの骨成長ホルモンまでつかってでも骨を作ろうとする場合があります。
この場合には、完璧にカチンコチンの骨ができるのですが、今度は、ホルモンを使う治療に対する懸念があります。
どっちを取るかは、難しい選択です。
>・時間が経っても人工骨が自分の骨にならず、インプラントが入れられる状態にならなかった、という例はあるのでしょうか?
についてのみ、補足いたします。
サイナスリフトという治療法は、上顎洞の中の上顎洞底粘膜を持ち上げて、そこに骨に代わる補填材を入れます。
ようするに、布団の中に綿を追加するような行為です。
その補填材がある場所が、本物の骨に置き換わることができれば頑丈な骨ができるのですが、残念なことに、その場所は生理学的に考えるとそもそも骨が存在しなかった部位。
DNAの設計図にも骨が存在することが記載されていない部位ですので、再生と言うよりは、骨を新生 するという行為になります。
非常に難しいわけです。
実際、骨ができていないケースのほうが多いと思います。
それでも、インプラントを植えるケースはあると思います。
それはすなわち
”臨床的にはOK”という理由からです。
新生しようとした骨がジャリジャリした状態で骨になりきっていなかったとしても、インプラントを支えるに足る状態であればうまくいきますし、 それが無理なら、脱落します。
そこで、なんとか、そのジャリジャリした状態の補填材の部位を本物の骨にしようと画策した結果、現在ではBMP-2というサイトカイン、昔で言うところの骨成長ホルモンまでつかってでも骨を作ろうとする場合があります。
この場合には、完璧にカチンコチンの骨ができるのですが、今度は、ホルモンを使う治療に対する懸念があります。
どっちを取るかは、難しい選択です。
相談者からの返信
相談者:
サクラサクラさん
返信日時:2015-04-08 23:34:03
小林先生、さがら先生、松元先生、タカタ先生
ありがとうございました。
その場で質問するのが一番良いと思うものの、聞いている時は質問を思いつきませんでした。
予約制のため、また質問するにも予約が必要なので掲示板を頼った
次第です。
施術後は気圧の変化を避けるために数か月は飛行機を避ける方が良いというお話はありました。
>感染しないで、キチンと治れば、サイナスリフトで骨が出来る可能性はかなり高いです。
>現在、何も入れないでシュナイー膜と言うサイナスの内側の膜を剥がして置くだけで骨が出来る、と言う説も出始めている位ですから。
>動かしたり、傷口が開いたりして感染したりすると、骨が固まらず厳しい状況になる危険性が高くなる、と思っていて下さい。
>”臨床的にはOK”という理由からです。
新しい研究はどんどん出てくるようですね。
ご説明を拝読するにインプラントが入れられるかどうかは、かけのような気もしますが、感染症が無く、術後安静にしていれば骨が形成されなくてもインプラントを入れられる状態になる、ということでしょうか・・。
素人には難しい判断に思われますが、ご説明を元に今後を検討させて頂きます。
ありがとうございました。
その場で質問するのが一番良いと思うものの、聞いている時は質問を思いつきませんでした。
予約制のため、また質問するにも予約が必要なので掲示板を頼った
次第です。
施術後は気圧の変化を避けるために数か月は飛行機を避ける方が良いというお話はありました。
>感染しないで、キチンと治れば、サイナスリフトで骨が出来る可能性はかなり高いです。
>現在、何も入れないでシュナイー膜と言うサイナスの内側の膜を剥がして置くだけで骨が出来る、と言う説も出始めている位ですから。
>動かしたり、傷口が開いたりして感染したりすると、骨が固まらず厳しい状況になる危険性が高くなる、と思っていて下さい。
>”臨床的にはOK”という理由からです。
新しい研究はどんどん出てくるようですね。
ご説明を拝読するにインプラントが入れられるかどうかは、かけのような気もしますが、感染症が無く、術後安静にしていれば骨が形成されなくてもインプラントを入れられる状態になる、ということでしょうか・・。
素人には難しい判断に思われますが、ご説明を元に今後を検討させて頂きます。
タイトル | 上顎の骨が無いためにサイナスリフトの説明を受けた |
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質問者 | サクラサクラさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | インプラント治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。