前歯の差し歯と土台の強度、歯科医院の選択について

相談者: かわっぺさん (33歳:男性)
投稿日時:2015-07-30 14:46:43
はじめまして、こんにちは。
こちらには初めて投稿させていただきます。
宜しくお願い致します。

過去投稿を拝見しましたが、類似の投稿を探してあてれなかった為、ご相談させていただきます。


33歳の男性です。
左上1〜3番を治療中で、なんとか歯を残していただき、差し歯保険内のもの)を施してもらったところです。

しかし、差し歯にして1ヶ月も経たずして、左上2番が折れてしまいました。
(中の歯が折れ、芯も折れました)

担当いただいている先生からは、保険対象外のセラミックなどで作り直すか、全額負担で保険適用時と同様のものにするかの選択だと、伺っています。


このような状況での質問になります。

1. 保険適用外の差し歯の強度が一番の心配事でして、最も強度のある(壊れにくい、長持ちする)素材は何になりますでしょうか?
調べても当たり障りのないことしか知識として得られなかった為、ご教授下さい。

2. 失礼を承知の上でお聞きします。差し歯の治療は、専門の先生にお願いした方が良いでしょうか?

現在担当いただいている先生は、専門ではないようにお見受けするのですが、この治療だけ別の医院で、というのはよろしくないでしょうか?

下賤な話、治療費も安くない為、大変迷っております(勿論、現在の先生にはお世話になっており、一定の信頼も置いています)


不躾な質問ばかりで恐縮ですが、お答え頂ける方いらっしゃいましたら、宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-07-30 15:14:22
>1. 保険適用外の差し歯の強度が一番の心配事でして、最も強度のある(壊れにくい、長持ちする)素材は何になりますでしょうか?

保険適応のもの(硬質レジン前装冠)が入っていたとしてお答えさせていただきます。

「(中の歯が折れ、芯も折れました)」と言う事から考えると差し歯(クラウン)の強度は関係ありません。

もし、クラウン自体に強度が無ければクラウンが割れ、中の歯や芯は折れません。
むしろ「クラウン自体には強度があったが、中の歯や芯が強度不足だった」と考えるのが妥当です。

つまり「咬み合わせや咬み癖に対するクラウンの設計に問題があった」と言う事のような気がします。


文面から

>保険対象外のセラミックなどで作り直すか、全額負担で保険適用時と同様のものにするかの選択だと、伺っています。

かかられている歯科医院で「補綴物維持管理料」を算定している場合、保険適応の冠が入っていたとすれば、2年以内にトラブルがあった場合「保険のクラウンを歯科医院の責任で治す」と言う決まりがあります。
審美的理由であれば別ですが)

参考⇒補綴物維持管理


つまり、保険外セラミックスにしたり「全額負担で保険と同じもの」と言う提案をされているとすればルール違反となります。


>治療費も安くない為、大変迷っております

保険適応のクラウンであれば再診料やセメント代以外は無償での作り直しになりますので、ご安心ください。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かわっぺさん
返信日時:2015-07-30 16:14:08
櫻井先生

早速のご回答、有難うございます。
以前詰めていたものは、保険適応のものになります。

補綴物維持管理について、参考サイトを拝見致しました。

私の場合、自転車との衝突にて右下顎を打った際に破損したものとみられますが、この場合も適用されるのでしょうか?
(故意の事故ではないのですが、証明するものがありません)

また、補綴物があり維持管理料が徴収されているか、手元に領収書がないので分かりませんが、一般の医院では採用されている制度なのでしょうか?

重ねての質問で大変恐縮ですが、宜しくお願い致します。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-07-30 17:15:01
>私の場合、自転車との衝突にて右下顎を打った際に破損したものとみられますが、

これは最初に書いていただかないと…話が全く違ってしまいます。


>この場合も適用されるのでしょうか?

担当の先生次第ですが、適応されない可能性が高いと思います。

補綴物維持管理料は「通常使用において、ダツリや破損があった場合」に適応となりますので、「事故や外傷」は適応外だったような気がします。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かわっぺさん
返信日時:2015-07-30 18:20:47
櫻井先生

ご回答いただき、有難うございます。

また、情報が不足しており、大変ご面倒をお掛け致しました、申し訳ございません。
適応外となる旨、承知致しました。

改めまして、差し歯クラウン)自体の強度には問題ないとの見解をいただきましたが、芯の強度だけを上げるという治療は難しいのでしょうか?

担当いただいている先生のお話では、残っている歯自体が少なかった為、細めの芯を立てたが、耐えきれなかったと仰っており、カーボンで芯を作ることにより、しなやかで耐久性に優れた差し歯になる、とのことで、カーボン製の芯の適用を勧められています。

これは、セラミックスにすることと、同義なのでしょうか?

あくまで、セラミックスは被せる部分の話であり、芯や土台は別物と思っていましたが、認識齟齬でしょうか?

ちなみに、土台?は不測の自体に備え、出来るだけ歯が残るようプラスチックで作っていただいています(これは後から聞いた話ですが)土台や芯を見直すことで、強度(説明が曖昧でしたが、外れにくく壊れにくい、といった観点です)が増すのであれば、こちらを重点的に検討したいと思っています。
※見た目より、強度などの保守性を重視したいです。

インターネットなどで調べても、被せ物の評価がメインで、土台や芯についてはあまり有用な情報が得られませんでした。

心のモヤモヤと心配で、仕事に手がつかない状況でしたが、質問に答えていただき、少しずつスッキリしております、有難うございます。

本来なら、かかりつけ医に相談すべきところですが、医師、患者共々十分に時間が取れなく、皆様のお力をお借りしております。

何度も申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-07-30 19:17:55
>あくまで、セラミックスは被せる部分の話であり、芯や土台は別物と思っていましたが、認識齟齬でしょうか?

そのような認識で構わないと思います。

セラミックスはクラウンの材質で、土台には使われません。
カーボン(?←ファイバーの間違いではないでしょうか)は土台の材質でクラウンには使われません。


>※見た目より、強度などの保守性を重視したいです。

個人的には「やみくもに芯の強度を上げるものではない」と考えます。
特に「保守(歯の保存)」を考えるのであればなおさらです。

強度の違う材料でできた物体に外力を加えて行くと強度の弱い部分から破壊が起こります。

芯(コア)の強度は

 1 レジン(プラスチック)単体コア
 2 ファイバーポスト付きレジンコア
 3 既製金属ポスト付きレジンコア
 4 鋳造メタルコア

の順に強くなります。

歯(象牙質)の強度は歯の残り具合によって異なりますが、おおよそ2と3の中間に位置するとイメージしていただいて結構です。
つまり、1,2は歯よりも弱く、3,4は歯よりも強いと言うイメージです。

強い外力が加わった場合、1,2の場合はコアから破壊されますが、3,4の場合には象牙質が破壊されます。

今回のようなケースで外力が加わった場合、3,4のコアが入った歯であった場合、歯の破折がおき、抜歯になっていた可能性がありますので、1であったのは不幸中の幸いだったのではないかと考えます。
つまり、担当の先生が「やみくもに強度を追及しなかった」事が功を奏したのではないでしょうか。

個人的にはここ10年ほど全て1または2のコアにしております。
おかげで「コアからの破折」は経験しておりますが、「抜歯に至るようなシビアな歯根破折」と言うのは経験しておりません。

レジン単体のコアは健康保険適応になりますが、ファイバーポストコア保険適応にはなりません。

なので、担当の先生が「(どうせ保険適応にはならないのだから)ファイバーポストコアにする」と言う提案はある意味妥当な判断のような気がします。

クラウンの素材を何にするかは審美性やコストの事も含めて担当の先生と良く相談される事をお勧めいたします。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-07-30 19:48:22
かわっぺさん、こんにちは

差し歯と土台についてのご質問ですね。

まずは、ご自分の歯を長く使える状態にできる、最善の素材はなにかということでご返答させていただきます。

土台(コア)については、グラスファイバーのポストを主体としたファイバーコアになります。ファイバーコアは荷重がかかった時に歯と同じようにしなり、歯根の破折を防ぎます。
荷重が強すぎる場合には、ファイバーコアが壊れるか外れるかして歯根は残ることが多いです。

クラウンについては支台歯形成の形態が良好で、印象や技工物の精度が高く、咬合調整をしっかり行えはセラミックであればあまり素材に依る違いはありません。

ご参考にしてください。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かわっぺさん
返信日時:2015-07-30 23:13:15
櫻井先生

ご回答有難うございます。
芯についてのご説明、よく理解できました。

素材とその性能について理解できていなければ、話が進められないところでしたので、このお話が聞けて良かったです。

担当の先生とよく話をしてみます。

有難うございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かわっぺさん
返信日時:2015-07-30 23:40:47
秋馬先生

ご回答いただき、有難うございます。

出来れば何度も治療したくなく、耐久性に優れたものを探してました。
しかし、芯が折れることで歯が助かることもあるのであれば、そこも考慮して素材を選びたいと思います。


被せ物よりも、土台や噛み合わせをきちんと調整することが大切であること、承知致しました。

アドバイスいただき、有難うございました。



タイトル 前歯の差し歯と土台の強度、歯科医院の選択について
質問者 かわっぺさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯が割れた・折れた・欠けた
クラウン(差し歯・被せ)のトラブル
お勧めの土台(コア)
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
クラウンが割れた・壊れた・欠けた
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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