茎状突起過形成症の原因
相談者:
aknさん (21歳:女性)
投稿日時:2015-05-25 22:11:20
茎状突起が異常に過長する原因ってなんですか?
医師に原因を聞きましたが
「珍しい疾患で原因はわかりません」
との事でした。
なぜ片側だけがグングンと扁桃腺の裏まで伸び続けるのか疑問です。
伸びた事により、さまざまな症状が起きるのは理解できるのですが、
そもそもなぜ伸びたのか原因をおしえていただけませんか?
医師に原因を聞きましたが
「珍しい疾患で原因はわかりません」
との事でした。
なぜ片側だけがグングンと扁桃腺の裏まで伸び続けるのか疑問です。
伸びた事により、さまざまな症状が起きるのは理解できるのですが、
そもそもなぜ伸びたのか原因をおしえていただけませんか?
回答1
アンドウ歯科クリニック(世田谷区世田谷)の安藤です。
回答日時:2015-05-25 23:18:45
aknさん、こんばんは。
茎状突起過形成症(イーグル症候群 Eagle's Syndrome)の原因は、お医者さんがおっしゃる通り、解明されていません。
男女で比較すると、女性に多くみられることから、ホルモンや代謝の因子が関与しているのでは?とも考えられていますが、実際のところ解明されていない部分が多いです。
慢性的な刺激のせいなのか?リンやカルシウムなどの代謝異常なのか?などとも考えられています。
茎状突起という、骨の一部分が元々長い場合と、茎突舌骨靭帯という組織が骨化して伸びていく2つのパターンがあります。
実はこれらはさほど珍しい事では無く、100人のうち4人程度に認められます。
しかし、痛みなどの症状を呈する事はそのうちの10%以下とされていて、比較的、珍しい疾患であると考えられています。
茎状突起が長い事、あるいは茎突舌骨靭帯が骨化している事が、「さほど珍しくない」という点がポイントです。
では、どのような条件を満たせば症状が出て、どのような状態ならば症状が出ないのか。
それすらもわかっていません。
さらに、これが「さほど珍しくない」のであれば、痛みなどの症状の原因は他にあるのではないか、茎状突起のせいではないのではないか?診断は合っているのか?などという疑問にも結びついていきます。
それ故に、以前のaknさんの質問の回答で、「aknさんの感じている症状が、本当に茎状突起過長症によって生じているものならば、必ず、ブロック治療によって一時的に症状が消失するはずです。もしもそれで症状が改善しなければ、その症状は茎状突起と関係が無いのかもしれません。このブロック治療は、診断の一環として行われるくらいです。」と書かせていただきました。
ご参考までに。
茎状突起過形成症(イーグル症候群 Eagle's Syndrome)の原因は、お医者さんがおっしゃる通り、解明されていません。
男女で比較すると、女性に多くみられることから、ホルモンや代謝の因子が関与しているのでは?とも考えられていますが、実際のところ解明されていない部分が多いです。
慢性的な刺激のせいなのか?リンやカルシウムなどの代謝異常なのか?などとも考えられています。
茎状突起という、骨の一部分が元々長い場合と、茎突舌骨靭帯という組織が骨化して伸びていく2つのパターンがあります。
実はこれらはさほど珍しい事では無く、100人のうち4人程度に認められます。
しかし、痛みなどの症状を呈する事はそのうちの10%以下とされていて、比較的、珍しい疾患であると考えられています。
茎状突起が長い事、あるいは茎突舌骨靭帯が骨化している事が、「さほど珍しくない」という点がポイントです。
では、どのような条件を満たせば症状が出て、どのような状態ならば症状が出ないのか。
それすらもわかっていません。
さらに、これが「さほど珍しくない」のであれば、痛みなどの症状の原因は他にあるのではないか、茎状突起のせいではないのではないか?診断は合っているのか?などという疑問にも結びついていきます。
それ故に、以前のaknさんの質問の回答で、「aknさんの感じている症状が、本当に茎状突起過長症によって生じているものならば、必ず、ブロック治療によって一時的に症状が消失するはずです。もしもそれで症状が改善しなければ、その症状は茎状突起と関係が無いのかもしれません。このブロック治療は、診断の一環として行われるくらいです。」と書かせていただきました。
ご参考までに。
タイトル | 茎状突起過形成症の原因 |
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質問者 | aknさん |
地域 | 山口 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 大学生・短大生・専門学生 |
カテゴリ | 口腔外科関連 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。