3週間前咬合調整で全ての歯が削られ、噛み合わせ及び顎に不調
相談者:
GGAさん (36歳:女性)
投稿日時:2015-04-16 04:52:28
こんにちは。
初めて相談させていただきます。
3週間前に、歯科医で咬合調整として「右上8番の親不知に早期接触があるため削ってはどうか」とのアドバイスを受け依頼したところ、なぜか親不知とともに他の全ての歯(健康な歯)を削られてしまいました。
削られた箇所は、全ての歯の
@表面(前歯であれば前後の表面)
A先端部分
B歯冠の円周
C溝
です。
→全ての歯が少しずつ小さくなりました。
その結果
・噛みにくい、硬いものが食べられなくなった
・全ての歯が研磨されたようにつるつるになった為、噛むときに歯がすべる
・噛み合わせが変わったことにより下顎が後部にずらされてしまい顎 の痛みもでてきてしまった
・普段顎が楽でいられる位置に歯を噛み合わせると咀嚼ができず、咀 嚼時に顎を後ろにずらしている
・全ての歯の象牙質が透けてみえるようになった
・歯の溝や歯茎がしみることがある
・削られて尖った部分もあり、舌が接触した部分が炎症を起こしている
歯の強度がもろくなり、咬み合せも悪くなり、削られたままむきだしになっており、顎にも影響がでている・・・
と問題が多すぎ、今後の歯・顎の予後が心配です。
まずはしっかりと噛めて食事ができることを優先して治療していきたいのと、今後悪化しないよう予防的な治療をしたいと考えています。
噛み合わせを考慮しながら削られた部分を補綴する、矯正する等も検討しようと考えておりますが、それだけでは難しいのだろうとは感じています。
とにかく上記のように問題点が多いのですが、どのような歯科に相談すれば良いでしょうか。
又、治療において何を優先すべきでしょうか。
アドバイスをよろしくお願いいたします。
初めて相談させていただきます。
3週間前に、歯科医で咬合調整として「右上8番の親不知に早期接触があるため削ってはどうか」とのアドバイスを受け依頼したところ、なぜか親不知とともに他の全ての歯(健康な歯)を削られてしまいました。
削られた箇所は、全ての歯の
@表面(前歯であれば前後の表面)
A先端部分
B歯冠の円周
C溝
です。
→全ての歯が少しずつ小さくなりました。
その結果
・噛みにくい、硬いものが食べられなくなった
・全ての歯が研磨されたようにつるつるになった為、噛むときに歯がすべる
・噛み合わせが変わったことにより下顎が後部にずらされてしまい顎 の痛みもでてきてしまった
・普段顎が楽でいられる位置に歯を噛み合わせると咀嚼ができず、咀 嚼時に顎を後ろにずらしている
・全ての歯の象牙質が透けてみえるようになった
・歯の溝や歯茎がしみることがある
・削られて尖った部分もあり、舌が接触した部分が炎症を起こしている
歯の強度がもろくなり、咬み合せも悪くなり、削られたままむきだしになっており、顎にも影響がでている・・・
と問題が多すぎ、今後の歯・顎の予後が心配です。
まずはしっかりと噛めて食事ができることを優先して治療していきたいのと、今後悪化しないよう予防的な治療をしたいと考えています。
噛み合わせを考慮しながら削られた部分を補綴する、矯正する等も検討しようと考えておりますが、それだけでは難しいのだろうとは感じています。
とにかく上記のように問題点が多いのですが、どのような歯科に相談すれば良いでしょうか。
又、治療において何を優先すべきでしょうか。
アドバイスをよろしくお願いいたします。
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2015-04-16 07:59:16
ご相談ありがとうございます。
とてもお困りのことと思います。
お気づきの通り極めて難しい状態になっているのではないかとう想像できます。
診断については、
>右上8番の親不知に早期接触があるため削ってはどうか」
という結論は充分あり得ることです。
しかし、
>他の全ての歯(健康な歯)を削られてしまいました。
この行為に対しては、診断と全く異なる行為で、整合性がありません。
したがって、健康な状態を変えてしまった理由が分かりませんが、その回復はかなり大変です。
>とにかく上記のように問題点が多いのですが、どのような歯科に相談すれば良いでしょうか。
複雑で長期的な治療となりそうですから、これ以上悪化を防ぐため
>又、治療において何を優先すべきでしょうか。
まずこれ以上悪化を予防することです。
少なくとも、今回のように理由もなく何かをしてみる、ということは避けて、診断と目標をしっかり確認してから、最小限のデメリットで最大のメリットが得られる方法を検討する時間が必要と思われます。
最小限とは、今まで削ったというマイナスの行為をできるだけ抑えることであり、かつ、マイナスになった部分にはプラスになる行為を歯に加えるという考えです。
とてもお困りのことと思います。
お気づきの通り極めて難しい状態になっているのではないかとう想像できます。
診断については、
>右上8番の親不知に早期接触があるため削ってはどうか」
という結論は充分あり得ることです。
しかし、
>他の全ての歯(健康な歯)を削られてしまいました。
この行為に対しては、診断と全く異なる行為で、整合性がありません。
したがって、健康な状態を変えてしまった理由が分かりませんが、その回復はかなり大変です。
>とにかく上記のように問題点が多いのですが、どのような歯科に相談すれば良いでしょうか。
複雑で長期的な治療となりそうですから、これ以上悪化を防ぐため
>又、治療において何を優先すべきでしょうか。
まずこれ以上悪化を予防することです。
少なくとも、今回のように理由もなく何かをしてみる、ということは避けて、診断と目標をしっかり確認してから、最小限のデメリットで最大のメリットが得られる方法を検討する時間が必要と思われます。
最小限とは、今まで削ったというマイナスの行為をできるだけ抑えることであり、かつ、マイナスになった部分にはプラスになる行為を歯に加えるという考えです。
相談者からの返信
相談者:
GGAさん
返信日時:2015-04-16 11:22:07
ご回答をありがとうございます。
さがら先生のおっしゃるとおり
>複雑で長期的な治療となりそうですから、これ以上悪化を防ぐため
>最小限のデメリットで最大のメリットが得られる方法を検討する時間が必要と思われます。
私もそのようにできたらと考えております。
まずは現段階で、具体的にどのような治療提案が予測されますでしょうか。複数あっても構いません。
(もちろん、診断と目標を確認したうえであることは承知しています。)
治療していく過程においても、健康状態を維持していく必要があるため、私としてはきちんと食べられることを目標にしたいと考えております。
今後、削られたことにより歯の摩耗がしやすくなっており、摩耗によって食事がやわらかいものでも不可能になれば、内蔵をはじめ
全身に悪影響を及ぼすのではないかと心配しております。
その時は、多数の歯につめもの・かぶせものをすることや抜歯して入れ歯等も覚悟しています。
ただ、多数のかぶせものや入れ歯ではどの程度噛めるようになるのでしょうか。
また、もとの歯に再現することが複雑であるため、抜歯して入れ歯にして新たな噛み合わせを構築するほうが「食べられる」かを考えたときに、容易なのでしょうか。
また、人為的に削られた部分は、歯科医が目視や触診やレントゲンをみれば明確になるのでしょうか。
とにかく食べられないことには生きていけない為、生きていく為に必要であれば大胆な治療も覚悟しています。
>複雑で長期的な治療となりそうですから、
このことから、このような相談をするにあたり、自費診療の歯科のほうが良いのでしょうか。
日に日に歯の噛み合わせも悪化しているのを実感しており、食べられるものも減ってきていて、正直なところ今後生命の危険すら感じていて切迫している状況です。
今必要なこと、今後考えなければならない事、を踏まえご意見いただけたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
さがら先生のおっしゃるとおり
>複雑で長期的な治療となりそうですから、これ以上悪化を防ぐため
>最小限のデメリットで最大のメリットが得られる方法を検討する時間が必要と思われます。
私もそのようにできたらと考えております。
まずは現段階で、具体的にどのような治療提案が予測されますでしょうか。複数あっても構いません。
(もちろん、診断と目標を確認したうえであることは承知しています。)
治療していく過程においても、健康状態を維持していく必要があるため、私としてはきちんと食べられることを目標にしたいと考えております。
今後、削られたことにより歯の摩耗がしやすくなっており、摩耗によって食事がやわらかいものでも不可能になれば、内蔵をはじめ
全身に悪影響を及ぼすのではないかと心配しております。
その時は、多数の歯につめもの・かぶせものをすることや抜歯して入れ歯等も覚悟しています。
ただ、多数のかぶせものや入れ歯ではどの程度噛めるようになるのでしょうか。
また、もとの歯に再現することが複雑であるため、抜歯して入れ歯にして新たな噛み合わせを構築するほうが「食べられる」かを考えたときに、容易なのでしょうか。
また、人為的に削られた部分は、歯科医が目視や触診やレントゲンをみれば明確になるのでしょうか。
とにかく食べられないことには生きていけない為、生きていく為に必要であれば大胆な治療も覚悟しています。
>複雑で長期的な治療となりそうですから、
このことから、このような相談をするにあたり、自費診療の歯科のほうが良いのでしょうか。
日に日に歯の噛み合わせも悪化しているのを実感しており、食べられるものも減ってきていて、正直なところ今後生命の危険すら感じていて切迫している状況です。
今必要なこと、今後考えなければならない事、を踏まえご意見いただけたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
タイトル | 3週間前咬合調整で全ての歯が削られ、噛み合わせ及び顎に不調 |
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質問者 | GGAさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
噛み合わせ(咬合)治療 噛み合わせに関するトラブル |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。