[写真あり] インビザラインなら抜歯せずに出っ歯が治りますか？
相談者：
SWKさん (27歳：女性)
投稿日時：2015-04-11 22:30:54
回答1
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時：2015-04-11 23:50:31
相談文からは、いろいろと混乱されている雰囲気を感じます。
智歯抜歯を前提とした、歯列遠心移動による小臼歯非抜歯の治療を希望されているように推測されます。
歯の側面を削るような処置を併用される可能性もありますが、歯の側面をけずるだけでは、口元の突出感を改善することは、切削量が大きくなりすぎるため、現実的ではありません。
そのような治療選択肢を希望されるにしても、現在の相談者さんには、どのような問題点が存在して、現在の問題点（状態）を踏まえ、主治医、患者の両者が、満足するような治療のゴールがどのような状態であるのかをはっきりさせる前に、治療方法や治療器具について調べても無意味だと思います。
インビザラインというのは、あくまでも矯正治療に使用する機材の商品名であって、それを使用すれば、いつでも患者さんが満足するような治療結果を得られるというような魔法のような商品ではありません。
なお、過去の論文やケースレポートから判断すれば、大幅な歯列遠心移動を達成することが治療ゴールの達成に必要な場合の治療メカニクスの第一選択肢は、プレート型アンカー（商品名ではSMAPやi-stationなど）を利用したワイヤー矯正です。
スクリュー型アンカーを利用したワイヤー矯正やインビザラインなどのマウスピース矯正でも大幅な遠心移動を前提に、治療後に良好な歯並び・かみ合わせを達成できる場合もありますが、プレート型アンカーを利用したワイヤー矯正に比較すれば、適応症は限られます。
また、遠心移動を試みようとしても、最後方歯の後方スペースが狭い場合には、どのような治療テクニックを使用しても、遠心移動が難しい場合もあり、小臼歯抜歯が適切であると診断される場合もあります。
ネット相談ではなく、矯正歯科医院で精密検査を受けられ、現在のご自身の問題点（状態）と、理想的な治療ゴールがどこに設定されるべきなのかを受診先の矯正歯科医に質問して、その上で、どのような治療方法が妥当であるかを矯正担当医と充分に相談されることをお勧めします。
智歯抜歯を前提とした、歯列遠心移動による小臼歯非抜歯の治療を希望されているように推測されます。
歯の側面を削るような処置を併用される可能性もありますが、歯の側面をけずるだけでは、口元の突出感を改善することは、切削量が大きくなりすぎるため、現実的ではありません。
そのような治療選択肢を希望されるにしても、現在の相談者さんには、どのような問題点が存在して、現在の問題点（状態）を踏まえ、主治医、患者の両者が、満足するような治療のゴールがどのような状態であるのかをはっきりさせる前に、治療方法や治療器具について調べても無意味だと思います。
インビザラインというのは、あくまでも矯正治療に使用する機材の商品名であって、それを使用すれば、いつでも患者さんが満足するような治療結果を得られるというような魔法のような商品ではありません。
なお、過去の論文やケースレポートから判断すれば、大幅な歯列遠心移動を達成することが治療ゴールの達成に必要な場合の治療メカニクスの第一選択肢は、プレート型アンカー（商品名ではSMAPやi-stationなど）を利用したワイヤー矯正です。
スクリュー型アンカーを利用したワイヤー矯正やインビザラインなどのマウスピース矯正でも大幅な遠心移動を前提に、治療後に良好な歯並び・かみ合わせを達成できる場合もありますが、プレート型アンカーを利用したワイヤー矯正に比較すれば、適応症は限られます。
また、遠心移動を試みようとしても、最後方歯の後方スペースが狭い場合には、どのような治療テクニックを使用しても、遠心移動が難しい場合もあり、小臼歯抜歯が適切であると診断される場合もあります。
ネット相談ではなく、矯正歯科医院で精密検査を受けられ、現在のご自身の問題点（状態）と、理想的な治療ゴールがどこに設定されるべきなのかを受診先の矯正歯科医に質問して、その上で、どのような治療方法が妥当であるかを矯正担当医と充分に相談されることをお勧めします。
| タイトル | [写真あり] インビザラインなら抜歯せずに出っ歯が治りますか？ |
|---|---|
| 質問者 | SWKさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 27歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
その他(写真あり) 上顎前突(出っ歯) マウスピース矯正 |
| 回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
