[写真あり] 違和感のある右上6番、再根管治療とクラウンについて(米国)

相談者: 歯科相談(アメリカ)さん (39歳:女性)
投稿日時:2015-05-27 20:34:28
現在アメリカ在住で、20年以上前に神経治療し、銀のアンレーを入れている右上6番について、最近違和感を感じるので歯科医に相談しました。
痛みは全くありませんが、なんとなく腫れぼったい感じがします。


@違和感は、歯茎のポケットが6mmあるので、それが原因と思われる。
クリーニングして歯周病の治療をすれば改善される。

Aレントゲンでは、根の周りに病巣は無いが、過去の神経治療が不完全であるので(しっかりと薬が充填されていない)、再治療を勧める。

Bアメリカでは神経治療した歯にはクラウンを被せる決まりになっている。
神経治療をやり直したあと、セラミッククラウンですっぽり覆う。
歯質が多く残っているので、ポストを立てる必要はない。


クリーニングで歯周ポケットが改善され違和感がなくなるのであれば、その先A・Bの治療に進む必要はないのではないかと思っています。

アメリカでの歯科治療は高額ですが、駐在員の場合、保険でカバーされ自己負担がないことを歯科医は知っているので、不必要な治療の勧めはかなり多く、これも本当に治療が必要なのか、迷っています。

銀のアンレーがセラミッククラウンに変わることは審美性の観点からは良いですし、神経治療後20年以上経ってもろくなっているであろう歯質を破損から守るという意味でも有意義かもしれません。
(ちなみに、対抗歯の右下6番は過去の神経治療が原因で破損し、近々抜歯インプラントとなる予定です。)

一方で、病巣が無い状態にもかかわらず、再根管治療することのリスクもあるのではないかと不安に思っています。

レントゲン写真を添付致します。(上部に黒く写っているのは病巣ではないとのこと。)

ご意見頂戴できると幸いです。

画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-05-27 21:14:20
歯科相談(アメリカ) さん、こんにちは。

>アメリカでは神経治療した歯にはクラウンを被せる決まりになっている。

日本でも教科書的には同じです。


レントゲンを拝見しましたが、6番の後方に何やら映っているようにも思えます。

例えば、CTをとっていただくなど、より精度の高い診査をお願いなさってみてはいかがでしょう。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-05-27 21:23:22
アメリカではある程度分業制になっているように聞いています。
保険歯科治療までカバーしてくださるのは、いい会社にお勤めなんですね。
カバーしない保険しか入っていない会社もあるように思います。
もし治療されるのであれば必ず根管治療の専門医を受診してくださいね。

再根管治療にも当然リスクはあります。
また20年以上経過していると、根管が狭窄してきていてなかなか根の先まで治療できずに、間違って穴をあけてしまう可能性はゼロにはなりません。

またレントゲンをみての回答は原則禁止になっています。
歯科医師法に抵触する怖れがあるからですね。


以下はあくまで私の個人的な意見です。

なぜ6ミリのポケットができたのか?
レントゲン上に骨吸収像はあるのでしょうか?
歯周病の特徴として部位特異性があるけれど、一箇所だけ深いことがとても気になります。

参考として、歯根に亀裂があると歯周ポケットが一箇所だけ深くなることは良くあることだと思います。

あと左上のレントゲンのようにみえますが。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 歯科相談(アメリカ)さん
返信日時:2015-05-31 09:35:35
小林先生、柴田先生

コメントとアドバイスどうも有難うございました。
お礼が遅くなりすみません。

6mmのポケットが出来たのは、歯並びが悪く歯が重なって生えているためで、丁寧に毎日歯磨きをしていますが、やはり汚れが溜まりやすくなっているようです。

本日クリーニングに行きました。

まだ歯茎の違和感は残っていますが、これで暫く様子を見てみて、良くならないようであれば、再治療をしようと思います。

根本的には重なっている歯を抜くしかないとのことでした。
かみ合わせに関与していないなら抜いてしまった方が良いと言われていますが、骨が支えあって生えている場合は、かえって抜くことで本来救うべき歯までぐらついてしまう危険性もあるとも言われています。

もう少し様子を見てみようと思います。
有難うございました。



タイトル [写真あり] 違和感のある右上6番、再根管治療とクラウンについて(米国)
質問者 歯科相談(アメリカ)さん
地域 海外
年齢 39歳
性別 女性
職業 会社員(事務系)
カテゴリ 歯周病(歯槽膿漏)治療
その他(写真あり)
アメリカ(米国)
スケーリング(歯石取り)
根管治療後の詰め物・被せ物
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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