右下顎関節突起を骨折、保存治療後も顎がグラグラする
相談者:
はをまもりたいさん (45歳:男性)
投稿日時:2015-06-21 20:41:50
45歳の男です。
去年11月に交通事故で、右下顎関節突起を骨折しました。
外科手術で、右側の頭蓋骨と下顎骨にネジを打ち込んで、ネジの間に棒を取り付けて下顎を引き延ばすことにより、折れて内側に入り込んだ骨を少しだけ取り出す保存治療を受けました。
半年が過ぎて、レントゲンで確認すると、折れた骨は、内側に折れ曲がった感じで下顎骨にくっついた状態でした。
先生は、食事にも次第に慣れてくると仰いましたが、未だ、顎がグラグラして食事等が辛い状態です。
顎がグラグラするのは、これ以上改善することはなく、慣れるしかないのでしょうか?
また、普段から、無意識に歯をくいしばっていて奥歯が痛みだしたのですが、良い対処法は無いでしょうか?
辛くてたまりません。
よろしくお願いします。
去年11月に交通事故で、右下顎関節突起を骨折しました。
外科手術で、右側の頭蓋骨と下顎骨にネジを打ち込んで、ネジの間に棒を取り付けて下顎を引き延ばすことにより、折れて内側に入り込んだ骨を少しだけ取り出す保存治療を受けました。
半年が過ぎて、レントゲンで確認すると、折れた骨は、内側に折れ曲がった感じで下顎骨にくっついた状態でした。
先生は、食事にも次第に慣れてくると仰いましたが、未だ、顎がグラグラして食事等が辛い状態です。
顎がグラグラするのは、これ以上改善することはなく、慣れるしかないのでしょうか?
また、普段から、無意識に歯をくいしばっていて奥歯が痛みだしたのですが、良い対処法は無いでしょうか?
辛くてたまりません。
よろしくお願いします。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2015-06-22 09:29:22
簡単に言うと、骨折の治療は、整復・固定ですが、関節頭骨折はそれを完全に行いにくいのです。
そのために整位が完全でなくても、それをある程度許容するのは仕方がないという方針を採ることが実際には多いものです。
下顎頭の偏移から、下顎位の変化が起き、上下の咬合関係がずれた可能性があり、あえて言えば矯正的治療法である程度、改善するかもしれません。
咬みあわせがずれたために無意識下で、安定を求めるために咬み締めるようになったということは言えますが、もともと咬み締める癖はあったはずですから、出来るだけ上下の歯の位置確認をするようなことをしないようにしてください。
そのために整位が完全でなくても、それをある程度許容するのは仕方がないという方針を採ることが実際には多いものです。
下顎頭の偏移から、下顎位の変化が起き、上下の咬合関係がずれた可能性があり、あえて言えば矯正的治療法である程度、改善するかもしれません。
咬みあわせがずれたために無意識下で、安定を求めるために咬み締めるようになったということは言えますが、もともと咬み締める癖はあったはずですから、出来るだけ上下の歯の位置確認をするようなことをしないようにしてください。
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2015-06-22 10:19:48
はをまもりたいさん、こんにちは
>顎がグラグラするのは、これ以上改善することはなく、慣れるしかないのでしょうか?
グラグラするというのがどのような状態なのかがわかりませんが、下顎骨関節突起の骨折を保存療法で治療した場合には下顎等の位置というのは若干偏移した状態で治癒するということは良くあります。
ただ、かみ合わせに問題がないようであれば、そのまま経過を観察するということになると思います。
>普段から、無意識に歯をくいしばっていて奥歯が痛みだしたのですが、良い対処法は無いでしょうか?
TCHを意識した生活を心がけてみてはいかがでしょう。
参考:TCH、歯列接触癖
参考になれば幸いです。
>顎がグラグラするのは、これ以上改善することはなく、慣れるしかないのでしょうか?
グラグラするというのがどのような状態なのかがわかりませんが、下顎骨関節突起の骨折を保存療法で治療した場合には下顎等の位置というのは若干偏移した状態で治癒するということは良くあります。
ただ、かみ合わせに問題がないようであれば、そのまま経過を観察するということになると思います。
>普段から、無意識に歯をくいしばっていて奥歯が痛みだしたのですが、良い対処法は無いでしょうか?
TCHを意識した生活を心がけてみてはいかがでしょう。
参考:TCH、歯列接触癖
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
はをまもりたいさん
返信日時:2015-06-22 13:02:54
タイトル | 右下顎関節突起を骨折、保存治療後も顎がグラグラする |
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質問者 | はをまもりたいさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 45歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
口腔外科関連 歯をぶつけた(歯の打撲・外傷) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。