口呼吸を改善しても口臭が治らない

相談者: 進さん (22歳:男性)
投稿日時:2015-05-16 15:43:07
初めて投稿させて頂きます。

小さい頃から口呼吸を18歳までしてて小さい頃から友達や家族に口臭いと指摘されつづけてたんですけど、生理的口臭とずっと思い込んでて。

2年前からアルバイト先のお客様から口臭いとクレームが何件もきてそこから耳鼻科、歯科にも通ったのですけど全く改善されず、口呼吸も辞めて鼻で息を吸う事にしたんですけどそれでも改善されず今にいたります。


年中口が臭いらしくマスクをかけてても臭うし鼻の息も止めても臭うらしいので、本当にどうしたらいいのかわからない状態です。

ネットで調べたところによると長年口呼吸してて歯が黄色く黄ばんでて舌苔も沢山あるので、それが原因なのかと思ってブラシで舌苔落として臭うらしくどうしようもない状態です...


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-05-17 12:16:17
こんにちは。

口呼吸をすると口腔粘膜や咽頭粘膜が乾燥します。
乾燥すると口臭ガスを産生する細菌が増殖し、口臭が発生しやすくなります。
口呼吸をしないようにすることは口臭を改善するのにとても重要なことです。


何人かから口臭を指摘されたということなので、口呼吸により口臭が生じていた可能性が一つ疑われます。
口呼吸をしなくなったということであれば、口呼吸に関して口臭の問題は改善しているはずです。


それでも臭うと指摘されているのであれば他の原因があるのかもしれません。

一つ気になる点はマスクをしていても臭うらしいということです。
本当に臭うのでしょうか。
臭うらしいという表現があやふやです。


以前は口臭を他人に指摘されていましたが、最近は自分一人で心配しているだけではないでしょうか。
マスクをしていても臭うということは恐らくないと思います。

心配しているだけで口臭が生じていないのかもしれません。
口臭が実際に生じているかどうかを確認する必要があります。

誰かに協力してもらって口臭があるかどうか嗅いでもらえばよいと思います。
そのようなことを頼みにくいようでしたら、口臭外来で診てもらうことをお勧めします。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 進さん
返信日時:2015-05-17 12:32:41
樋口先生返信有難うございます。

他人の仕草で臭うのかなあと思い込んでるのかもしれないので口臭外来に診てもらいもらいます。
ありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2015-05-17 13:04:05
口臭には自臭症というものもあり、他人はさして気にしていない匂いでも自分で臭っているのではないかと気にしてしまう精神的な問題もあります。

口臭外来を受診され臭いの数値と専門的な鑑別法を受けられると安心されるかもしれませんね。


>歯が黄色く黄ばんでて舌苔も沢山あるので、それが原因なのかと思ってブラシで舌苔落として臭うらしくどうしようもない状態です...

歯が黄色いのは長年の口呼吸のために歯面が乾燥して着色しやすい状態になったために着色しているのかもしれません。
こちらも歯科医院を受診されてPMTCなどの歯面研磨を行ってもらうと綺麗になる可能性がありますし、ホワイトニングを行うと着色だけではなく色調も白く変えることが可能だと思います。

ただ、お口が乾燥しやすいと飲食物により後戻りしやすいですから綺麗な状態を保つためには定期的なクリーニングやホワイトニングが必要になる可能性もあります。


舌苔は舌が低位にあり口蓋に舌の表面が接触する時間が少ないと簡単につきます。
舌苔落としでゴシゴシ清掃を行うことは舌の表面の組織を傷つけたり角化を進行しますから、逆に口臭の原因となることもありあまりおススメできないと思います。


御自身の口蓋(上顎)の粘膜を舌苔落とし代わりに使用できるように舌廻しや舌のトレーニング(MFT)を行うほうが身体にとって優しく効率的だと思います。

舌がいつも挙上出来ていれば上咽頭やお口の中に炎症がおこりにくく、歯面の乾燥も防げますから一石二鳥でしょう。


ただし、舌の関連筋群は肩甲骨にまでつながっていますから猫背で首が前傾、姿勢も悪く呼吸も浅めということではなかなか挙上することは出来ませんから、きちんとした順序でのトレーニングがおススメになります。

健康のためにも睡眠時の口の開きにもご注意ください。

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タイトル 口呼吸を改善しても口臭が治らない
質問者 進さん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 口臭
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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