直接覆髄の材料について

相談者: リバースさん (25歳:男性)
投稿日時:2015-07-03 05:27:18
お世話になっております。

直接覆髄の時の材料についてお尋ねします。

直接覆髄の際のメジャーなものとして

MTA
水酸化カルシウム
○フロアブルレジン

があると、この歯ちゃんねるで勉強させていただきました。

EEデジタルの井野先生のホームページで、

水酸化カルシウムはMTAに比べて、dentin bridgeができにくく・炎症性細胞浸潤ができやすく・細菌進入もしやすいと拝見しました。

このほかに、どういう違いがあるのでしょうか?


@MTAに比べて、他2つの素材がどのぐらい劣っているのか
(気にするほどなのか)

AMTAはph12で殺菌作用があるが、他の2つは殺菌作用がなくダメなのか

B先生方は上記3つの素材を直接覆髄の際にどのぐらいの割合で使用されるのか

の3つについて教えていただけますでしょうか。

宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-07-03 08:35:24
@負けず劣らずです

A水酸化カルシウムは殺菌作用があります。 
レジンは生体適合材料です。
殺菌作用があるものは、そのメリットの反面、体の細胞に対しても刺激があります。
レジンは生体適合材料なので、体細胞に対しての刺激が少ないです

Bわたしは、直接覆髄にはMTAを用います。

理由は

・操作しやすい(私にとって)
・若干の膨張により、隙間を埋めてくれる
象牙質の中にアパタイトのタグを形成して物理的に細菌の侵入を防いでくれる

でも、きわめつけは・・・・《なんだかよくわからんが、やたらと予後が良い》です

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リバースさん
返信日時:2015-07-04 21:40:44
タカタ先生、ご回答ありがとうございます。

先生のば場合はMTAを使われるのですね。
3つの違いについて教えていただき勉強になりました。

ありがとうございました。



タイトル 直接覆髄の材料について
質問者 リバースさん
地域 非公開
年齢 25歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 材料・機材関連
覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)
回答者




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