動揺はなくても5〜6ミリのポケットが改善されなければ要フラップオペ?
相談者:
山岡さん (35歳:男性)
投稿日時:2015-04-12 14:25:22
はじめて登録して、はじめて質問させていただきます。
現在、歯周病の治療を3ヶ月ほど続けています。
(上下を4ヶ所に分けて、歯肉上・歯肉下の計8回です。)
自宅でも、歯間ブラシ・フロス・タフト・歯ブラシと使い、就寝前は20分近く丁寧にメンテナンスしてきました。
しかし、3ヶ月の間に狭くなったポケットもあればあまり改善されなかったポケットも残りました。
5-6mmのポケットがあり、動揺は無いのですが、フラップオペを5月位にするとのことです(保険適用)。
私のように動揺はなくても、5-6mmのポケットが改善されなければフラップするのが当たり前なのでしょうか?
また前述の私の状態ではフラップしか方法はないと言うことでしょうか?
(レーザーやその他)
歯にまだ動揺がないので、現在はフラップを受けたくないのです。
(術後の癒着や歯茎が下がることなどを考えると。)
現在、歯周病の治療を3ヶ月ほど続けています。
(上下を4ヶ所に分けて、歯肉上・歯肉下の計8回です。)
自宅でも、歯間ブラシ・フロス・タフト・歯ブラシと使い、就寝前は20分近く丁寧にメンテナンスしてきました。
しかし、3ヶ月の間に狭くなったポケットもあればあまり改善されなかったポケットも残りました。
5-6mmのポケットがあり、動揺は無いのですが、フラップオペを5月位にするとのことです(保険適用)。
私のように動揺はなくても、5-6mmのポケットが改善されなければフラップするのが当たり前なのでしょうか?
また前述の私の状態ではフラップしか方法はないと言うことでしょうか?
(レーザーやその他)
歯にまだ動揺がないので、現在はフラップを受けたくないのです。
(術後の癒着や歯茎が下がることなどを考えると。)
回答1
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2015-04-13 00:53:35
こんにちは。
5-6mmのポケットがある場合、フラップオペをすることはよくあることです。
しかし、フラップオペをする以外に方法がないというわけではありません。
フラップオペはせずにメンテナンスを継続するという手もあります。
5-6mmのポケットがある場合、フラップオペをすることはよくあることです。
しかし、フラップオペをする以外に方法がないというわけではありません。
フラップオペはせずにメンテナンスを継続するという手もあります。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2015-04-13 08:30:07
ご相談ありがとうございます。
>私のように動揺はなくても、5-6mmのポケットが改善されなければフラップするのが当たり前なのでしょうか?
動揺がなくても病気が存在していて困ることがあるならば治療が必要です。
困らなければ今しなくても構いません。
その場合はリスクの説明を受けましょう。
なお、歯周病学的にはそのポケットであればフラップをしても良いと思います。
ポケットだけが必要充分条件ではありませんからよく相談しましょう。
>また前述の私の状態ではフラップしか方法はないと言うことでしょうか?(レーザーやその他)
いいえ、選択肢はフラップしない方法も選べます。
ポケット深くをきれいに維持する方法です。
適切であれば5年後には大きな違いがないと言われています。
>歯にまだ動揺がないので、現在はフラップを受けたくないのです。
歯周病とは自覚症状がない慢性疾患です。
誰でも手術など受けたくない気持ちは当然です。
糖尿病や高血圧と同じで、将来の重篤な症状を起こさない予防的な治療という意味でもあります。
よく相談しましょう。
>(術後の癒着や歯茎が下がることなどを考えると。)
それだけポケットがあれば、どの方法をとったとしても下がることはあり得ます。
逆に適切でない選択の結果、一見下がらないですむという見た目は、満足できるでしょうが、病気が治らなければ将来ドサッと下がることになります。
癒着はどんな処置でも大なり小なり起こると思えば良いし、起きても病気が治れば良かったと思えるかどうかです。
癒着を恐れて歯を失って後悔しないかどうかも相談しましょう。
>私のように動揺はなくても、5-6mmのポケットが改善されなければフラップするのが当たり前なのでしょうか?
動揺がなくても病気が存在していて困ることがあるならば治療が必要です。
困らなければ今しなくても構いません。
その場合はリスクの説明を受けましょう。
なお、歯周病学的にはそのポケットであればフラップをしても良いと思います。
ポケットだけが必要充分条件ではありませんからよく相談しましょう。
>また前述の私の状態ではフラップしか方法はないと言うことでしょうか?(レーザーやその他)
いいえ、選択肢はフラップしない方法も選べます。
ポケット深くをきれいに維持する方法です。
適切であれば5年後には大きな違いがないと言われています。
>歯にまだ動揺がないので、現在はフラップを受けたくないのです。
歯周病とは自覚症状がない慢性疾患です。
誰でも手術など受けたくない気持ちは当然です。
糖尿病や高血圧と同じで、将来の重篤な症状を起こさない予防的な治療という意味でもあります。
よく相談しましょう。
>(術後の癒着や歯茎が下がることなどを考えると。)
それだけポケットがあれば、どの方法をとったとしても下がることはあり得ます。
逆に適切でない選択の結果、一見下がらないですむという見た目は、満足できるでしょうが、病気が治らなければ将来ドサッと下がることになります。
癒着はどんな処置でも大なり小なり起こると思えば良いし、起きても病気が治れば良かったと思えるかどうかです。
癒着を恐れて歯を失って後悔しないかどうかも相談しましょう。
回答3
大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。
回答日時:2015-04-13 16:23:25
山岡さん、こんにちは。
ご相談の件ですが、ポケットの検査結果だけで手術の適否は決められません。
3か月の間に歯の根の外面の清掃(いわゆる歯石取り)を行ってきたと思いますが、通常の方法で清掃しきれない歯根の表面がある場合、そしてそれが手術以外では清掃できないと判断され、かつプラークコントロールができる患者さんにのみ、フラップ手術を行います。
あくまで原則ですが、5−6ミリのポケットでも、手術をする場合はあります。
しかし治療をうけるのは山岡さんですから、どうしても乗り気でない場合はもう一度担当医に相談してみてはいかがでしょう。
他の回答者のドクター達が書いている通りに、ひょっとして手術なしに状態を維持することを試してみるという、選択肢もあると思います。
お大事にどうぞ。
ご相談の件ですが、ポケットの検査結果だけで手術の適否は決められません。
3か月の間に歯の根の外面の清掃(いわゆる歯石取り)を行ってきたと思いますが、通常の方法で清掃しきれない歯根の表面がある場合、そしてそれが手術以外では清掃できないと判断され、かつプラークコントロールができる患者さんにのみ、フラップ手術を行います。
あくまで原則ですが、5−6ミリのポケットでも、手術をする場合はあります。
しかし治療をうけるのは山岡さんですから、どうしても乗り気でない場合はもう一度担当医に相談してみてはいかがでしょう。
他の回答者のドクター達が書いている通りに、ひょっとして手術なしに状態を維持することを試してみるという、選択肢もあると思います。
お大事にどうぞ。
タイトル | 動揺はなくても5〜6ミリのポケットが改善されなければ要フラップオペ? |
---|---|
質問者 | 山岡さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病(歯槽膿漏)治療 歯周外科治療(フラップ手術) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。