アレルギー疾患の患者に対する鎮痛剤投与について
相談者:
魚博さん (49歳:男性)
投稿日時:2015-04-22 12:36:27
現在エナメル上皮腫という病気で口腔外科に通っています。
下顎内に腫瘍が有り、現在は左下6.7.を抜歯して、毎週大学病院で定期的にガーゼ療法なる治療を受けています。
抜歯した穴から下顎内に30センチ程度の薬剤に浸したガーゼを詰め込み、腫瘍に働き掛けて小さくしていく療法です。
さて、質問の本題ですが私はアレルギー持ちの為、鎮痛剤の服用ができません。
例えば、ロキソニンやヴァッファリン、抗生物質などでも蕁麻疹が出ます。
従って抜歯等でも鎮痛剤を服用せずに我慢するのが常でしたが、今回は病理検査等で、組織を取った時などに激しい痛みが有り、困っています。
アレルギーでも投与出来る注射、点滴は無いでしょうか?
担当の医師は若くキャリアもない為か、方法を探すのではなく、座薬でも、注射でも、点滴でも成分は同じな為、アレルギーの心配をするのがあれば投与はできませんとの説明でした。
単純に痛い時、なんとかしてもらえる方法は無いものなのか?
点滴や注射、アレルギーに対応している痛み止めなどは無いのか。
御指南頂ければ助かります。
よろしくお願い申し上げます。
下顎内に腫瘍が有り、現在は左下6.7.を抜歯して、毎週大学病院で定期的にガーゼ療法なる治療を受けています。
抜歯した穴から下顎内に30センチ程度の薬剤に浸したガーゼを詰め込み、腫瘍に働き掛けて小さくしていく療法です。
さて、質問の本題ですが私はアレルギー持ちの為、鎮痛剤の服用ができません。
例えば、ロキソニンやヴァッファリン、抗生物質などでも蕁麻疹が出ます。
従って抜歯等でも鎮痛剤を服用せずに我慢するのが常でしたが、今回は病理検査等で、組織を取った時などに激しい痛みが有り、困っています。
アレルギーでも投与出来る注射、点滴は無いでしょうか?
担当の医師は若くキャリアもない為か、方法を探すのではなく、座薬でも、注射でも、点滴でも成分は同じな為、アレルギーの心配をするのがあれば投与はできませんとの説明でした。
単純に痛い時、なんとかしてもらえる方法は無いものなのか?
点滴や注射、アレルギーに対応している痛み止めなどは無いのか。
御指南頂ければ助かります。
よろしくお願い申し上げます。
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2015-04-22 20:50:48
>担当の医師は若くキャリアもない為か、方法を探すのではなく、座薬でも、注射でも、点滴でも成分は同じな為、アレルギーの心配をするのがあれば投与はできませんとの説明でした。
そうですね、一般的な痛み止めの種類はNSAIDが多く、注射や坐薬も同じ種類になるので投与は難しいですね。
普段は痛みがあるときに、内服できるカロナール等のお薬は無いのでしょうか?
今後のためにも、蕁麻疹が出来ないお薬は痛み止め以外に抗生剤など知っておいた方が良いと思います。
担当医が若いのであれば、上司の先生に相談をされてみてはどうでしょうか?
お大事に。
そうですね、一般的な痛み止めの種類はNSAIDが多く、注射や坐薬も同じ種類になるので投与は難しいですね。
普段は痛みがあるときに、内服できるカロナール等のお薬は無いのでしょうか?
今後のためにも、蕁麻疹が出来ないお薬は痛み止め以外に抗生剤など知っておいた方が良いと思います。
担当医が若いのであれば、上司の先生に相談をされてみてはどうでしょうか?
お大事に。
相談者からの返信
相談者:
魚博さん
返信日時:2015-04-22 21:09:16
加藤先生、貴信拝見致しました。
カロナールはアレルギーを伝えた後に、一度処方されましたが、怖くて飲むのを見送りました。
ロキソニン等とは成分が違うのでしょうか。
調べてみて、試す価値が有りそうなら服用してみたいと思います。
ご多用渦中、ご回答頂きありがとうございました。
カロナールはアレルギーを伝えた後に、一度処方されましたが、怖くて飲むのを見送りました。
ロキソニン等とは成分が違うのでしょうか。
調べてみて、試す価値が有りそうなら服用してみたいと思います。
ご多用渦中、ご回答頂きありがとうございました。
回答2
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2015-04-23 12:52:08
魚博 さん、こんにちは。
加藤先生が言われるように、アレルギーを起こす薬剤なら、内服でも注射でも座薬でも、どのような投与でもアレルギーを起こす可能施が高いと思います。
内服より、むしろ注射の方が、より迅速にアレルギー反応を起こすでしょう。
個々の人にとって、アレルギーを起こす物質はわかっても、絶対に起こさない物質はわかりません。
アレルギーを起こすかどうか検査でも、検査そのものでアレルギー反応を起こしてしまうこともあります。
>カロナールはアレルギーを伝えた後に、一度処方されましたが、
担当の先生も、アレルギーを考慮して治療に当たられてみえるようですね。
>ロキソニン等とは成分が違うのでしょうか。
成分的には全く違うものですが、絶対にアレルギー起こさないという保証はありません。
加藤先生が言われるように、アレルギーを起こす薬剤なら、内服でも注射でも座薬でも、どのような投与でもアレルギーを起こす可能施が高いと思います。
内服より、むしろ注射の方が、より迅速にアレルギー反応を起こすでしょう。
個々の人にとって、アレルギーを起こす物質はわかっても、絶対に起こさない物質はわかりません。
アレルギーを起こすかどうか検査でも、検査そのものでアレルギー反応を起こしてしまうこともあります。
>カロナールはアレルギーを伝えた後に、一度処方されましたが、
担当の先生も、アレルギーを考慮して治療に当たられてみえるようですね。
>ロキソニン等とは成分が違うのでしょうか。
成分的には全く違うものですが、絶対にアレルギー起こさないという保証はありません。
相談者からの返信
相談者:
魚博さん
返信日時:2015-04-23 14:08:35
小牧先生。
貴信拝見致しました。
投薬のアレルギーで苦しむ事が過去に度々有ったので、注射や点滴の方がローリスクなのかと、思い込んでいたのですが、先生のご指摘で正しく理解しました。
次に痛みで苦しんだ時はカロナールを試してみようかと思っています。
保証なき事も認識致しました。
ご多用渦中、回答頂きありがとうございました。
貴信拝見致しました。
投薬のアレルギーで苦しむ事が過去に度々有ったので、注射や点滴の方がローリスクなのかと、思い込んでいたのですが、先生のご指摘で正しく理解しました。
次に痛みで苦しんだ時はカロナールを試してみようかと思っています。
保証なき事も認識致しました。
ご多用渦中、回答頂きありがとうございました。
タイトル | アレルギー疾患の患者に対する鎮痛剤投与について |
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質問者 | 魚博さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 49歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
痛み止め・鎮痛剤・抗炎症薬 薬剤によるアレルギー |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。