いびきは顎関節症や矯正と関係ありますか
相談者:
まろん569さん (20歳:女性)
投稿日時:2015-04-26 22:01:05
こんにちは
わたしはよく鼾をかいていると言われます。
耳鼻科で診てもらったところ、無呼吸ではなく、口テープで様子を見るようにと言われました。
多少は改善されたものの自分で夜スマホのアプリで録音してますが
結構かいています。
中学の頃出っ歯なのが悩みで抜歯矯正をし、自分ではそこから鼾をなくようになった気がします。
気のせいかもしてないのですが(ー ー;)
また 小さいころから大きく口を開けるとゴリゴリ音がして痛く、顎関節症なんじゃないかと思っています。
そこで質問なんですが顎関節症によって鼾をかくことってあるのでしょうか?
また 矯正によっても鼾をかくようになったりするのでしょう?
口周りや舌を鍛える顔の運動は毎日やっているのにも関わらず全く効果がありまん。
もう鼾は治らないものだと諦めるしかないのでしょうか?
たくさん質問してすいません。
本当に悩んでいます。
回答していただけると嬉しいです。
わたしはよく鼾をかいていると言われます。
耳鼻科で診てもらったところ、無呼吸ではなく、口テープで様子を見るようにと言われました。
多少は改善されたものの自分で夜スマホのアプリで録音してますが
結構かいています。
中学の頃出っ歯なのが悩みで抜歯矯正をし、自分ではそこから鼾をなくようになった気がします。
気のせいかもしてないのですが(ー ー;)
また 小さいころから大きく口を開けるとゴリゴリ音がして痛く、顎関節症なんじゃないかと思っています。
そこで質問なんですが顎関節症によって鼾をかくことってあるのでしょうか?
また 矯正によっても鼾をかくようになったりするのでしょう?
口周りや舌を鍛える顔の運動は毎日やっているのにも関わらず全く効果がありまん。
もう鼾は治らないものだと諦めるしかないのでしょうか?
たくさん質問してすいません。
本当に悩んでいます。
回答していただけると嬉しいです。
回答1
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2015-04-27 06:05:31
西山です
顎関節症といびきは切り離して考えていいと思います。
矯正治療といびきの関係についてはケースバイケースだと思います。矯正治療によって口の中の容積が小さくなれば、舌のスペースがなくなり気道もせまくなる可能性はあります。
また、いびきについては鼻で呼吸しにくい状況があると、口呼吸になるため気道が狭くなる場合があります。
また、下顎がもともと小さい場合も起こり得ますし、扁桃腺が大きい場合も生じやすくなります。
まだまだ色んな原因を考えてみる必要があるかもしれません。
顎関節症といびきは切り離して考えていいと思います。
矯正治療といびきの関係についてはケースバイケースだと思います。矯正治療によって口の中の容積が小さくなれば、舌のスペースがなくなり気道もせまくなる可能性はあります。
また、いびきについては鼻で呼吸しにくい状況があると、口呼吸になるため気道が狭くなる場合があります。
また、下顎がもともと小さい場合も起こり得ますし、扁桃腺が大きい場合も生じやすくなります。
まだまだ色んな原因を考えてみる必要があるかもしれません。
相談者からの返信
相談者:
まろん569さん
返信日時:2015-04-27 10:20:21
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2015-04-27 10:57:40
色々なケースがありますが、下顎が後方に押し込まれた場合、気道が狭くなりますからいびきをかきやすくなります。
その状態は顎の関節にも負担がおこりやすいので顎関節症のある方は同じような機序でいびきをかく可能性もあるというような感じでそのような記載がされていた可能性があると思います。
抜歯矯正のケースでも抜歯で得たススペースを閉じるために前歯を後方に引っ張ることが多いですから従来、口唇と舌の力のバランスで機能的にはちょうどいい場所に並んでいたので出っ歯であったケースでは矯正力によって口蓋の形もお口の容積も変わってしまえば舌が後ろに落ち込みやすい状態になりイビキにつながるという可能性も否定はできません。
逆に口唇閉鎖が緩くいつも睡眠時に口が開いてしまうとか、起きているときにも口呼吸であれば咽頭部に炎症が起きやすくなり気道が狭くなり、舌も低位に落ちてしまいますから抜歯矯正で口を閉じて呼吸できる形を整えることで咽頭や扁桃の炎症がなくなっていびきをかかなくなるケースもあります。
>口周りや舌を鍛える顔の運動は毎日やっているのにも関わらず
全く効果がありまん(せん?)
口テープは睡眠時に行うことで口呼吸をさせないようになりますから、持続的に行うことにより徐々に咽頭や扁桃の炎症が消褪して気道の狭小化を防ぐことが可能です。
また、睡眠時につまり易い鼻の粘膜を正常化することも期待できますから就寝時に口テープしても息苦しくなく質の高い睡眠が可能であればやってみると効果があると思います。
それ以外にも、口まわりのストレッチや筋トレ、舌を鍛える(伸展性をよくする)トレーニングなども併用されるのは頭頸部の血行促進にもつながりますから積極的にされるとよいと思います。
舌は肩甲骨にまでつながっているという意識で(舌骨下筋群の一部)肩甲骨からよく動かされるとよいと思います。
当医院ではあいうべストレッチなどを指導することがあります。
睡眠時にも舌が口蓋にぴったりとついていて鼻呼吸で深い呼吸が出来ていればよいのですが、そこまでできるには様々な条件がありますから残念ながら成人の場合、無理な場合が多いです。
>顎関節症の治療で使われるマウスピースと無呼吸の治療で使われるマウスピースは違うものなのでしょうか?
よく似ていますが、歯科で作製するものは症状によって細かく設計を変えますから目的別、症状別に効果的なものが作られています。
時間がかかると思いますが、少しずつ代謝もよくなっていびきをかきにくくなられるとよいですね。
その状態は顎の関節にも負担がおこりやすいので顎関節症のある方は同じような機序でいびきをかく可能性もあるというような感じでそのような記載がされていた可能性があると思います。
抜歯矯正のケースでも抜歯で得たススペースを閉じるために前歯を後方に引っ張ることが多いですから従来、口唇と舌の力のバランスで機能的にはちょうどいい場所に並んでいたので出っ歯であったケースでは矯正力によって口蓋の形もお口の容積も変わってしまえば舌が後ろに落ち込みやすい状態になりイビキにつながるという可能性も否定はできません。
逆に口唇閉鎖が緩くいつも睡眠時に口が開いてしまうとか、起きているときにも口呼吸であれば咽頭部に炎症が起きやすくなり気道が狭くなり、舌も低位に落ちてしまいますから抜歯矯正で口を閉じて呼吸できる形を整えることで咽頭や扁桃の炎症がなくなっていびきをかかなくなるケースもあります。
>口周りや舌を鍛える顔の運動は毎日やっているのにも関わらず
全く効果がありまん(せん?)
口テープは睡眠時に行うことで口呼吸をさせないようになりますから、持続的に行うことにより徐々に咽頭や扁桃の炎症が消褪して気道の狭小化を防ぐことが可能です。
また、睡眠時につまり易い鼻の粘膜を正常化することも期待できますから就寝時に口テープしても息苦しくなく質の高い睡眠が可能であればやってみると効果があると思います。
それ以外にも、口まわりのストレッチや筋トレ、舌を鍛える(伸展性をよくする)トレーニングなども併用されるのは頭頸部の血行促進にもつながりますから積極的にされるとよいと思います。
舌は肩甲骨にまでつながっているという意識で(舌骨下筋群の一部)肩甲骨からよく動かされるとよいと思います。
当医院ではあいうべストレッチなどを指導することがあります。
睡眠時にも舌が口蓋にぴったりとついていて鼻呼吸で深い呼吸が出来ていればよいのですが、そこまでできるには様々な条件がありますから残念ながら成人の場合、無理な場合が多いです。
>顎関節症の治療で使われるマウスピースと無呼吸の治療で使われるマウスピースは違うものなのでしょうか?
よく似ていますが、歯科で作製するものは症状によって細かく設計を変えますから目的別、症状別に効果的なものが作られています。
時間がかかると思いますが、少しずつ代謝もよくなっていびきをかきにくくなられるとよいですね。
回答3
回答4
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2015-04-28 08:26:21
西山です
>顎関節症の治療で使われるマウスピースと無呼吸の治療で使われるマウスピースは違うものなのでしょうか?
全く別物と思ってください。
そもそも目的が全く違います。
顎関節症で使われるマウスピースは上下のどちらかに装着し、睡眠中に歯ぎしりや食いしばりが生じた際に顎関節や筋肉に負担が加わるのを緩和しようというのが目的です。
したがって、もともと睡眠中の歯ぎしりや食いしばりが少ない場合は意味がありません。
効果の有無については明確ではありませんが。
無呼吸で使うマウスピースは上下に装着し、下顎を前に突き出した状態で固定します。そうすることによって、下顎に付着している舌の付け根が前方に引きずり出されて気道を開くことが目的となります。
ちなみに、いびきや無呼吸がある人に顎関節症で使うようなマウスピースを装着すると、いびきが無呼吸に発展したり、無呼吸が悪化する場合があるという報告もありますので、使用には注意が必要です。
>顎関節症の治療で使われるマウスピースと無呼吸の治療で使われるマウスピースは違うものなのでしょうか?
全く別物と思ってください。
そもそも目的が全く違います。
顎関節症で使われるマウスピースは上下のどちらかに装着し、睡眠中に歯ぎしりや食いしばりが生じた際に顎関節や筋肉に負担が加わるのを緩和しようというのが目的です。
したがって、もともと睡眠中の歯ぎしりや食いしばりが少ない場合は意味がありません。
効果の有無については明確ではありませんが。
無呼吸で使うマウスピースは上下に装着し、下顎を前に突き出した状態で固定します。そうすることによって、下顎に付着している舌の付け根が前方に引きずり出されて気道を開くことが目的となります。
ちなみに、いびきや無呼吸がある人に顎関節症で使うようなマウスピースを装着すると、いびきが無呼吸に発展したり、無呼吸が悪化する場合があるという報告もありますので、使用には注意が必要です。
回答5
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-04-28 14:11:34
>鼾や無呼吸がある人に顎関節症で使うようなマウスピースを装着すると、・・・
たしかに、非常に怖いものを感じますね。
また、逆に、顎関節症治療でマウスピースを使用する歯科医師には、慎重に診断して欲しいところですね。
たしかに、非常に怖いものを感じますね。
また、逆に、顎関節症治療でマウスピースを使用する歯科医師には、慎重に診断して欲しいところですね。
相談者からの返信
相談者:
まろん569さん
返信日時:2015-04-28 19:11:20
回答6
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2015-04-28 19:27:32
西山です
無呼吸やいびき対応のマウスピースは,顎関節症症状(痛み)があると使えない可能性があります.
痛みが強くなってしまう場合があります.
マウスピースを使用しなくても顎関節症を改善することは可能ですので,歯学部附属病院で相談してみてはいかがでしょうか.
ちなみに無呼吸やいびき対応のマウスピースは,医師による無呼吸の診断と,マウスピースでの治療をお願いするという依頼書がないと保険適応となりませんのでご注意ください.
無呼吸やいびき対応のマウスピースは,顎関節症症状(痛み)があると使えない可能性があります.
痛みが強くなってしまう場合があります.
マウスピースを使用しなくても顎関節症を改善することは可能ですので,歯学部附属病院で相談してみてはいかがでしょうか.
ちなみに無呼吸やいびき対応のマウスピースは,医師による無呼吸の診断と,マウスピースでの治療をお願いするという依頼書がないと保険適応となりませんのでご注意ください.
タイトル | いびきは顎関節症や矯正と関係ありますか |
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質問者 | まろん569さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 20歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正(矯正歯科)その他 顎関節症 その他(その他) 歯科と全身疾患その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。