上６番根管充填後、未治療第４根管治療は可能でしょうか
相談者：
ぷりもさん (51歳：女性)
投稿日時：2015-07-02 12:19:01
お世話になります。
上６番の歯についてご相談させて下さい。
この歯は、前回治療から２０年近く経ち、根管治療が今回で２回か３回目になります。
一般歯科から紹介を受けた歯内療法専門医を受診しましたが、消毒後症状も治まり、根管充填までして頂きました。
治療終了間際に念の為、一般歯科で指摘されていた第４根管の存在について確認したところ、なかったという返答でしたが、一般歯科ではCT撮影で未治療の根管ありそうとの指摘で、私にも小さな黒い点が確認できた事を記憶しています。
専門医がマイクロスコープで治療して下さるので、未治療の根管があれば、あえてお話ししなくても治療して下さるものと思っていましたし、顕微鏡下での見落としはないかと思い、説明を受け入れてしまいました。
ところが、こちらで過去の相談を拝見し、６番の第４根管は大多数の人に存在し、マイクロスコープで必ずしも発見出来るものでもない事を知りました。
根管充填後は速やかに土台を作って細菌の侵入を防ぐのが大前提と思いますが、一方で未治療の根管をそのままにしておくのもリスクを抱える事と理解しています。
そこでお聞きしたいのですが、
１） 既に歯質の残り少なく、今回が最後の治療と言われていますので、充填を除去してのやり直しは出来ないという事かと思いますが、充填済みの根管を再感染させずに第４根管の治療は可能でしょうか？
２） １）が難しい場合は、再治療不能な根管の再感染のリスクを考えれば、第４根管の治療は諦めるべきでしょうか？
（下記＊印以降に書きましたが、今回の病変は歯根端切除できない根にありました。）
３） １）が可能な場合、一般歯科の方に戻って第４根管を治療して頂くのは難色を示されるでしょうか。
（お二人の人間関係とか・・・）
最善の治療を受けて、この歯を出来るだけ長く残したいと思っています。
ご教示頂ければ幸いです。宜しくお願い申し上げます。
＊念の為、以下にこの歯の経過について簡単にまとめましたが、不要な情報でしたら読み飛ばして下さい。
・今回X線、CTで確認された影は、主に内側の根・頬側奥側の根、２本の周囲でした。
・前回治療以後、近年噛むとうずく症状が２〜３回あったものの、他は自覚症状なしです。
・今回は被せものが外れかかって治療開始。
クラウンと土台を外してから数カ月仮封で過ごしてしまった為、途中から違和感が出ましたが、今回治療後それもほぼなしです。
上６番の歯についてご相談させて下さい。
この歯は、前回治療から２０年近く経ち、根管治療が今回で２回か３回目になります。
一般歯科から紹介を受けた歯内療法専門医を受診しましたが、消毒後症状も治まり、根管充填までして頂きました。
治療終了間際に念の為、一般歯科で指摘されていた第４根管の存在について確認したところ、なかったという返答でしたが、一般歯科ではCT撮影で未治療の根管ありそうとの指摘で、私にも小さな黒い点が確認できた事を記憶しています。
専門医がマイクロスコープで治療して下さるので、未治療の根管があれば、あえてお話ししなくても治療して下さるものと思っていましたし、顕微鏡下での見落としはないかと思い、説明を受け入れてしまいました。
ところが、こちらで過去の相談を拝見し、６番の第４根管は大多数の人に存在し、マイクロスコープで必ずしも発見出来るものでもない事を知りました。
根管充填後は速やかに土台を作って細菌の侵入を防ぐのが大前提と思いますが、一方で未治療の根管をそのままにしておくのもリスクを抱える事と理解しています。
そこでお聞きしたいのですが、
１） 既に歯質の残り少なく、今回が最後の治療と言われていますので、充填を除去してのやり直しは出来ないという事かと思いますが、充填済みの根管を再感染させずに第４根管の治療は可能でしょうか？
２） １）が難しい場合は、再治療不能な根管の再感染のリスクを考えれば、第４根管の治療は諦めるべきでしょうか？
（下記＊印以降に書きましたが、今回の病変は歯根端切除できない根にありました。）
３） １）が可能な場合、一般歯科の方に戻って第４根管を治療して頂くのは難色を示されるでしょうか。
（お二人の人間関係とか・・・）
最善の治療を受けて、この歯を出来るだけ長く残したいと思っています。
ご教示頂ければ幸いです。宜しくお願い申し上げます。
＊念の為、以下にこの歯の経過について簡単にまとめましたが、不要な情報でしたら読み飛ばして下さい。
・今回X線、CTで確認された影は、主に内側の根・頬側奥側の根、２本の周囲でした。
・前回治療以後、近年噛むとうずく症状が２〜３回あったものの、他は自覚症状なしです。
・今回は被せものが外れかかって治療開始。
クラウンと土台を外してから数カ月仮封で過ごしてしまった為、途中から違和感が出ましたが、今回治療後それもほぼなしです。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時：2015-07-02 12:42:57
＞１） 既に歯質の残り少なく、今回が最後の治療と言われていますので、充填を除去してのやり直しは出来ないという事かと思いますが、充填済みの根管を再感染させずに第４根管の治療は可能でしょうか？
不可能ではないと思います。
＞ ３） １）が可能な場合、一般歯科の方に戻って第４根管を治療して頂くのは難色を示されるでしょうか。
＞（お二人の人間関係とか・・・）
一般歯科の先生が「難しい」と判断したので専門医の先生を紹介されたのではないでしょうか？
ただ、一般論で言えば、第4根管が未処置だったとしても、それが原因で大きな病気になっている事は少ないような気がします。
（もちろん、第4根管を治す事で症状が消失するケースもありますが…）
不可能ではないと思います。
＞ ３） １）が可能な場合、一般歯科の方に戻って第４根管を治療して頂くのは難色を示されるでしょうか。
＞（お二人の人間関係とか・・・）
一般歯科の先生が「難しい」と判断したので専門医の先生を紹介されたのではないでしょうか？
ただ、一般論で言えば、第4根管が未処置だったとしても、それが原因で大きな病気になっている事は少ないような気がします。
（もちろん、第4根管を治す事で症状が消失するケースもありますが…）
相談者からの返信相談者：
ぷりもさん
返信日時：2015-07-02 14:26:18
櫻井先生
早速のご返信、どうも有難うございました。
＞一般歯科の先生が「難しい」と判断したので専門医の先生を紹介されたのではないでしょうか？
私の根管は特別な形状をしている訳でもなく、その先生でも治療して頂けそうでしたが、歯が薄いという事もあり、私から専門医の先生の紹介をお願いした次第です。
第４根管の件、専門医の先生に治療して頂くのが色々な意味で望ましいですが、ご気分を害されないか懸念されたものですから。
こういう場合、どんな風にお願いしたらよいものでしょうか？
ご助言頂けますと有り難いです。
重ねての質問で申し訳ありません。
＞ただ、一般論で言えば、第4根管が未処置だったとしても、それが原因で大きな病気になっている事は少ないような気がします。
＞（もちろん、第4根管を治す事で症状が消失するケースもありますが…）
そうですか。少し安心致しました。
こちらのご相談で取り残しの根管が原因で苦しむ患者さんが多くいらっしゃるようにお見受けしたので心配しましたが、６番第4根管に関しては、あまり心配ないのですね。
有難うございます。
ちなみに最悪処置が必要になった場合は、この根（頬側手前の根）は歯根端切除術の適応になりますか？
早速のご返信、どうも有難うございました。
＞一般歯科の先生が「難しい」と判断したので専門医の先生を紹介されたのではないでしょうか？
私の根管は特別な形状をしている訳でもなく、その先生でも治療して頂けそうでしたが、歯が薄いという事もあり、私から専門医の先生の紹介をお願いした次第です。
第４根管の件、専門医の先生に治療して頂くのが色々な意味で望ましいですが、ご気分を害されないか懸念されたものですから。
こういう場合、どんな風にお願いしたらよいものでしょうか？
ご助言頂けますと有り難いです。
重ねての質問で申し訳ありません。
＞ただ、一般論で言えば、第4根管が未処置だったとしても、それが原因で大きな病気になっている事は少ないような気がします。
＞（もちろん、第4根管を治す事で症状が消失するケースもありますが…）
そうですか。少し安心致しました。
こちらのご相談で取り残しの根管が原因で苦しむ患者さんが多くいらっしゃるようにお見受けしたので心配しましたが、６番第4根管に関しては、あまり心配ないのですね。
有難うございます。
ちなみに最悪処置が必要になった場合は、この根（頬側手前の根）は歯根端切除術の適応になりますか？
回答2ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時：2015-07-02 15:45:53
＞こういう場合、どんな風にお願いしたらよいものでしょうか？
担当の先生のキャラ次第ですよ。^_^;
＞ちなみに最悪処置が必要になった場合は、この根（頬側手前の根）は歯根端切除術の適応になりますか？
専門医の先生であれば出来ると思います。
担当の先生のキャラ次第ですよ。^_^;
＞ちなみに最悪処置が必要になった場合は、この根（頬側手前の根）は歯根端切除術の適応になりますか？
専門医の先生であれば出来ると思います。
相談者からの返信| タイトル | 上６番根管充填後、未治療第４根管治療は可能でしょうか |
|---|---|
| 質問者 | ぷりもさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 51歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療の失敗・再治療 |
| 回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
