担当医が慣れているのはメタルボンド、セラミックも捨てがたく悩んでいる

相談者: みみちゃん39さん (39歳:女性)
投稿日時:2015-04-23 10:02:46
はじめまして。

齢39にして、生まれてはじめて下4番5番の神経を2本抜き、クラウンを上5番と合わせて、3箇所することになりました。
3本とも治療中で、セメント?で塞いでいる状態です。

これまで歯に関してはほぼノントラブルだったので、今までの適当なケアを反省する日々です。



ご相談内容は、クラウンの種類と医師の技術についてです。
いま通っている歯科は、地域で30年以上支持されている年配先生で、保険外を相談すると、メタルボンドクラウン(内金属はKIK)を勧めてくださいました。

メタルボンドは金属がのびることで歯とよくくっつき、丈夫であるとの説明です。
また、これまで実績もあり、長持ちするようです。

オールセラミッククラウンは一度しかしたことがないけれど、その患者さんもトラブルなく長く持っている、とのことでした。


先生も医院も設備も昔ながら!という感じで、マイクロスコープラバーダムなどは使用していません。
ただ、以前に通っていた最先端をいく審美歯科(じつは神経はそこで事前説明なしにいきなり抜かれました)とは違い、どんな些細な質問にも、鏡やレントゲンを提示しながら、嫌な顔ひとつせず、長い時間をかけて親切に答えてくださり、とても好感が持てます。

不便な場所にあり、予約もなかなか取れないのに、いつも患者でいっぱいです。
長く通っている方は、名医とうたいます。


話が逸れて申し訳ありません。
神経を抜いたことで、将来抜歯入れ歯???と頭をよぎり、怖くて治療内容を決められないでいます。

二次カリエスを防ぐためには、いま通っている医師が慣れているメタルボンドにしたほうがいいのでしょうか?
でも、口の中に金属を入れることに抵抗があり、オールセラミックも捨てがたく思っています。


●長くなってしまいましたが、以下が質問内容です。

1)メタルボンドクラウンとオールセラミッククラウンの装着に要する技術に、決定的な違いはあるのでしょうか?

2)メタルボンドを上手につける今の医師に、セラミッククラウンをお願いしても、差異なく上手につけていただけるものでしょうか?

3)それとも、審美歯科のように、オールセラミッククラウンの装着に慣れている医師にお願いしたほうが、適合性が高くなるでしょうか?


上記の内容を、失礼のないように医師に尋ねる自身がなく、こちらで相談させていただきました。
先生方の見解を拝借できましたら、嬉しいです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-04-23 12:11:37
みみちゃん39 さん、こんにちは。

>どんな些細な質問にも、鏡やレントゲンを提示しながら、嫌な顔ひとつせず、長い時間をかけて親切に答えてくださり、とても好感が持てます。

折角そのような歯科医院にお通いなのでしたら、私だったら、その歯科医院で実績があり、お勧めする素材での修復物をお願いするかと思います。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-04-23 13:06:51
みみちゃん39 さん、こんにちは。


>1)メタルボンドクラウンオールセラミッククラウンの装着に要する技術に、決定的な違いはあるのでしょうか?

大きな差はないと思います。
違うとすれば、50年近くの歴史を持ち、その間に多くの改良がなされてきて、非常に完成度が高いメタルボンドクラウンと、歴史もなく、まだ改良途中のオールセラミッククラウンとでは、歴史の差は大きいと思います。



>2)メタルボンドを上手につける今の医師に、セラミッククラウンをお願いしても、差異なく上手につけていただけるものでしょうか?

今の先生の技術レベルが高ければ、差異なく上手くつけていただけるでしょう。
技術レベルが低ければ、上手くつけていただくことは難しいでしょう。
材料の差よりも、技術レベルの差の方が影響は大きいと思います。



>3)それとも、審美歯科のように、オールセラミッククラウンの装着に慣れている医師にお願いしたほうが、適合性が高くなるでしょうか?

大切なのは慣れではなく技術レベルの高さだと思います。
あくまでも私見ですが、審美歯科では、概して見た目にを良くする技術は高いように思いますが、歯の健康を維持するということに関しては、やや劣るように感じることがあります。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みみちゃん39さん
返信日時:2015-04-24 08:51:45
●小林先生
お返事ありがとうございました。

先生の勧めるほうで...というのは、たしかにそうですね。
「どちらでも大丈夫」というのが最終的な先生の見解だったので、もう一度、よく話を聞いてみます。



●小牧先生
3つの質問に、わかりやすく答えてくださり、ありがとうございました。

「技術レベルが高ければ、差異なく上手くつけてくれる」
「大切なのは素材や慣れではなく、技術レベルの高さ」
というアドバイスに、今の医院でのオールセラミッククラウンへ心が傾きました。



追加で質問をさせていただきたいのですが、

4)メタルボンドクラウンに比べて、オールセラミックのほうが、歯を削る量が多くなる、と聞きましたが、それにより、二次カリエスなどによる将来の抜歯リスクは高まるのでしょうか?

それとも、金属を入れないことで、レントゲンなどで虫歯の発見が早くなり、早期治療に入れるメリットのほうが大きいでしょうか?
(幸い、現時点で歯周病、歯のぐらつきなどは問題ありませんでした)


5)ズバリ! 下4番〜5番、上5番のクラウンならば、先生方ならばメタルボンドとオールセラミック、どちらを選びますか?
(土台にはプラスチック(レジン?)を使うそうです)


虫歯経験が少なく、将来は入れ歯になるかも???と、まるでこの世の終わりかのように悩む日々です。
重ね重ね、たくさんのご意見を伺えましたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-04-24 09:18:34
>4)メタルボンドクラウンに比べて、オールセラミックのほうが、歯を削る量が多くなる、と聞きましたが、それにより、 二次カリエスなどによる将来の抜歯リスクは高まるのでしょうか?

削る量は殆ど変わりません。

セラミック系の修復であれば歯の6割近くを削ることになります。

種類により微妙に差を付けた所で60%か62%かの差程度でクラウンにする為にエナメル質を全部削れば大差はないと私は考えています。


>5)ズバリ! 下4番〜5番、上5番のクラウンならば、先生方ならばメタルボンドとオールセラミック、どちらを選びますか?

私なら担当医に同じ質問をしてお勧めの方を選択します。


個人的にはある程度適合精度にこだわっている先生であれば被せ物の種類による歯の寿命の差などは考えなくていい問題だと思いますよ。

それより入れた後に患者さんが被せ物のと自分の歯の縁(マージン)をいかに磨けるかの方が非常に歯の寿命には大きな影響を与えると思います。

おだいじに

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タイトル 担当医が慣れているのはメタルボンド、セラミックも捨てがたく悩んでいる
質問者 みみちゃん39さん
地域 東京都下
年齢 39歳
性別 女性
職業 自営業・フリーランス
カテゴリ オールセラミック(陶器の被せ物)
メタルボンド
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




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