再根管治療後また腫れ。次は大学病院か自費の根管治療専門医か

相談者: amaotoさん (52歳:女性)
投稿日時:2015-05-02 01:27:28
 10年ぐらい前に神経を抜いた右下7番の歯茎が2年ほど前から腫れて、最近他院(個人病院)で根管治療をやり直して頂きましたが、腫れがひかず食事をする時痛みが出るようになりました。

 歯を失うことには絶対なりたくありません。

 今度診てもらうとしたら、大学病院の保存療法科のようなところか、ネットなどで検索して根管治療専門と謳っている保険外診療の個人病院かどちらにしたらいいのか迷っています。

 どうぞよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2015-05-02 07:32:14
全ての医療に言える事ですが、何処で受けるかよりも誰に受けるかの方がはるかに重要です。

ただ一般論としてですが、大学病院は教育機関でもありますので新人が担当する場合も有るかもしれません。

5人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-05-02 09:42:36
知り合いからの口コミを第一に勧めます。

それができないのであれば、その個人病院が大学での保存科での学位ありとか認定医あり等であれば個人病院を勧めます。

ホームページ上で(自分で)専門をうたっているだけで、専門家である経歴を確認できないのであれば、大学病院のほうを勧めます。


これは、経歴を表示していない歯科医院がダメだと言っている訳では決してありません。

情報がほとんどない状況で、できるだけ期待はずれを引かないといった発想の話です。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-05-02 10:02:57
amaoto さんこんにちは

自由診療で個人開業の先生のトップの先生のなかには、大学病院で偉い役職を辞められた後に開業されて、実績も腕も世界でもトップレベルの先生もいらっしゃいます。
他にも、歯内療法を専門にずっと治療されて実績を上げられている先生もいらっしゃいます。

一方、根管治療の専門コースを受講しただけで経験の浅い先生もいらっしいます。

大学病院は、まさに細見先生の仰る通りです。
仮に、担当が教授や准教授だからといっても、研究を主にされている先生はあまり臨床が得意でない場合も有ります。

逆に中堅どころの先生が臨床がとてもうまいと言ったことも有ります。

余計に悩ませてしまったかもしれませんね。

ご参考になれば

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: amaotoさん
返信日時:2015-05-02 12:10:45
細見先生、森川先生、水川先生、早速にありがとうございます。
とても公平なご意見だと思いました。

やはり個人の技量に依るのですね。

もう少し伺いたいのですが、大学病院でも3DのCTやマイクロスコープなどの高価な器材を使って、時間をかけて診てくれるのでしょうか。
その場合は自由診療になるのですか。
また、大学病院のほうが最新の情報や治療技術を知っているとかいうことはありますか。

 よろしくお願いします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-05-02 13:09:17
amaoto さん、こんにちは。

大学病院のほうが最新の情報や治療技術を知っているとかいうことはありますか。

どちらも、その道に長けているように思いますので、一概に優劣はつかないかと思われます。

ちなみに、歯学部の付属病院では、初診から実際の治療開始まで、数カ月から半年程度のウエイティングがあるのが殆どのようです。

ご参考まで。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2015-05-02 13:09:51
そうですね…

大学病院でも3DのCTやマイクロスコープなどの高価な器材を使って、時間をかけて診てくれるのでしょうか。

CTは大学病院であればおそらくどこでも完備していると思います。

しかし、マイクロスコープに関しては「積極的に使っている」という大学と、残念ながら「置いてあるが使われていない」という大学があるようです。


>その場合は自由診療になるのですか。

CTに関しては大学病院でも個人医院でも変わりません。
保険適応の撮影であれば保険になりますし、適応外での撮影だとすれば自費になります。

マイクロスコープに関しては日本大学松戸歯学部歯内療法科などでは「選定療養」と言って保険と自費の併用でしっかり時間を取って診てくれるようです。

「予約に基づく診療について」
http://www.mascat.nihon-u.ac.jp/wp/?p=285


>大学病院のほうが最新の情報や治療技術を知っているとかいうことはありますか。

これもどうやら積極的に取り組んでいる大学とそうでない(臨床よりも基礎研究に力を入れている)大学があるようです。

マイクロスコープ治療に関して言えば、大学病院のスタッフに日本顕微鏡歯科学会の会員が多く在籍しているところは力を入れているように思います。


関東の歯学部付属病院でHPに書かれているのは

日本大学松戸歯学部 歯内療法科
http://www.mascat.nihon-u.ac.jp/hospital/feature/4_1.html

神奈川歯科大学 マイクロスコープ診療科
http://www.kdu.ac.jp/hospital/103-001-17microscopic_diagnosis_dept.html

東京歯科大学水道橋病院 保存科
http://www.tdc.ac.jp/hospital/sh/shinryo/hozonka.html

などでしょうか。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2015-05-02 14:29:10
>また、大学病院のほうが最新の情報や治療技術を知っているとかいうことはありますか。

論文のようなきちんとした情報であれば、圧倒的に大学病院のほうが情報量は上です。

それに対して、まだ安全性も効果も確立していないような新しい治療に関しては、大学病院で(たとえ知識として担当医が持っていたとしても)それを受けるのは難しいと思います。

歯科雑誌への投稿記事をみると、開業医の先生のほうが圧倒的に面白い記事を書いてますが、「こんなことしちゃっていいの?」といった感じの記事も少なくないです。

リスクは低いが新しくはない(いわゆる枯れた)治療を選ぶのか、リスクは高いが画期的治療を選ぶのか、状況によってもちろん異なりますが、「最新」に飛びつくと思わぬ落とし穴があるかもしれません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: amaotoさん
返信日時:2015-05-03 09:33:33
小林先生、櫻井先生、森川先生ありがとうございます。

日本大学松戸歯学部歯内療法科に行ってみたいなと思いましたが、かなりウエイティング覚悟しなければならなそうですね。

今現在では、大学病院だとどんな先生に当たるか分からないので、個人病院のなかで、頂いたアドバイスを参考に出来るだけ情報収集して決めようかと思っています。

また、個人病院のネット情報もすべて鵜呑みにしないである程度のリスクも想定するつもりです。

本当に有益なアドバイスありがとうございました。



タイトル 再根管治療後また腫れ。次は大学病院か自費の根管治療専門医か
質問者 amaotoさん
地域 非公開
年齢 52歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
根管治療の専門医
歯医者さんの探し方・見つけ方
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい

Total total   今日 今日   昨日 昨日  
現在 人が閲覧中