唾液検査の必要性について(歯科衛生士)
相談者:
あいこぉうさん (25歳:女性)
投稿日時:2015-04-27 21:36:28
歯科衛生士5年目です。
私の勤務している病院は唾液検査を積極的にしているんですが先生以外、唾液検査の必要性について疑問をもっています。
先生は、絶対必要!みんなに唾液検査をする!という考えですが、私を含めスタッフは正直先生についていけないといった感じです。
例えば残存歯が一本で、他は義歯の患者に唾液検査が必要だと思いますか?
先生に聞いても、それでも必要!と言うだけで、何故必要で何故そこまでしないといけないのかを説明してくれません。
というか質問しても的外れな回答ばかりで、全く会話のキャッチボールができません。
唾液検査の必要性を感じていない私たちは、自費でお金を頂くほどの十分な説明もできていない現状です。
なので先生に私たちが十分理解できていないのにそれを提供するのはできないと言うと、なぜか唾液検査のやり方が理解できていないと解釈され、やり方は習ったはずだと言われる始末です。
一体どうすれば先生に伝わるのでしょうか。
私の勤務している病院は唾液検査を積極的にしているんですが先生以外、唾液検査の必要性について疑問をもっています。
先生は、絶対必要!みんなに唾液検査をする!という考えですが、私を含めスタッフは正直先生についていけないといった感じです。
例えば残存歯が一本で、他は義歯の患者に唾液検査が必要だと思いますか?
先生に聞いても、それでも必要!と言うだけで、何故必要で何故そこまでしないといけないのかを説明してくれません。
というか質問しても的外れな回答ばかりで、全く会話のキャッチボールができません。
唾液検査の必要性を感じていない私たちは、自費でお金を頂くほどの十分な説明もできていない現状です。
なので先生に私たちが十分理解できていないのにそれを提供するのはできないと言うと、なぜか唾液検査のやり方が理解できていないと解釈され、やり方は習ったはずだと言われる始末です。
一体どうすれば先生に伝わるのでしょうか。
回答1
回答2
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2015-04-27 23:07:28
まぁいろんな考え方があると思いますが、確かに唾液検査を全員にする医学的妥当性はありませんね。
結論から言うとあいこぉうさんの選択肢は、
1.辞めるか
2.我慢するか
3.院長を説得するか
のいずれかしか無いかと思いますが、変なプライドをお持ちの先生だと3は難しいことも多いので、現実的には1か2になってしまうでしょうか?
あいこぉうさんはどうなったらいいなぁ…と思われますか?
結論から言うとあいこぉうさんの選択肢は、
1.辞めるか
2.我慢するか
3.院長を説得するか
のいずれかしか無いかと思いますが、変なプライドをお持ちの先生だと3は難しいことも多いので、現実的には1か2になってしまうでしょうか?
あいこぉうさんはどうなったらいいなぁ…と思われますか?
相談者からの返信
相談者:
あいこぉうさん
返信日時:2015-04-27 23:28:07
山田先生
回答ありがとうございます!
伝わらないですか...
やっぱりそうですか...
田尾さん
回答ありがとうございます!
3が理想ですが、質問を投げかけても違う答えしか返ってこないので期待は全くできません。
唾液検査をするなら私たちも納得のいく説明ができればいいなと思い、唾液検査の必要性について調べる反面、唾液検査の必要性を感じていない先生たちの意見もネットで探し、うちの先生に自分たちがどうして悩んでるかをわかってもらいたい...という思いです。
回答ありがとうございます!
伝わらないですか...
やっぱりそうですか...
田尾さん
回答ありがとうございます!
3が理想ですが、質問を投げかけても違う答えしか返ってこないので期待は全くできません。
唾液検査をするなら私たちも納得のいく説明ができればいいなと思い、唾液検査の必要性について調べる反面、唾液検査の必要性を感じていない先生たちの意見もネットで探し、うちの先生に自分たちがどうして悩んでるかをわかってもらいたい...という思いです。
回答3
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2015-04-27 23:34:11
>唾液検査をするなら私たちも納得のいく説明ができればいいなと思い、唾液検査の必要性について調べる
それはいいことですね。
先生の言っていることが間違っていて、あいこぉうさんの言うことが正しいとは限りませんので。
田尾先生の書いている
>変なプライドをお持ちの先生だと3は難しいことも多いので、現実的には1か2になってしまうでしょうか?
の「先生」のかわりに「歯科衛生士」が入ることも結構あったりしますので、注意が必要かと思います。
それはいいことですね。
先生の言っていることが間違っていて、あいこぉうさんの言うことが正しいとは限りませんので。
田尾先生の書いている
>変なプライドをお持ちの先生だと3は難しいことも多いので、現実的には1か2になってしまうでしょうか?
の「先生」のかわりに「歯科衛生士」が入ることも結構あったりしますので、注意が必要かと思います。
相談者からの返信
相談者:
あいこぉうさん
返信日時:2015-04-27 23:46:32
森川先生
回答ありがとうございます!
うちの先生、質問を突っ込めば突っ込むほど、この人自身理解していないんじゃないか?と思うことも多々あります。
なので結局何がしたいのかよくわからないので、どうしたら同じ方向を向けるのか考え中です。
先生は自分で、みんなに何を言われようと僕の考えがブレたらダメだ。
とか言ってますが、いざ突っ込むと基本の土台ができてない、行き当たりばったりのような回答しか返ってきません。
回答ありがとうございます!
うちの先生、質問を突っ込めば突っ込むほど、この人自身理解していないんじゃないか?と思うことも多々あります。
なので結局何がしたいのかよくわからないので、どうしたら同じ方向を向けるのか考え中です。
先生は自分で、みんなに何を言われようと僕の考えがブレたらダメだ。
とか言ってますが、いざ突っ込むと基本の土台ができてない、行き当たりばったりのような回答しか返ってきません。
回答4
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2015-04-28 00:12:44
現時点でどこまでは同じ方向を向けているのかを、確認してみると良いかもしれませんね。
例えば、もし「患者さんに良い医療を提供したい」という方向性は同じなのであれば、
1.私たちも良い医療を提供したい
2.でも、今行っていることに疑問があり、患者さんに自信を持っておすすめできない
3.自信を持ってオススメできるように疑問を解消したいと思っているので、どこで勉強をすればよいか教えてもらえませんか?
という感じでアプローチするとか。
そうすると「全ての患者に唾液検査をした方が良い」というようなことはどこでも教えていないはずですので、院長先生も今のやり方は少し違うかもと考え直してくれるかもしれません。
ただ、もし万が一そもそもの方向性が全く異なっていた場合は、院長を変えることは不可能だと思います。
例えば、もし「患者さんに良い医療を提供したい」という方向性は同じなのであれば、
1.私たちも良い医療を提供したい
2.でも、今行っていることに疑問があり、患者さんに自信を持っておすすめできない
3.自信を持ってオススメできるように疑問を解消したいと思っているので、どこで勉強をすればよいか教えてもらえませんか?
という感じでアプローチするとか。
そうすると「全ての患者に唾液検査をした方が良い」というようなことはどこでも教えていないはずですので、院長先生も今のやり方は少し違うかもと考え直してくれるかもしれません。
ただ、もし万が一そもそもの方向性が全く異なっていた場合は、院長を変えることは不可能だと思います。
回答5
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2015-04-28 00:28:10
あと、私や山田先生のことを先生と書かれるのでしたら、田尾先生も田尾社長じゃなくて田尾先生のほうが良いと思いますよ。
あ、田尾社長じゃなかったか。
あ、田尾社長じゃなかったか。
回答6
回答7
相談者からの返信
相談者:
あいこぉうさん
返信日時:2015-04-28 07:54:44
相談者からの返信
相談者:
あいこぉうさん
返信日時:2015-04-28 08:16:52
回答8
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2015-04-28 08:16:53
ちょっと気になったので書かせていただきますが、
>例えば残存歯が一本で、他は義歯の患者に唾液検査が必要だと思いますか?
残存歯が1本ということは、むし歯もしくは歯周病のリスクはかなり高いのは明白ですよね。
その1本を価値があると考える患者さんも少なくないですし、ましてや医療従事者が、「どうせ無歯顎になるのだから」と考えてしまうのはよろしくないのではないでしょうか。
あと、
>結局プラーク除去が一番大事じゃん。
う蝕と歯みがき指導との相関は低いとの論文が多いようです。
またWHOでも歯みがきをむし歯予防の上位にはしていなかったはずです。
この点は歯科衛生士のかたは勘違いしていることが非常に多いように感じます。
下記の本なんか読んでみるといいと思いますよ。
「長期間の小児歯科」岡本誠 著
>例えば残存歯が一本で、他は義歯の患者に唾液検査が必要だと思いますか?
残存歯が1本ということは、むし歯もしくは歯周病のリスクはかなり高いのは明白ですよね。
その1本を価値があると考える患者さんも少なくないですし、ましてや医療従事者が、「どうせ無歯顎になるのだから」と考えてしまうのはよろしくないのではないでしょうか。
あと、
>結局プラーク除去が一番大事じゃん。
う蝕と歯みがき指導との相関は低いとの論文が多いようです。
またWHOでも歯みがきをむし歯予防の上位にはしていなかったはずです。
この点は歯科衛生士のかたは勘違いしていることが非常に多いように感じます。
下記の本なんか読んでみるといいと思いますよ。
「長期間の小児歯科」岡本誠 著
回答9
やすひろ歯科クリニック(加古川市加古川町)の北野です。
回答日時:2015-04-28 08:21:45
検査することはいことですね〜〜
僕も出来たら全員にしたいですね
色々なことがわかってくるかもしれませんしね。
文面からですが、院長とスタッフの温度差があることは、変な話ですがどこでもあるかもですね・・・。
当院でもありますね・・・笑
監査が必要性 いるいらないは、もしかすると個人の考え方もあるので必要と思ってる先生ならばすると思いますね。。
まず何のためなんでしょうね、、検査費用を稼ぐためですかね
でも純粋に必要と思ってすすめてるんでしょうかね。。
真意は、わかりませんが やはりスタッフで全員で院長を説き伏せるしかないかもですね・・・。
僕も出来たら全員にしたいですね
色々なことがわかってくるかもしれませんしね。
文面からですが、院長とスタッフの温度差があることは、変な話ですがどこでもあるかもですね・・・。
当院でもありますね・・・笑
監査が必要性 いるいらないは、もしかすると個人の考え方もあるので必要と思ってる先生ならばすると思いますね。。
まず何のためなんでしょうね、、検査費用を稼ぐためですかね
でも純粋に必要と思ってすすめてるんでしょうかね。。
真意は、わかりませんが やはりスタッフで全員で院長を説き伏せるしかないかもですね・・・。
回答10
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2015-04-28 08:44:17
ご相談ありがとうございます。
>「患者さんに良い医療を提供したい」という方向性は一緒だと思います。
そこはとても大事です。
良い心がけです。
その共通認識があれば、話の出発点が掴めるはずです。
唾液検査は予防医療の補助的な部分です。
基本ができて、さらに応用すればとても有効です。
ただ一律全員にする必要があるかどうかは検討の余地があります。
森川先生も書いていますが、まず齲蝕予防の理解が必要です。
>結局プラーク除去が一番大事じゃん。
だから、予防イコール歯みがきだよ、と一般の人もカンチガイして歯を失っています。
クリーニングも含めてもし除去が一番大事ならば、歯みがきしなくても、当然クリーニングなど受けていなくても、むし歯にならない人がいることを説明できません。
せっかく良い心がけですからさらに勉強しましょう。
齲蝕は生活習慣病という複合的な疾患であり、予防でもっとも大切なことはカウンセリングです。
カウンセリングでまず齲蝕予防はふつう可能であるという理論を理解してもらい、かつ具体的な作業の意味を説明し、生活環境などの情報収集と唾液検査による口腔内の傾向との組み合わせで効果が出ます。
齲蝕は原因除去だけではなく、個体差のある抵抗力を上げることのほうが予防効果を上げます。
唾液検査では、推定される原因菌の傾向と同時に、原因に対する抵抗力も測定できます。
さらに再検査により予防効果の判定も可能になることや、特に食習慣について生活習慣の見直しのきっかけになることもあります。
予防態勢ができているようですから、唾液検査を適宜使い分けることでさらに効果的な予防ができるはずです。
院長を含めて医院全体の統一が取れると良いですね。
>「患者さんに良い医療を提供したい」という方向性は一緒だと思います。
そこはとても大事です。
良い心がけです。
その共通認識があれば、話の出発点が掴めるはずです。
唾液検査は予防医療の補助的な部分です。
基本ができて、さらに応用すればとても有効です。
ただ一律全員にする必要があるかどうかは検討の余地があります。
森川先生も書いていますが、まず齲蝕予防の理解が必要です。
>結局プラーク除去が一番大事じゃん。
だから、予防イコール歯みがきだよ、と一般の人もカンチガイして歯を失っています。
クリーニングも含めてもし除去が一番大事ならば、歯みがきしなくても、当然クリーニングなど受けていなくても、むし歯にならない人がいることを説明できません。
せっかく良い心がけですからさらに勉強しましょう。
齲蝕は生活習慣病という複合的な疾患であり、予防でもっとも大切なことはカウンセリングです。
カウンセリングでまず齲蝕予防はふつう可能であるという理論を理解してもらい、かつ具体的な作業の意味を説明し、生活環境などの情報収集と唾液検査による口腔内の傾向との組み合わせで効果が出ます。
齲蝕は原因除去だけではなく、個体差のある抵抗力を上げることのほうが予防効果を上げます。
唾液検査では、推定される原因菌の傾向と同時に、原因に対する抵抗力も測定できます。
さらに再検査により予防効果の判定も可能になることや、特に食習慣について生活習慣の見直しのきっかけになることもあります。
予防態勢ができているようですから、唾液検査を適宜使い分けることでさらに効果的な予防ができるはずです。
院長を含めて医院全体の統一が取れると良いですね。
回答11
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2015-04-28 08:58:54
すみませんもう一つ追加で。
検査を自費でやってしまいますと、その後の(むし歯に関連する)一連の診療はすべて自費になってしまいます。
もし検査を行うなら他の検査に含めてしまう(別途料金を徴収しない)ほうが無難です。
また、生活保護の方が保険外の診療をうけることは、生活保護の認定を場合によっては取り消される可能性があります。(ですので、うちでは生活保護の方に自費治療は行いません。)
検査を自費でやってしまいますと、その後の(むし歯に関連する)一連の診療はすべて自費になってしまいます。
もし検査を行うなら他の検査に含めてしまう(別途料金を徴収しない)ほうが無難です。
また、生活保護の方が保険外の診療をうけることは、生活保護の認定を場合によっては取り消される可能性があります。(ですので、うちでは生活保護の方に自費治療は行いません。)
回答12
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2015-04-28 09:14:15
>検査を自費でやってしまいますと、その後の(むし歯に関連する)一連の診療はすべて自費になってしまいます。
私も指摘しようかなと思っていましたが、予防は自費扱いですからね。
国の見解も出ています。
http://www.meti.go.jp/press/2014/01/20150113005/20150113005-1.pdf
>ただ一律全員にする必要があるかどうかは検討の余地があります。
私もそう思います。
検査に対する患者のメリットは?
検査側は何が知りたいのか?
検査の結果によって何が分かり、その結果どう治療方針を立てるのか?
検査後に全員にフォーマット通りにブラッシング、歯石取り、生活指導であれば全く意味のない検査になります。
検査とは客観的な病態の把握の為に行うもので検査の結果が患者利益に繋がらないようであれば意味のない検査は止めましょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%A8%E5%BA%8A%E6%A4%9C%E6%9F%BB
>みんなに何を言われようと僕の考えがブレたらダメだ。
カッコいい言い方ですが、強い信念の元に行っているとは読む限り感じとれませんね^^;
私も指摘しようかなと思っていましたが、予防は自費扱いですからね。
国の見解も出ています。
http://www.meti.go.jp/press/2014/01/20150113005/20150113005-1.pdf
>ただ一律全員にする必要があるかどうかは検討の余地があります。
私もそう思います。
検査に対する患者のメリットは?
検査側は何が知りたいのか?
検査の結果によって何が分かり、その結果どう治療方針を立てるのか?
検査後に全員にフォーマット通りにブラッシング、歯石取り、生活指導であれば全く意味のない検査になります。
検査とは客観的な病態の把握の為に行うもので検査の結果が患者利益に繋がらないようであれば意味のない検査は止めましょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%A8%E5%BA%8A%E6%A4%9C%E6%9F%BB
>みんなに何を言われようと僕の考えがブレたらダメだ。
カッコいい言い方ですが、強い信念の元に行っているとは読む限り感じとれませんね^^;
回答13
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2015-04-28 09:18:57
あいこぉうさん、おはようございます。
森川先生の言われるように、う蝕予防の優先順位は歯磨きが1番ではないと思います。
世界の権威者の意見では、
1)食事
2)フッ化物の使用
3)歯磨き
の順にじゅうようだと言っているようです。
検査を行うなら、目的が何かをはっきりさせておくべきでしょう。
う蝕はいわゆる唾液検査で同定できる、ミュータンス菌や乳酸桿菌だけではなく、その他多くの細菌によって発症します。
しかも、唾液検査の細菌検査としての検査精度は大変低く、大まかな傾向しかわかりませんし、不正確です。
原因菌を調べその原因菌に対処するという目的で、用いるのならあまり意味がありません。
また、予防医療を行うには、コストが安く、できるだけ多くの人に提供できるようなシステムが必要です。
日本のように、急激にう蝕が減少している国では、コストのかかる唾液検査の必要な人はさほど多くないはずです。
私事ですが、う蝕リスクと患者さんへの説明の仕方について、インテッセンス出版社の月刊「歯科衛生士」6月号に特集記事を書きましたので参考にしてみてください。
森川先生の言われるように、う蝕予防の優先順位は歯磨きが1番ではないと思います。
世界の権威者の意見では、
1)食事
2)フッ化物の使用
3)歯磨き
の順にじゅうようだと言っているようです。
検査を行うなら、目的が何かをはっきりさせておくべきでしょう。
う蝕はいわゆる唾液検査で同定できる、ミュータンス菌や乳酸桿菌だけではなく、その他多くの細菌によって発症します。
しかも、唾液検査の細菌検査としての検査精度は大変低く、大まかな傾向しかわかりませんし、不正確です。
原因菌を調べその原因菌に対処するという目的で、用いるのならあまり意味がありません。
また、予防医療を行うには、コストが安く、できるだけ多くの人に提供できるようなシステムが必要です。
日本のように、急激にう蝕が減少している国では、コストのかかる唾液検査の必要な人はさほど多くないはずです。
私事ですが、う蝕リスクと患者さんへの説明の仕方について、インテッセンス出版社の月刊「歯科衛生士」6月号に特集記事を書きましたので参考にしてみてください。
回答14
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2015-04-28 12:56:35
森川先生の書かれた
>検査を自費でやってしまいますと、その後の(むし歯に関連する)一連の診療はすべて自費になってしまいます。
ということはほぼすべての虫歯治療が混合診療にあたる可能性があります。
何かの折に指摘されるととても、混乱した状態になってしまう恐れがあると思います。
>検査を自費でやってしまいますと、その後の(むし歯に関連する)一連の診療はすべて自費になってしまいます。
ということはほぼすべての虫歯治療が混合診療にあたる可能性があります。
何かの折に指摘されるととても、混乱した状態になってしまう恐れがあると思います。
相談者からの返信
相談者:
あいこぉうさん
返信日時:2015-04-28 13:42:34
たくさんの先生方の話が聞けてすごく勉強になります。
さっきも話し合いになり、私たちは先生の説明の仕方を聞きたい。
先生が唾液検査をしていく上で大切なことを聞きたい(説明のポイントなど)を言いました。
今月から新しい子が入社したので、その子に唾液検査をして最初から最後までの流れを見たいと言うと、
「それって僕が唾液検査する必要ある?
僕がしないといけないの?」
という返事が返ってきました。
どうしても見せてくれないそうです。
私たちが突っかかるからイライラしたのか、さっき毎回同じことを言うおばあちゃんに、
「もうそれは毎回聞いてるから言わないで貰えます?」
とあたる始末です。
井野先生がおっしゃるとおり、検査後はみんな初期治療から始まり保険のカルテ通りのpの流れになります。
さっきも話し合いになり、私たちは先生の説明の仕方を聞きたい。
先生が唾液検査をしていく上で大切なことを聞きたい(説明のポイントなど)を言いました。
今月から新しい子が入社したので、その子に唾液検査をして最初から最後までの流れを見たいと言うと、
「それって僕が唾液検査する必要ある?
僕がしないといけないの?」
という返事が返ってきました。
どうしても見せてくれないそうです。
私たちが突っかかるからイライラしたのか、さっき毎回同じことを言うおばあちゃんに、
「もうそれは毎回聞いてるから言わないで貰えます?」
とあたる始末です。
井野先生がおっしゃるとおり、検査後はみんな初期治療から始まり保険のカルテ通りのpの流れになります。
回答15
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2015-04-28 18:58:46
>井野先生がおっしゃるとおり、検査後はみんな初期治療から始まり保険のカルテ通りのpの流れになります。
お金を出して検査を行った患者さんが知ったらがっくりでしょうね。
>あたる始末です。
患者さんにあたるのはよくはないですが、この一端はスタッフ側にもありますからね。
雇われている側、雇い主お互い主張はあるでしょうが、医院で円満に解決してみてください。
お金を出して検査を行った患者さんが知ったらがっくりでしょうね。
>あたる始末です。
患者さんにあたるのはよくはないですが、この一端はスタッフ側にもありますからね。
雇われている側、雇い主お互い主張はあるでしょうが、医院で円満に解決してみてください。
タイトル | 唾液検査の必要性について(歯科衛生士) |
---|---|
質問者 | あいこぉうさん |
地域 | 秋田 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 専門職(医師・弁護士・会計士) |
カテゴリ |
歯医者への不満・グチ 専門的な質問その他 衛生士関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。