歯の磨耗でマウスピースを勧められ気乗りしない(歯軋り自覚なし)
相談者:
双葉☆さん (39歳:女性)
投稿日時:2015-04-22 16:02:49
かかりつけの歯科で定期検診を3〜4か月ごとに診てもらっています。
2回ほどマウスピースの装着を薦められました。
そろそろ次の定期検診です。
前回、マウスピースの製作を考えておいてと言われてますので、じゃあ作りましょという話になると思われます。
歯が削れているのはきっと歯ぎしり。
レントゲンで見ると歯の根の部分が丈夫に見受けられるので、歯の力がきっと強いからそれで歯ぎしりを続けるといずれ歯が砕けてしまうだろうと言われています。
しかし私本人には歯ぎしりの自覚はありません。
歯ぎしりはストレスからと言われますがマウスピースの装着自体がストレスになりそうです。
指摘されてみると前歯の先が薄く半透明で前歯の下側の上部は削れてなのか真ん中に奥の白い部分が見えてきてしまっている状態になっています。
只、一年くらい前まで氷をよくそのまま大量に食べていいたので、その影響もあるのではという思いがあります。
こちらのサイト内もいろいろ拝見させていただきましたが、歯ぎしりの解決がマウスピースの装着ではない内容もありましたのでやはり気乗りしません。
歯は大切にしたいですし、砕けると言われると怖いのです。
マウスピースの装着を前向きに考えるべきでしょうか。
2回ほどマウスピースの装着を薦められました。
そろそろ次の定期検診です。
前回、マウスピースの製作を考えておいてと言われてますので、じゃあ作りましょという話になると思われます。
歯が削れているのはきっと歯ぎしり。
レントゲンで見ると歯の根の部分が丈夫に見受けられるので、歯の力がきっと強いからそれで歯ぎしりを続けるといずれ歯が砕けてしまうだろうと言われています。
しかし私本人には歯ぎしりの自覚はありません。
歯ぎしりはストレスからと言われますがマウスピースの装着自体がストレスになりそうです。
指摘されてみると前歯の先が薄く半透明で前歯の下側の上部は削れてなのか真ん中に奥の白い部分が見えてきてしまっている状態になっています。
只、一年くらい前まで氷をよくそのまま大量に食べていいたので、その影響もあるのではという思いがあります。
こちらのサイト内もいろいろ拝見させていただきましたが、歯ぎしりの解決がマウスピースの装着ではない内容もありましたのでやはり気乗りしません。
歯は大切にしたいですし、砕けると言われると怖いのです。
マウスピースの装着を前向きに考えるべきでしょうか。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2015-04-22 16:23:51
双葉☆ さん、こんにちは。
>マウスピースの装着自体がストレスになりそうです。
>歯ぎしりの解決がマウスピースの装着ではない内容もありましたのでやはり気乗りしません。
そうですね、出来ればマウスピースの装着を回避したいものですね。
差し当たり、日中、食事の時など致し方がない場合を除き、上下の歯が接触しないように意識して生活されてみてはいかがでしょう。
あくまで私見ですが、概ね3分の2の方には、夜間の歯軋りが改善し、そもそもマウスピースが不要になるような気がしています。
ただ、磨耗してしまった歯が元に戻る訳ではありませんので、念の為。
>マウスピースの装着自体がストレスになりそうです。
>歯ぎしりの解決がマウスピースの装着ではない内容もありましたのでやはり気乗りしません。
そうですね、出来ればマウスピースの装着を回避したいものですね。
差し当たり、日中、食事の時など致し方がない場合を除き、上下の歯が接触しないように意識して生活されてみてはいかがでしょう。
あくまで私見ですが、概ね3分の2の方には、夜間の歯軋りが改善し、そもそもマウスピースが不要になるような気がしています。
ただ、磨耗してしまった歯が元に戻る訳ではありませんので、念の為。
回答2
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2015-04-22 18:33:40
西山です
睡眠中の歯ぎしりや食いしばり(睡眠時ブラキシズム)は中枢性といって,何らかの理由により脳から指令が出て生じているものです.
遺伝子レベルで規定されている場合もありますし,他の要因(睡眠時無呼吸,逆流性食道炎,不眠,アルコール,ストレスなどなど)によって増加されている場合もあります.
残念ながら,睡眠時ブラキシズムを直接,効果的に軽減させる治療法は現在のところ確立していません.
そのため,対応は現在ある症状を軽減させることが目的となります.
歯や人工物の摩耗や破折が生じるにはそれなりに大きな力が加わる必要ですが,覚醒時にそのような大きな力が加わることは考えにくいため,睡眠時ブラキシズムが原因の中心になると思われます.
この場合はマウスピースが第一選択になります.
実際に拝見していないのでわかりませんが,現在の歯の削れ具合が年齢を加味して過度である,削れている面が鏡のように光沢があるというのであれば,保護する必要はあると思います.
そうでないなら経過観察でもよいかもしれません.
ちなみに,他の要因で増加しているのであれば,元々の問題の解決を先に行うことが必要です.
睡眠中の歯ぎしりや食いしばり(睡眠時ブラキシズム)は中枢性といって,何らかの理由により脳から指令が出て生じているものです.
遺伝子レベルで規定されている場合もありますし,他の要因(睡眠時無呼吸,逆流性食道炎,不眠,アルコール,ストレスなどなど)によって増加されている場合もあります.
残念ながら,睡眠時ブラキシズムを直接,効果的に軽減させる治療法は現在のところ確立していません.
そのため,対応は現在ある症状を軽減させることが目的となります.
歯や人工物の摩耗や破折が生じるにはそれなりに大きな力が加わる必要ですが,覚醒時にそのような大きな力が加わることは考えにくいため,睡眠時ブラキシズムが原因の中心になると思われます.
この場合はマウスピースが第一選択になります.
実際に拝見していないのでわかりませんが,現在の歯の削れ具合が年齢を加味して過度である,削れている面が鏡のように光沢があるというのであれば,保護する必要はあると思います.
そうでないなら経過観察でもよいかもしれません.
ちなみに,他の要因で増加しているのであれば,元々の問題の解決を先に行うことが必要です.
タイトル | 歯の磨耗でマウスピースを勧められ気乗りしない(歯軋り自覚なし) |
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質問者 | 双葉☆さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯の異常・トラブルその他 歯軋り(歯ぎしり) 歯軋り用マウスピース・ナイトガード |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。