総入れ歯、鼻下の膨らみを目立たないようにできるか?
相談者:
なのかさん (54歳:女性)
投稿日時:2015-06-21 15:26:46
総入れ歯なのですが、鼻の下が凄く膨らんでいるのが気になり削るとかもう一回作り直したら、鼻の下の膨らみをもうちょっと目立たないように出来ないでしょうか
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2015-06-21 16:47:17
上口唇の張りは、上顎切歯の排列位置(大きさを含んだ形態も)、全体の咬合高径、義歯の上顎切歯部の歯肉の厚みと長さにに左右されます。
この三つの条件を揃えて制作すると、唇がもっこりするようになったといわれることが、殆んどです。
経緯は判りませんが、長い間、上顎前歯部がない状態の自分の顔に見慣れてしまっていると、もっこり感がしてしまうのです。
家族でさえもいうことがあって困惑します。
本当にもっこりしているのか、上記の条件が整っているか、知る由もありません。
もしかしたら、上記の要件が揃っている総義歯を拝見したことが一度もないということから、正しい良い義歯かもしれません。
ブログでリップサポート・上口唇の陥凹について書いたことがあります。
つい最近の回答例です。参考にしてください。
* 何度か作り替えても入れ歯がしっくりこない (第三者より)
この三つの条件を揃えて制作すると、唇がもっこりするようになったといわれることが、殆んどです。
経緯は判りませんが、長い間、上顎前歯部がない状態の自分の顔に見慣れてしまっていると、もっこり感がしてしまうのです。
家族でさえもいうことがあって困惑します。
本当にもっこりしているのか、上記の条件が整っているか、知る由もありません。
もしかしたら、上記の要件が揃っている総義歯を拝見したことが一度もないということから、正しい良い義歯かもしれません。
ブログでリップサポート・上口唇の陥凹について書いたことがあります。
つい最近の回答例です。参考にしてください。
* 何度か作り替えても入れ歯がしっくりこない (第三者より)
回答2
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2015-06-22 18:18:07
こんにちは。
概ね松山先生と同じなのですが、逆に例えばその入れ歯がお口を大きく開いた場合に前歯側から落ちるようであれば厚みがあり過ぎるという場合も考えられます。
いずれにせよその部分は鼻から下の部分の顔貌を左右しますので、一概にそれが厚過ぎるのかはここでは判断できません。
そのままのご自身の印象を担当医にお伝えしてみてもよい気がします。
概ね松山先生と同じなのですが、逆に例えばその入れ歯がお口を大きく開いた場合に前歯側から落ちるようであれば厚みがあり過ぎるという場合も考えられます。
いずれにせよその部分は鼻から下の部分の顔貌を左右しますので、一概にそれが厚過ぎるのかはここでは判断できません。
そのままのご自身の印象を担当医にお伝えしてみてもよい気がします。
回答3
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2015-06-23 00:21:15
どう言う状況になるのか?に関してのお話合いと言うか、合意点ゴールを見出せずに、治療だけが進んでしまっている、と言う感じですね。
本来でしたら、そう言う合意点ゴールを見定めて、仕上げるモノなんですが・・・
今出来ることは再製作ではなく、現状の義歯の調整だと思います。
何処まで薄く、気に入っていただけるように調整出来るのかは分かりませんが、まずは気に入らない点をちゃんと先生に伝えて、調整っしていただくことをお願いして下さい。
それでも、厚みとか前歯の並んでいる位置とかがお気に召さない場合には、仕方がないので再製に到る、と思います。
総義歯治療は、患者さんとの話し合いで進めるべきものだ、と私は師匠に習いました。
言い換えると、科学的、医学的根拠とかが数字とかで示せる純粋科学ではなく、感覚的なモノ、芸術的素養が関わって来るモノ、と言うことと私は理解しています。
だとしたら、歯医者側で単純明快に作れるモノではない、と言うことなんです。
なので、単に気に入らないから再生、歯医者変える、とかではなく信頼置ける先生を探されて、患者さんもお任せではなく要望をキチンと伝え、歩み寄って治療に当たる、と言う姿勢をお願いします。
本来でしたら、そう言う合意点ゴールを見定めて、仕上げるモノなんですが・・・
今出来ることは再製作ではなく、現状の義歯の調整だと思います。
何処まで薄く、気に入っていただけるように調整出来るのかは分かりませんが、まずは気に入らない点をちゃんと先生に伝えて、調整っしていただくことをお願いして下さい。
それでも、厚みとか前歯の並んでいる位置とかがお気に召さない場合には、仕方がないので再製に到る、と思います。
総義歯治療は、患者さんとの話し合いで進めるべきものだ、と私は師匠に習いました。
言い換えると、科学的、医学的根拠とかが数字とかで示せる純粋科学ではなく、感覚的なモノ、芸術的素養が関わって来るモノ、と言うことと私は理解しています。
だとしたら、歯医者側で単純明快に作れるモノではない、と言うことなんです。
なので、単に気に入らないから再生、歯医者変える、とかではなく信頼置ける先生を探されて、患者さんもお任せではなく要望をキチンと伝え、歩み寄って治療に当たる、と言う姿勢をお願いします。
タイトル | 総入れ歯、鼻下の膨らみを目立たないようにできるか? |
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質問者 | なのかさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 54歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 総入れ歯のトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。