小児、ミラノールと乳酸菌LS1の使用順序
相談者:
Tanahaさん (38歳:男性)
投稿日時:2015-06-18 15:58:51
お世話になります。
現在6才、4才の子供がいて、夜寝る前にミラノールで洗口後、すぐに乳酸菌LS1ラムネを食べさせて就寝させています。
ミラノールで洗口後、乳酸菌ラムネを食べさせるまで、何分か開けた方がよろしいでしょうか?
もしくは、ラムネとミラノールの順序を逆にした方がよろしいでしょうか?
その場合、乳酸菌がミラノール洗口時に流されてしまったりしないでしょうか?
せっかくミラノールをしても、すぐに乳酸菌を食べてしまったら、ミラノールのフッ素を流してしまって、効果がなくなってしまうのかと迷っています。
かと言って、逆にしても、乳酸菌が流れてしまうのでは。
ミラノール、乳酸菌ラムネの順番など、ご教示頂ければ幸いです。
現在6才、4才の子供がいて、夜寝る前にミラノールで洗口後、すぐに乳酸菌LS1ラムネを食べさせて就寝させています。
ミラノールで洗口後、乳酸菌ラムネを食べさせるまで、何分か開けた方がよろしいでしょうか?
もしくは、ラムネとミラノールの順序を逆にした方がよろしいでしょうか?
その場合、乳酸菌がミラノール洗口時に流されてしまったりしないでしょうか?
せっかくミラノールをしても、すぐに乳酸菌を食べてしまったら、ミラノールのフッ素を流してしまって、効果がなくなってしまうのかと迷っています。
かと言って、逆にしても、乳酸菌が流れてしまうのでは。
ミラノール、乳酸菌ラムネの順番など、ご教示頂ければ幸いです。
回答1
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2015-06-18 18:31:13
Tanaha さん、こんにちは。
乳酸菌ラムネはどのような目的で食べさせて見えるのでしょうか。
もし、1)虫歯予防を目的と考えて見えるのなら、乳酸菌ラムネを止められれば良いと思います。
2)整腸作用のためと考えて見えるなら、食べた後に歯磨きをして、ミラノールを使用されるのが良いでしょう。
3)嗜好品として食べさせて見えるのなら、1の方法と2の方法のどちらでも良いでしょう。
質問とは関係ないのですが、ミラノールの洗口液を全て吐き出す事が出来ないお子さんが見えます。
4歳ですと、慢性中毒(歯牙フッ素症)を起こす可能性がありますので、毎回全て吐き出しているかを確認される方が良いでしょう。
4歳ですと、フッ化物配合歯磨材の方が量をコントロールしやすく、慢性中毒のリスクを避けやすいと思います。
乳酸菌ラムネはどのような目的で食べさせて見えるのでしょうか。
もし、1)虫歯予防を目的と考えて見えるのなら、乳酸菌ラムネを止められれば良いと思います。
2)整腸作用のためと考えて見えるなら、食べた後に歯磨きをして、ミラノールを使用されるのが良いでしょう。
3)嗜好品として食べさせて見えるのなら、1の方法と2の方法のどちらでも良いでしょう。
質問とは関係ないのですが、ミラノールの洗口液を全て吐き出す事が出来ないお子さんが見えます。
4歳ですと、慢性中毒(歯牙フッ素症)を起こす可能性がありますので、毎回全て吐き出しているかを確認される方が良いでしょう。
4歳ですと、フッ化物配合歯磨材の方が量をコントロールしやすく、慢性中毒のリスクを避けやすいと思います。
相談者からの返信
相談者:
Tanahaさん
返信日時:2015-06-18 23:23:02
小牧様
早々にご親切にご回答頂き感謝です。
ライオンの乳酸菌LS1はもちろん虫歯予防のためにあげています。
いろいろ調べて、就寝前が効果的とのことですので、就寝前にしています。
度々恐れ入りますが、なぜ虫歯予防目的なら、このラムネは止めたほうがよいのか、ご教示頂けないでしょうか?
実は、最近S. Salivarius M18(論文精読しました;5〜10歳の子供100症例プラセボ対照試験、3ヶ月介入)という虫歯予防用の新たな口腔用乳酸菌ラムネを見つけたので、それに変更しようかと考えているところです。
このM18ラムネ(子供用)も、虫歯予防ならやめた方がよいのでしょうか?
ニュージーランドではキシリトールガムなどと同じくM18は子供に問題ないとしているようですが。
度々で恐縮ですが、ご教示頂けないでしょうか?
早々にご親切にご回答頂き感謝です。
ライオンの乳酸菌LS1はもちろん虫歯予防のためにあげています。
いろいろ調べて、就寝前が効果的とのことですので、就寝前にしています。
度々恐れ入りますが、なぜ虫歯予防目的なら、このラムネは止めたほうがよいのか、ご教示頂けないでしょうか?
実は、最近S. Salivarius M18(論文精読しました;5〜10歳の子供100症例プラセボ対照試験、3ヶ月介入)という虫歯予防用の新たな口腔用乳酸菌ラムネを見つけたので、それに変更しようかと考えているところです。
このM18ラムネ(子供用)も、虫歯予防ならやめた方がよいのでしょうか?
ニュージーランドではキシリトールガムなどと同じくM18は子供に問題ないとしているようですが。
度々で恐縮ですが、ご教示頂けないでしょうか?
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2015-06-21 12:42:59
最近は、お口の中の細菌叢を変えて虫歯になりにくいお口にしようということで様々なものが販売されるようになってきましたね。
もともと、お口の中もたくさんの菌との共生ですから虫歯の原因菌として有名なミュータンス菌が少なくなるように別の菌を増やすことで口腔環境を整えるというのは悪くない予防法だと思います。
ただ、細菌叢を変えるということは実験とは異なり実際にはかなり大変なことなのではないかと思います。
一度徹底的に綺麗に除菌した後に望ましい細菌を植え付けても細菌からしたらとても広いお口の中で必要な部位にちゃんと生着して繁殖してくれるのかどうか?
最も虫歯のリスクの高いのは、清掃器具が届きにくい小窩裂溝や隣接面コンタクトエリアですから、その部位のミュータンス菌の除菌がちゃんと出来て虫歯にならない菌がsこで上手く繁殖してくれるのか??
実験検体を採取する部位は器具が届かない部位からとっている可能性は非常に低いですから販売元が出しているデータの信憑性や実効性がどの程度なのか??
十分な検証が第3者機関でされないまま話題性や宣伝によって販売数が伸びていっているものという印象があります。
ですから、虫歯予防で割と高価なものをお子さんに使用したいならば、現時点では、最も直接的な効果が高いと考えられる歯磨きやフロスをちゃんと併用されることが大切なのではないかな?と思います。
フッ素での洗口とフッ化物歯磨き粉のリスクに関しては小牧先生の回答の通りです。
もともと、お口の中もたくさんの菌との共生ですから虫歯の原因菌として有名なミュータンス菌が少なくなるように別の菌を増やすことで口腔環境を整えるというのは悪くない予防法だと思います。
ただ、細菌叢を変えるということは実験とは異なり実際にはかなり大変なことなのではないかと思います。
一度徹底的に綺麗に除菌した後に望ましい細菌を植え付けても細菌からしたらとても広いお口の中で必要な部位にちゃんと生着して繁殖してくれるのかどうか?
最も虫歯のリスクの高いのは、清掃器具が届きにくい小窩裂溝や隣接面コンタクトエリアですから、その部位のミュータンス菌の除菌がちゃんと出来て虫歯にならない菌がsこで上手く繁殖してくれるのか??
実験検体を採取する部位は器具が届かない部位からとっている可能性は非常に低いですから販売元が出しているデータの信憑性や実効性がどの程度なのか??
十分な検証が第3者機関でされないまま話題性や宣伝によって販売数が伸びていっているものという印象があります。
ですから、虫歯予防で割と高価なものをお子さんに使用したいならば、現時点では、最も直接的な効果が高いと考えられる歯磨きやフロスをちゃんと併用されることが大切なのではないかな?と思います。
フッ素での洗口とフッ化物歯磨き粉のリスクに関しては小牧先生の回答の通りです。
相談者からの返信
相談者:
Tanahaさん
返信日時:2015-06-25 23:36:09
タイトル | 小児、ミラノールと乳酸菌LS1の使用順序 |
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質問者 | Tanahaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 子供(子ども)の虫歯 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。