5歳、過剰歯の抜歯と笑気ガスについて
相談者:
モモタロさん (5歳:女性)
投稿日時:2015-07-17 00:04:35
初めて投稿させていただきます。
5歳の息子です。
4歳の誕生日を迎えた頃に上のAの歯右側が一本生えかわり出しました。
随分早いし前歯なのに先がとんがっているので、お姉ちゃんが顎の矯正でお世話になっている歯科で、ついでに見ていただいたところ、余剰歯?だったか過剰歯?ではないかといわれました(記憶曖昧で申し訳ありません)
レントゲンで確認したところ、やはり上のA2本の歯茎に余剰歯が確認され、まず半分でてきている右側の余剰歯を来月笑気ガスをかけながら抜歯することになりました。
いつもしてもらうフッ素歯磨きもマズイといって、衛生士さんをてこずらせるので、ここは笑気ガスが一番だとおっしゃいるのですが、体に影響はないのでしょうか?
また、もう一本の歯茎に隠れている余剰歯は横向きのため、上の歯茎の裏側を全部切開して抜かなければならず、それを回避するために矯正で顎を拡張すれば、余剰歯の向きが変わって、抜きやすくなるかもしれない・・・と言われたのですが、突然の大掛かりな話と笑気ガスにかなりびっくりしてしまい、こちらの掲示板を知り御相談させていただきました
笑気ガスで1本目抜歯→顎矯正で様子を見る→2本目抜歯
これは5歳のうちの子の状態に対して、小児歯科でとられる一般的な流れなのでしょうか?
回答お待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします
5歳の息子です。
4歳の誕生日を迎えた頃に上のAの歯右側が一本生えかわり出しました。
随分早いし前歯なのに先がとんがっているので、お姉ちゃんが顎の矯正でお世話になっている歯科で、ついでに見ていただいたところ、余剰歯?だったか過剰歯?ではないかといわれました(記憶曖昧で申し訳ありません)
レントゲンで確認したところ、やはり上のA2本の歯茎に余剰歯が確認され、まず半分でてきている右側の余剰歯を来月笑気ガスをかけながら抜歯することになりました。
いつもしてもらうフッ素歯磨きもマズイといって、衛生士さんをてこずらせるので、ここは笑気ガスが一番だとおっしゃいるのですが、体に影響はないのでしょうか?
また、もう一本の歯茎に隠れている余剰歯は横向きのため、上の歯茎の裏側を全部切開して抜かなければならず、それを回避するために矯正で顎を拡張すれば、余剰歯の向きが変わって、抜きやすくなるかもしれない・・・と言われたのですが、突然の大掛かりな話と笑気ガスにかなりびっくりしてしまい、こちらの掲示板を知り御相談させていただきました
笑気ガスで1本目抜歯→顎矯正で様子を見る→2本目抜歯
これは5歳のうちの子の状態に対して、小児歯科でとられる一般的な流れなのでしょうか?
回答お待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2015-07-17 05:31:31
どんな薬にも副作用があるので全く安全と言えるわけではありませんが、まず体に影響が、出る事はないと思います。
なかなかフッ素歯磨きが難しいような状況であればなおさらお勧めだと思います。
参考⇒表面麻酔・笑気麻酔
http://www.gctv.ne.jp/~cony/shoki.html
生えている歯を抜く事は普通の選択肢かと思います。
お姉さんが矯正をされた理由にもよりますが、多い理由として考えられるのは顎の大きさが小さい事が挙げられると思います。
とすると弟さんにもその可能性があり、顎の拡大が間違った治療方針ではないと思います。
抜歯の際の参考に症例ビデオのリンクを載せておきます。
m.youtube.com/watch?v=y6dBUuvrYws
なかなかフッ素歯磨きが難しいような状況であればなおさらお勧めだと思います。
参考⇒表面麻酔・笑気麻酔
http://www.gctv.ne.jp/~cony/shoki.html
生えている歯を抜く事は普通の選択肢かと思います。
お姉さんが矯正をされた理由にもよりますが、多い理由として考えられるのは顎の大きさが小さい事が挙げられると思います。
とすると弟さんにもその可能性があり、顎の拡大が間違った治療方針ではないと思います。
抜歯の際の参考に症例ビデオのリンクを載せておきます。
m.youtube.com/watch?v=y6dBUuvrYws
回答2
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2015-07-17 09:27:36
笑気は鎮静法の中でも比較的簡便に行える方法です。
恐怖心の強い方の処置(外科処置だけでなくむし歯治療等でも)の際に用いられることが少なくありません。
>笑気ガスで1本目抜歯→顎矯正で様子を見る→2本目抜歯
矯正治療で過剰歯の向きが変わるかどうかは分かりませんが、特に違和感を感じる治療方法ではないと思います。
恐怖心の強い方の処置(外科処置だけでなくむし歯治療等でも)の際に用いられることが少なくありません。
>笑気ガスで1本目抜歯→顎矯正で様子を見る→2本目抜歯
矯正治療で過剰歯の向きが変わるかどうかは分かりませんが、特に違和感を感じる治療方法ではないと思います。
回答3
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2015-07-17 09:46:03
>笑気ガスが一番だとおっしゃいるのですが、体に影響はないのでしょうか?
安全性は高いです。
うちでは頻繁に使用します。
>矯正で顎を拡張すれば、余剰歯の向きが変わって、抜きやすくなるかもしれない
これはどうでしょう・・・
埋伏歯の移動方向をコントロールするのは至難の業です。
必ずしも都合の良い方向に動いてくれるとは限りませんし、場合によっては歯根の吸収を起こす可能性もないわけではないです。(そのままにすれば安全というわけでもありませんが)
どちらかというとしばらく放置して経過観察という方針の先生のほうが多いかもしれません。
安全性は高いです。
うちでは頻繁に使用します。
>矯正で顎を拡張すれば、余剰歯の向きが変わって、抜きやすくなるかもしれない
これはどうでしょう・・・
埋伏歯の移動方向をコントロールするのは至難の業です。
必ずしも都合の良い方向に動いてくれるとは限りませんし、場合によっては歯根の吸収を起こす可能性もないわけではないです。(そのままにすれば安全というわけでもありませんが)
どちらかというとしばらく放置して経過観察という方針の先生のほうが多いかもしれません。
相談者からの返信
相談者:
モモタロさん
返信日時:2015-07-17 10:04:00
早速の回答ありがとうございます。
笑気ガスに関しては、これでスッキリとした気持ちで治療に挑めます。
矯正に関しては、余剰歯はどうなるかわからないが、顎が小さいならやっておくべきだということですね。
お姉ちゃんも顎は少し小さめでしたが、それよりも、扁桃腺が大きくまた、年中アレルギー性鼻炎で鼻呼吸がつらい状態で、かかりつけの先生の、顎を拡げれば鼻の奥が拡がって鼻呼吸が楽になるという言葉に惹かれてやってもらいました
弟はまだ顎に関しては何も言われていませんし、鼻も普通なので、矯正は全く考えていなかったのですが、お姉ちゃんが矯正で色々苦労する姿をみているので、頑張って矯正しても全切開・・・となった場合、可哀そうで、モヤモヤ悩んでおります
横向きの余剰歯は上の歯茎の裏側を全切開して抜く方法がベストなのでしょうか?
しばらく放置経過観察した場合、どうなる子供が多いのでしょうか?
笑気ガスに関しては、これでスッキリとした気持ちで治療に挑めます。
矯正に関しては、余剰歯はどうなるかわからないが、顎が小さいならやっておくべきだということですね。
お姉ちゃんも顎は少し小さめでしたが、それよりも、扁桃腺が大きくまた、年中アレルギー性鼻炎で鼻呼吸がつらい状態で、かかりつけの先生の、顎を拡げれば鼻の奥が拡がって鼻呼吸が楽になるという言葉に惹かれてやってもらいました
弟はまだ顎に関しては何も言われていませんし、鼻も普通なので、矯正は全く考えていなかったのですが、お姉ちゃんが矯正で色々苦労する姿をみているので、頑張って矯正しても全切開・・・となった場合、可哀そうで、モヤモヤ悩んでおります
横向きの余剰歯は上の歯茎の裏側を全切開して抜く方法がベストなのでしょうか?
しばらく放置経過観察した場合、どうなる子供が多いのでしょうか?
回答4
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2015-07-17 11:16:25
>横向きの余剰歯は上の歯茎の裏側を全切開して抜く方法がベストなのでしょうか?
抜歯する必要がある場合は粘膜の切開が必要になります。
過剰歯の埋まっている位置によっては、裏側ではなく表側の粘膜を切開することもあります。
>しばらく放置経過観察した場合、どうなる子供が多いのでしょうか?
・何も起こらない(埋まったまま)
・他の歯の位置や傾きに影響を及ぼす
・炎症を起こしたり嚢胞化する
・過剰歯が鼻の奥の方に移動する
などが考えられます。
どのパターンが何パーセント、といった報告は今のところないと思います。
抜歯する必要がある場合は粘膜の切開が必要になります。
過剰歯の埋まっている位置によっては、裏側ではなく表側の粘膜を切開することもあります。
>しばらく放置経過観察した場合、どうなる子供が多いのでしょうか?
・何も起こらない(埋まったまま)
・他の歯の位置や傾きに影響を及ぼす
・炎症を起こしたり嚢胞化する
・過剰歯が鼻の奥の方に移動する
などが考えられます。
どのパターンが何パーセント、といった報告は今のところないと思います。
回答5
タイトル | 5歳、過剰歯の抜歯と笑気ガスについて |
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質問者 | モモタロさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 5歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
小児歯科治療 抜歯:乳歯(子供の歯) 歯の数が多い(過剰歯) 子供の歯列矯正 歯が骨に埋まっている(埋伏歯) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。