下5番、歯の神経があるとCAD/CAM冠で治療してもらえないのですか?

相談者: mameさん (42歳:女性)
投稿日時:2015-07-27 17:00:45
下の第二小臼歯を治すので、保険適応が出来るCADCAM冠を入れたいと歯科医に御願いしました。
CADCAM冠の治療が出来る歯科医です。

しかし、神経を取った歯でないと出来ないと言われました。

本当に神経を取った後の歯でないと治療してもらえないのですか?

教えていただきたいです。
よろしく御願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2015-07-27 17:22:01
神経を取らなくとも出来るかも知れませんが、CADCAM冠の場合、切削量が多くなる為結果としては神経を取る処置になるかもしれません。

3人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mameさん
返信日時:2015-07-27 18:06:17
早速の返信をいただきまして、ありがとうございます。

実は、最初はパラジウム合金で御願いしていたので、歯を削って仮止めをして自宅に帰り、後でCADCAM冠が第二小臼歯には保険適用になることを知りました。

それからCADCAM冠に変更して欲しいと伝えたので、先生は神経を取った歯でないと出来ないと言えば、納得するだろうと思ったのかな・・・?と思い、掲示板に相談のメールをさせていただきました。

法律上は保険適応で、神経のある歯をCADCAM冠で治療していただけるのでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-07-27 18:10:18
こんにちは。

基本的に可能です。
神経の有無での可否ではないと思います。

ちゃんと保険点数表にもCAD/CAM冠の生活歯の形成の点数も記載されています。

しかしメタルクラウンに比べ歯質を厚めに削る必要があるため、それによってあからさまに露髄しそうな事がレントゲン上などで予測される場合には、抜髄を避けるために不適当と判断するかも知れません。

なので神経があるからというより、そういった状況から考えて向いてはいない治療法であると担当医が判断したという場合も考えられるとは思います。

歯科医師により向いていないと診断された場合には、適していない治療法としてやらないという場面もあって当然ではあります。

ただごく普通の状態で、おそろしく深いカリエスだったりなどの否定条件が無い状況であれば、先にも述べたように生活歯でもCAD/CAM冠は保険算定できると思われます。


あえてそれでも抜髄してでもCAD/CAM冠にするという場合は、その前の段階の抜髄も便宜的に行われるという事になりますので、抜髄処置も健保適用外となり、そうなると勿論その後のクラウンも自由診療となります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mameさん
返信日時:2015-07-27 21:45:50
返信が後れて申し訳ありません。

細見先生、田中先生、お忙しいところ、回答を頂いてありがとうございました。

とても分かりやすい解説を頂き、感謝しております。
CAD/CAM冠も奥が深いのですね・・・

もう少し、よく考えたいと思います。
また疑問のあった際はよろしく御願い致します。



タイトル 下5番、歯の神経があるとCAD/CAM冠で治療してもらえないのですか?
質問者 mameさん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウン(差し歯・被せ)その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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