歯周病治療の医院探し中、三日連続でCT検査に問題は?
相談者:
きっくんさん (50歳:女性)
投稿日時:2015-07-17 18:53:42
回答1
相談者からの返信
相談者:
きっくんさん
返信日時:2015-07-18 08:49:15
上野先生回答ありがとうございます。
又、説明不足で失礼しました。
21日A医院にてCT
22日B医院にてCT
23日C医院にてCT
という予定です。
現在、治療先医院を探しているところで一刻も早く治療を開始したいため3つの医院に申し込みをした所3日続けてになってしまい、各医院からの案内メールには「CT撮影があります」と書かれていました。
せめて、何日位間をあけるべきなのでしょうか?
また、お答えいただけましたら幸いです。
又、説明不足で失礼しました。
21日A医院にてCT
22日B医院にてCT
23日C医院にてCT
という予定です。
現在、治療先医院を探しているところで一刻も早く治療を開始したいため3つの医院に申し込みをした所3日続けてになってしまい、各医院からの案内メールには「CT撮影があります」と書かれていました。
せめて、何日位間をあけるべきなのでしょうか?
また、お答えいただけましたら幸いです。
回答2
回答日時:2015-07-18 09:39:04
初診でCT撮影ということはすべて自費の医院を受診されるということですよね?
保険の初診で歯周病の診査目的のCT撮影は出来ませんので、CTでなかったとすれば被ばく量も比較にならないほど低くなりますよ。
当院(自費専門)でも初診でCT撮影は行うことが多いですが、特に歯周病の診査の上では必須ではなく、説明がしやすくなるので希望があれば診断目的ではなく説明ツールのひとつとして撮影している、という感じです。
ご不安であれば他のエックス線撮影方法(デンタルエックス線撮影等)で代えても全く問題ありませんし、特に今回はまだそこで治療を受けるかどうかも決まって様な状態なのですから、申し出られてはいかがでしょうか。
ただ被ばく量に関しては、メーカー公表値にバラつきが大きく正確ではありませんが、歯科用CT3回で医科用の頭部CT撮影1回分にもならないぐらいだと思いますので、健康に害があるかも?とか、そういうレベルを想像する必要はないでしょうね。
保険の初診で歯周病の診査目的のCT撮影は出来ませんので、CTでなかったとすれば被ばく量も比較にならないほど低くなりますよ。
当院(自費専門)でも初診でCT撮影は行うことが多いですが、特に歯周病の診査の上では必須ではなく、説明がしやすくなるので希望があれば診断目的ではなく説明ツールのひとつとして撮影している、という感じです。
ご不安であれば他のエックス線撮影方法(デンタルエックス線撮影等)で代えても全く問題ありませんし、特に今回はまだそこで治療を受けるかどうかも決まって様な状態なのですから、申し出られてはいかがでしょうか。
ただ被ばく量に関しては、メーカー公表値にバラつきが大きく正確ではありませんが、歯科用CT3回で医科用の頭部CT撮影1回分にもならないぐらいだと思いますので、健康に害があるかも?とか、そういうレベルを想像する必要はないでしょうね。
回答3
上野歯科クリニック(千葉県野田市)の上野です。
回答日時:2015-07-18 10:33:18
たぶん、CTだけでなくパノラマといって全顎の写真も撮影すると思います。
X線は体に対してマイナスにしか働きません。
写真を撮ることによって得られる情報がマイナスより上回るから撮るのです。
今回きっくんさんは、歯科医院を探すために3件受診されるようですが、レントゲン撮影は必要ないと思います。
今回受診される医院が保険で対応した場合、CT撮影の金額はわかりませんが、パノラマ撮影は保険で4000円くらいで3割負担分1200円×3、約3600円を窓口で支払う必要があると思います。
残り7割分約9000円は保険でまかなわれますが、無駄な費用だとおもいませんか?
(健康保険は公共財です)
歯科医院の治療方針や雰囲気が自分に合うのかどうかは、ご自身が判断すればよいと思います。
レントゲン撮影で、何日あければよいという明確な基準はありません。
(撮ることによって得られる情報とのバランスで決定されます)
X線は体に対してマイナスにしか働きません。
写真を撮ることによって得られる情報がマイナスより上回るから撮るのです。
今回きっくんさんは、歯科医院を探すために3件受診されるようですが、レントゲン撮影は必要ないと思います。
今回受診される医院が保険で対応した場合、CT撮影の金額はわかりませんが、パノラマ撮影は保険で4000円くらいで3割負担分1200円×3、約3600円を窓口で支払う必要があると思います。
残り7割分約9000円は保険でまかなわれますが、無駄な費用だとおもいませんか?
(健康保険は公共財です)
歯科医院の治療方針や雰囲気が自分に合うのかどうかは、ご自身が判断すればよいと思います。
レントゲン撮影で、何日あければよいという明確な基準はありません。
(撮ることによって得られる情報とのバランスで決定されます)
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2015-07-18 11:12:00
医療被曝において、上限は定められておりません。
従って「何日以上あけた方が良い」と言う事は一概には言えません。
しかし、レントゲン被曝には「ALARAの原則」と言うものがあります。
ALARA(as low as reasonably achievable)の原則
国際放射線防護委員会は,
(1)正当化,つまり放射線被曝を伴う行為はそれによって総体でプラスの利益を生むものでなければ採用してはならない,
(2)最適化,つまり被曝を経済的および社会的な要因を考慮に入れながら合理的に達成できるかぎり低く保たなければならない,
(3)制限,つまり個人の被曝線量は委員会が勧告する限度を超えてはならない
「3日連続CT検査」と言う行為はALARAの原則から考えると「総体でプラスの利益を生むものでなければ採用してはならない」と言う所に反すると思います。
つまり、きっくん さんにとって「有益な被曝とはなりえない可能性が高い」ので行わない方が良いであろうと考えます。
まして「歯周病のためのCT撮影」と言う事は「全顎撮影」になる可能性が高いと思います。
「一部分だけの撮影」であれば比較的被曝量は少ないと思いますが、全顎となれば結構な被曝になる事が予想されます(メーカーにより数値は異なりますので、正確に何ミリシーベルトとは答えられませんが)
どうしてもCTでの歯周病検査を望まれるのであれば1医院だけでCT撮影し、そのCTデータをもらって、他の2医院でデータ解析、診断だけされるのがよろしいのではないでしょうか?
(B歯科医院とC歯科医院に問い合わせられてみてはいかがでしょう)
ちなみに、僕が歯科用CTの基礎を教わった先生からは「全顎撮影ならばできれば半年以上あけるべき」と教わりました。
(通常、歯科疾患で変化が現れるのは半年くらいかかるのでそれくらいあけるのが妥当であると言う事でしょう)
従って「何日以上あけた方が良い」と言う事は一概には言えません。
しかし、レントゲン被曝には「ALARAの原則」と言うものがあります。
ALARA(as low as reasonably achievable)の原則
国際放射線防護委員会は,
(1)正当化,つまり放射線被曝を伴う行為はそれによって総体でプラスの利益を生むものでなければ採用してはならない,
(2)最適化,つまり被曝を経済的および社会的な要因を考慮に入れながら合理的に達成できるかぎり低く保たなければならない,
(3)制限,つまり個人の被曝線量は委員会が勧告する限度を超えてはならない
「3日連続CT検査」と言う行為はALARAの原則から考えると「総体でプラスの利益を生むものでなければ採用してはならない」と言う所に反すると思います。
つまり、きっくん さんにとって「有益な被曝とはなりえない可能性が高い」ので行わない方が良いであろうと考えます。
まして「歯周病のためのCT撮影」と言う事は「全顎撮影」になる可能性が高いと思います。
「一部分だけの撮影」であれば比較的被曝量は少ないと思いますが、全顎となれば結構な被曝になる事が予想されます(メーカーにより数値は異なりますので、正確に何ミリシーベルトとは答えられませんが)
どうしてもCTでの歯周病検査を望まれるのであれば1医院だけでCT撮影し、そのCTデータをもらって、他の2医院でデータ解析、診断だけされるのがよろしいのではないでしょうか?
(B歯科医院とC歯科医院に問い合わせられてみてはいかがでしょう)
ちなみに、僕が歯科用CTの基礎を教わった先生からは「全顎撮影ならばできれば半年以上あけるべき」と教わりました。
(通常、歯科疾患で変化が現れるのは半年くらいかかるのでそれくらいあけるのが妥当であると言う事でしょう)
タイトル | 歯周病治療の医院探し中、三日連続でCT検査に問題は? |
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質問者 | きっくんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 50歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病(歯槽膿漏)治療 CT |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。