右下6番抜歯後にノンクラスプデンチャーはどうでしょうか?

相談者: たろsannさん (30歳:男性)
投稿日時:2015-07-12 17:43:14
はじめまして。

右下6番の治療についてご相談させてください。

子供の頃、虫歯の治療で複数回にわたり削ることを繰り返した結果、根っこだけ残り、その上に銀歯を被せた状態になっています。


数か月前、右奥の歯茎が腫れ歯医者に診てもらったところ、

「根っこが腐って周りの骨が溶け出している。
早く抜いたほうが良い。」

と言われました。


前後の歯は健康な状態でした。
治療法としては入れ歯ブリッジインプラントとのこと。
念のため他2か所でセカンドオピニオンを受けましたが、やはり説明は同じでした。

調べるとそれぞれにメリット・デメリットはあるようですが、自分としてはノンクラスプデンチャー、というものに興味があります。

美容面に優れ、他の歯を傷めず、手術も必要がないことがその理由です。
料金は多少かかっても構いません。


ところが、山陰で施術するのはあまり気が進まず、施術例が豊富であろう大阪あたりの歯科で施術を受けようかと検討しているところです。

ご教授いただきたいのは、
・ノンクラスプデンチャーを選ぶこと自体は間違っていないか。
・どのように歯科医を選べばよいか。
の2点です。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-07-12 18:54:07
抜歯すぐは骨の吸収等により欠損部の形態が変化します。
ノンクラスプデンチャー歯科医院での直接法によるリベースがしにくいと思います。
ですから一週間前後預けないとリベースができないと思います。

まず普通の義歯を作りその後ノンクラスプデンチャーに移行する方法があると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: たろsannさん
返信日時:2015-07-12 22:40:25
柴田様

ご回答有難うございます。

直接法、リベースにつき調べましたが理解に至らない点があり、以下の自分の理解で正しいかお伺いさせていただきたく存じます。


ノンクラスプデンチャーを作るには、直接法(型を取らないで歯の上で直接修復物を作る方法)でなく間接法(型を取って型の上で修復物を作る方法)が向いている。

・間接法の場合、型を取るので一週間前後歯科医に預ける必要がある。

・その場合、預けている間は欠損状態になるので、普通の義歯を装着し、その後ノンクラスプデンチャーに移行する。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-07-13 01:52:08
ノンクラスプデンチャーに対する学会の見解があります
以下のようにまだ、評価の定まらない物です。
 
* http://www.hotetsu.com/s/doc/non_denture.pdf 

柴田先生の仰る通り、義歯にするなら、とりあえず普通の義歯を入れた方が良いかと思います。



尚、リベースというのは、使用している義歯と粘膜の間にスペースが出てきたときそのすき間を埋める為に行う事ですが、抜歯直後に入れ歯を作ると、その後、抜歯した部分の骨が吸収し、粘膜面の形が変わるので、早期にリベースが必要になると言う話です。

リベースには、その場でリベース剤を使い入れ歯を修理する直接法と、入れ歯ごと型どりして、模型を作りその上で行う間接法があり、ノンクラスプデンチャーは後者で行う事が多く、入れ歯を預からなければならないと言う事です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: たろsannさん
返信日時:2015-07-17 07:24:47
三浦様

ご回答ありがとうございます。

大変勉強になりました。
方法についても改めて見直してみたいと思います。



タイトル 右下6番抜歯後にノンクラスプデンチャーはどうでしょうか?
質問者 たろsannさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:6番(第一大臼歯)
部分入れ歯 その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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