痛みを繰返した歯だが神経温存することに、神経は死んでいないのか?

相談者: ヴァンさん (22歳:女性)
投稿日時:2015-04-23 22:27:29
5年前くらいから以前治療した下右奥の6番の歯がまた虫歯になったのですが怖くて歯医者さんに行かず放置していました。

約2年前に旅行先でその歯に激痛が走り夜寝れない程の痛みが1日続いたのですが次の日の昼には収まりました。

それからも歯医者さんには行かず歯は半分欠けて穴が空いてしまっているので左側でなるべく食べるようにして生活していました。
冷たい物が滲みたりすることも歯が痛むこともないのですが柔らかい物などを噛むと痛む時がありました。


先日、このままでは駄目だと思い歯医者さんに通うことにしたのですが、レントゲンを撮って歯を見てもらったらこれは多分神経取らないといけないかもと言われました。

今日、いざ先生に治療してもらったら神経が出てこなかったから神経を温存できるかもしれない、今日は仮の詰め物をしてあるから痛くならないかしばらく様子を見てまた決めようとのことでした。

正直何年も放置していたので2年前激痛が走った時神経が死んでしまったものだと思い神経は絶対に取ることになると思っていたので驚きました。


今のところ痛みは全くないのですがこれは神経が死んでしまっているからではなくそこまで虫歯が達していなかったからなのでしょうか?


ご回答お待ちしてます。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-04-23 22:40:29
ヴァン さん、こんにちは。

>これは神経が死んでしまっているからではなくそこまで虫歯が達していなかったからなのでしょうか?

この場では、その判断のしようもありません。

文面からは、お掛かりの担当医は、出来れば何とか歯髄を保存しようとなさっているようですから、歯髄の保存と抜髄の判断については、お任せになってみてはいかがでしょう。

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回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-04-24 14:57:26
よく聞く御話ですね。その仮の詰め物が何であるか・・で予後が変わってくるように思います。

痛みの程度は、必ずしも虫歯の程度と一致するとは限らないようです。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-04-24 17:38:49
ヴァンさん、こんにちは。
虫歯の状態が心配だということですね。

どのような状態かは何とも言えませんが、担当の先生が、虫歯を取ったところ、神経まではいっていなかったので、痛み等が出ないかどうか経過を見てみようという状態ではないかと思います。

虫歯を取りきることが治療の基本になるので、引き続き経過を見てもらってよいのではないでしょうか?


どのような状態で、どのような治療をしてもらっているのかを、担当の先生とよく説明してもらうことをおすすめします。

ご参考までに。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-04-27 10:54:23
そうですね…。

>これは神経が死んでしまっているからではなくそこまで虫歯が達していなかったからなのでしょうか?

文面から想像すると、個人的には残念ながら神経はすでに死んでしまっているように思います。

僕なら、マイクロスコープを覗きながら感染歯質を慎重に取り除き、露髄した時点で判断すると思います。

露髄して出血してくるようなら神経は生きていると判断し、直接覆罩を試みると思います(しかし、その時点で止血できなければ諦めてもらいますが)。

露髄しても出血して来ず、排膿するか、空洞になってしまっていたとすれば、それは「神経が死んでいる状態」ですので、抜髄します。


いずれにしても「削ってみなければ始まらない」と考えます。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ヴァンさん
返信日時:2015-04-27 15:47:49
たくさんの先生方
お忙しい中丁重なご回答ありがとうございます。

櫻井先生へ

私の説明不足で申し訳ありません。
治療に関しては削ってもらって感染歯質は取り除いてもらったのですがその時に露髄しなかったので神経は温存する方向で様子を見るという結果になりました。

もし露髄しない程の虫歯でも神経が死んでいる可能性はあるのでしょうか?


勉強不足でかなり言葉足らずな返事になってしまったかと思いますが
お返事くださると嬉しいです。
回答 回答5
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-04-27 17:18:27
ギリギリ露髄しなかった場合でも、その後の仮詰めの封鎖性が充分でなければ、歯の神経が死ぬ可能性はあると思いますよ。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2015-04-28 13:33:07
そうですね…。


>削ってもらって感染歯質は取り除いてもらったのですが

削った時は高倍率ルーペやマイクロスコープはお使いになられていたでしょうか?


> その時に露髄しなかったので

個人的な意見なのですが、マイクロスコープで観察していると、前の先生の処置で「しっかり感染歯質は除去してある」「露髄していない」と言われているケースでも「感染歯質の取り残し」や「実は露髄している(が出血していない)」と言う事をたびたび見ます。


なので、歯髄保存療法を行う場合には「強拡大」で診てもらう事をお勧めいたします。


また、藤森先生の書かれているように「仮封がしっかりしていない」場合などは「不顕性露髄」と言って見た目には露髄していなくても象牙細管を通じ細菌だけが侵入して行く事もありますので、注意が必要です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ヴァンさん
返信日時:2015-05-02 14:49:05
先生方丁重なご回答ありがとうございました。

今現在歯が痛み出し、痛み止めを服用しています。
抜随することになりそうです。


先生方のご回答が大変参考になりました。
本当にありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ヴァンさん
返信日時:2015-05-05 23:40:44
まだ歯の痛みが続いており今日には寝ていても目が覚める程の激痛になっていました。
痛み止めも効かず家でぐったりしていたのですが先ほど痛む歯の詰め物が少し取れてそこの間から出血しました。
これはなんの血でしょうか?

痛みが少し引いた気がします。
ゴールデンウィーク明けすぐに歯医者に行く予定ですが顔が腫れたりしないかとても不安です。


ご回答お願い致します。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2015-05-06 12:35:03
>痛む歯の詰め物が少し取れてそこの間から出血しました。

@ 仮の詰め物が歯肉の上にまで乗っていて歯肉を刺激していたためにおきた歯肉からの出血

A 櫻井先生が書かれた不顕性露髄からの出血

以上2点が考えられると思います。


@であればそんなに問題ではないですがAだと根管治療が必要になると思います。




タイトル 痛みを繰返した歯だが神経温存することに、神経は死んでいないのか?
質問者 ヴァンさん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、知覚過敏の痛み
虫歯治療
覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)
回答者




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