右1番の前歯、ブリッジか歯列矯正後のインプラントかで悩んでいます

相談者: はなはろさん (39歳:女性)
投稿日時:2015-07-13 13:34:36
10歳時、事故で右上1番(永久歯)が抜けてしまい、抜けた歯を移植して生活、その後17歳でその上に差し歯をしました。

今まで何とか持っていましたが、最近炎症することが多くなり、いよいよ次の方法を考えなくてはならなくなりました。

右上1番が1本前に出てしまっており、左1番と右2番の間が狭くなってしまっているため、補綴ブリッジorインプラント)を見越して28歳から矯正治療を始めましたが、30歳より、妊娠・出産が続いてしまい、矯正治療はいったんやめていました。

今回、CT含め様々な検査を受け、インプラントは可能だが、矯正治療をしてインプラントが入る隙間を広げる必要があること、ブリッジにするのであれば、矯正は必要ないとのことでした。
担当の先生は、成人矯正治療のデメリット(根が弱ること、顎関節症の発生リスク)を心配しており、どちらかというとブリッジを勧めていらっしゃいます。

接着ブリッジも考えましたが、審美的に落ちるようです。

お金がかかっても、将来的に歯を失いたくないというのが大きな願いですが、どちらにもメリットデメリットがあり、悩んでいます。

ご意見いただければ幸いです


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-07-14 08:16:38
ご相談ありがとうございます。

>将来的に歯を失いたくないというのが大きな願いです

もしこれが最優先であれば、一生歯を残せる条件を最優先しましょう。
それは、削らないこと、神経を抜かないことです。

両側をクラウンにして作るブリッジでも、成功すれば一生歯を残すことは可能ですし、実績もあります。
しかし、健康な歯をぐるりと大きく削るクラウンにする場合は、ほんの些細なエラーであっという間に歯を失うこともある治療と用心しましょう。

完璧な治療など不可能だし、クラウンは一生歯を残せる自然の仕組みを、あちこちとたくさん人工的に変えなければならない治療であり、本当はクラウンとはとても高度な治療だからです。
クラウンは最後の手段と考えたほうが安全です。

きれいな入れ歯もあり、矯正治療インプラントもあり、接着もあり、今最終的な方法に決める段取りもあり、将来に向けてステップアップする段階的な段取りもあり、近々始まる歯の再生医療を待つというのもありです。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-07-14 11:36:10
隙間の程度にもよりますが、5o位あるのなら、先にインプラントを埋めてしまって、それを固定源にしてMTM(小さな範囲内での矯正)されるのがコストパフォーマンスと長期予後のバランスで最も良いのでは、と私は思います。

インプラントは骨とくっ付けば、強力な固定源になりますので、それを使えばMTMも安定して、予後良く行える、と思います。
1本1本の歯をディスキングと言ってエナメル質の範囲内だけで歯の幅の両側で0.3〜0.5oスリムにして隙間作る、と言う方法とかも併用されれば、犬歯―犬歯間で隙間を5o程度増やすことが出来るでしょうから、それで前歯が並ぶのでは、と思います。
如何でしょうか?

問題は、骨と歯茎の状態ですので、歯科用CTを撮影して、精密に治療計画を立てられること、を強くお勧めします。

こう言う治療方法で一番重要なのは、インプラントポジション位置です。
それが精密に行われないと絶対にいけません。

なので、術中の確認も行える、設備として歯科用CTを持っている医院が良いと思います。




タイトル 右1番の前歯、ブリッジか歯列矯正後のインプラントかで悩んでいます
質問者 はなはろさん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ぶつけたり、打ったりして抜けた
抜歯:1番(中切歯)
インプラント治療法
ブリッジ治療法
回答者




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