左上5番のインレー、ゴールドとプラチナではどちらが適しているか?
相談者:
タロウさんさん (50歳:男性)
投稿日時:2015-07-11 18:12:19
回答1
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2015-07-12 00:54:57
こんばんは。
プラチナゴールドは普通のゴールドよりも表面硬さがあります。
全体の咬合にもよるので一概にどちらが適しているかは判断できません。
硬いから悪影響が出るという一様の理由ではないからです。
ただ他にゴールドで入っているのでしたら、本来は同じ金属の方があれこれ無難な選択のようにも感じます。
プラチナゴールドは普通のゴールドよりも表面硬さがあります。
全体の咬合にもよるので一概にどちらが適しているかは判断できません。
硬いから悪影響が出るという一様の理由ではないからです。
ただ他にゴールドで入っているのでしたら、本来は同じ金属の方があれこれ無難な選択のようにも感じます。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-07-13 11:37:40
相当以前ですが、特に説明しないで一箇所のみ白金加金のインレーを装着したところ、本当に「硬い!」と言われました。
慣れますけどね。
慣れますけどね。
相談者からの返信
相談者:
タロウさんさん
返信日時:2015-07-13 17:09:38
田中先生、藤森先生お忙しい中、ご回答有難うございました。
見た目、 機能性、金額、などプライオリティは患者が決めることですが、その為に詳しい違いが知りたかったので参考になりました。
見た目、 機能性、金額、などプライオリティは患者が決めることですが、その為に詳しい違いが知りたかったので参考になりました。
助言1
助言者:
ぱるばるーんさん
助言日時:2015-07-14 11:00:36
一般人の掲示板読者です。
私も同様の悩みがあり、タロウさんと同年代の者で横から失礼します。
田中先生 にお聞きしたいのですが、
>プラチナゴールドは普通のゴールドよりも表面硬さがあります。
との事ですが私の場合、白金が3% ゴールド70% のハイカラット金合金のインレーをつい先日入れたのですが。
白金が3% でも「普通のゴールドよりも表面が硬い」という効果は得られるのでしょうか。
私も同様の悩みがあり、タロウさんと同年代の者で横から失礼します。
田中先生 にお聞きしたいのですが、
>プラチナゴールドは普通のゴールドよりも表面硬さがあります。
との事ですが私の場合、白金が3% ゴールド70% のハイカラット金合金のインレーをつい先日入れたのですが。
白金が3% でも「普通のゴールドよりも表面が硬い」という効果は得られるのでしょうか。
回答3
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2015-07-14 19:36:28
実際にはさらにその他の金属が含まれますので、一概に白金が3%だから硬さが足りないかといえばそうでもないと思います。
商品によって白金の含有量も1〜7%くらいの幅があると思うのですが、たとえ1%くらいだとしてもさらにパラジウムなどが加えられていれば、それでも保険で使用する金銀パラジウム合金程度のHV硬度があるはずです。
なので細かい事を言えば、単なる硬さでの比較というよりは製品によっての特徴と、それにマッチした症例で選ばれるべきではないかと思っています。
効果かどうか、何を効果と指しているのかはわかりませんが、少なくとも3%の白金が含まれていればそこそこ硬さを有すると想像されます。
商品によって白金の含有量も1〜7%くらいの幅があると思うのですが、たとえ1%くらいだとしてもさらにパラジウムなどが加えられていれば、それでも保険で使用する金銀パラジウム合金程度のHV硬度があるはずです。
なので細かい事を言えば、単なる硬さでの比較というよりは製品によっての特徴と、それにマッチした症例で選ばれるべきではないかと思っています。
効果かどうか、何を効果と指しているのかはわかりませんが、少なくとも3%の白金が含まれていればそこそこ硬さを有すると想像されます。
回答4
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2015-07-15 00:55:52
蛇足ですが・・・
補綴修復物の硬さには諸説あって、その先生それぞれに考え方があると思います。
柔らかいものがいいと考える者。
適度に擦り減る素材が良いとする者。
きちんとした硬さを有し噛み合わせを支えてくれる方が良いと考えている者。
etc...
なのでそれぞれの考え方で素材を選び、その考え方に基いて咬合の調整などを行っているものと思われます。
なのできちんとした考え方を持って選んでいてくれるならばどれが一番いいという答えは出て来難い問題でしょう。
むしろそういう考え方から逸れた素材や方法で治療して下さいと言われる方が難しく、結果にも期待感が薄れたものになってしまうのではないかと思っております。
補綴修復物の硬さには諸説あって、その先生それぞれに考え方があると思います。
柔らかいものがいいと考える者。
適度に擦り減る素材が良いとする者。
きちんとした硬さを有し噛み合わせを支えてくれる方が良いと考えている者。
etc...
なのでそれぞれの考え方で素材を選び、その考え方に基いて咬合の調整などを行っているものと思われます。
なのできちんとした考え方を持って選んでいてくれるならばどれが一番いいという答えは出て来難い問題でしょう。
むしろそういう考え方から逸れた素材や方法で治療して下さいと言われる方が難しく、結果にも期待感が薄れたものになってしまうのではないかと思っております。
タイトル | 左上5番のインレー、ゴールドとプラチナではどちらが適しているか? |
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質問者 | タロウさんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 50歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ゴールドインレー(金の詰め物) お勧めの詰め物・インレー |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。