左下7番にセラミックは可能か?(格闘技をしている)
相談者:
秋原さん (18歳:男性)
投稿日時:2015-07-24 22:06:07
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2015-07-24 22:44:00
>奥歯で使うとことはできるのでしょうか?
できるかと聞かれたら、殆どの場合、可能かと思いますと回答します。
ただ、格闘技をなさっているのでしたら、当該の歯の状態、他の歯との関係など、よく診査していただきましょう。
>これら以外に適しているものがあったら教えてください。
審美的な面が許容できるのでしたら、高カラットのゴールドを検討なさってみてはいかがでしょう。
何れにしても、保護者の方と、よく相談なさってみましょう。
できるかと聞かれたら、殆どの場合、可能かと思いますと回答します。
ただ、格闘技をなさっているのでしたら、当該の歯の状態、他の歯との関係など、よく診査していただきましょう。
>これら以外に適しているものがあったら教えてください。
審美的な面が許容できるのでしたら、高カラットのゴールドを検討なさってみてはいかがでしょう。
何れにしても、保護者の方と、よく相談なさってみましょう。
相談者からの返信
相談者:
秋原さん
返信日時:2015-07-27 20:35:17
回答2
回答日時:2015-07-28 00:13:46
銀歯でも金歯でもセラミックでも、元々の天然の歯でも、すべてが噛み合う歯を傷つけます。
欠点のない完璧な材料はありませんが、一般的に今は奥歯でも条件が整えられればセラミックも使用は出来ます。
(※永久に持つ、という意味ではありません)
特別な噛み締め癖などない人(秋原さんがどうかは分かりません)で、奥歯1本だけの修復でしたら、セラミックのクラウンでも5年後で90%以上の成功率とおよそ考えられているかと思いますが、誰がどこで治療を受けても同じ結果になるとは全く言えないところが難しいところです。
やはり保護者の方と、実際に歯科医院で相談してみて下さいね。
欠点のない完璧な材料はありませんが、一般的に今は奥歯でも条件が整えられればセラミックも使用は出来ます。
(※永久に持つ、という意味ではありません)
特別な噛み締め癖などない人(秋原さんがどうかは分かりません)で、奥歯1本だけの修復でしたら、セラミックのクラウンでも5年後で90%以上の成功率とおよそ考えられているかと思いますが、誰がどこで治療を受けても同じ結果になるとは全く言えないところが難しいところです。
やはり保護者の方と、実際に歯科医院で相談してみて下さいね。
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2015-07-28 08:30:54
ご相談ありがとうございます。
>そこでオールセラミックを知ったのですが、奥歯で使うとことはできるのでしょうか?
可能です。
>銀歯とオールセラミックの利点と悪い点、金額などを教えてください。
とても複雑なので全部は書けませんが少々箇条書きにします。
銀歯:利点;
安い、割れにくい、どこでも治療してもらえる材料、決して悪いとも言えない
悪い点;
強度の過不足、歯や身体への為害性、粗雑
オールセラミック:利点
白く見えてきれい、金属はほとんど含まれない、それだけ
悪い点;
とても扱いにくい材料、白くなる以外にメリットはほとんどない
>また、これら以外に適しているものがあったら教えてください。
材料としては白金加金が優れています。
なお、大事なことを説明します。
材料も大事、見た目も大事です。
しかし、格闘技で勝つことが一番大事なのではないでしょうか?
歯は勝負に大きな影響を与えます。
パワーアップやバランスやスピードや心身の体調管理に、です。
もし歯の治療を失敗すると、それらを全部失うリスクがあります。
もし勝ちたいならば、セラミックを入れる時には慎重になりましょう。
セラミックを使いたい場合、ふつうの歯科医師は詰め物ではなく、クラウンという被せものにしたがります。
その方が歯科医師にとってある意味で楽だからです。
しかし、補綴学的かつ歯周病学的、かつ虫歯学的に言えば、極めて高度な治療です。
その前段階のステップを飛ばして、いきなり挑戦する極めてリスクの高い方法です。
格闘技でいえば、リングに上がってちょっと慣れたからと怖いもの知らずのまま、いきなり世界チャンピオンに挑戦するようなものです。
そういったリスクを回避できるならば、白くしても良いでしょうが、リングで負ける危険を避けられないならば、そのままのほうが良い場合も多いと思います。
まぁご自身のお気持ち次第ですね。
>そこでオールセラミックを知ったのですが、奥歯で使うとことはできるのでしょうか?
可能です。
>銀歯とオールセラミックの利点と悪い点、金額などを教えてください。
とても複雑なので全部は書けませんが少々箇条書きにします。
銀歯:利点;
安い、割れにくい、どこでも治療してもらえる材料、決して悪いとも言えない
悪い点;
強度の過不足、歯や身体への為害性、粗雑
オールセラミック:利点
白く見えてきれい、金属はほとんど含まれない、それだけ
悪い点;
とても扱いにくい材料、白くなる以外にメリットはほとんどない
>また、これら以外に適しているものがあったら教えてください。
材料としては白金加金が優れています。
なお、大事なことを説明します。
材料も大事、見た目も大事です。
しかし、格闘技で勝つことが一番大事なのではないでしょうか?
歯は勝負に大きな影響を与えます。
パワーアップやバランスやスピードや心身の体調管理に、です。
もし歯の治療を失敗すると、それらを全部失うリスクがあります。
もし勝ちたいならば、セラミックを入れる時には慎重になりましょう。
セラミックを使いたい場合、ふつうの歯科医師は詰め物ではなく、クラウンという被せものにしたがります。
その方が歯科医師にとってある意味で楽だからです。
しかし、補綴学的かつ歯周病学的、かつ虫歯学的に言えば、極めて高度な治療です。
その前段階のステップを飛ばして、いきなり挑戦する極めてリスクの高い方法です。
格闘技でいえば、リングに上がってちょっと慣れたからと怖いもの知らずのまま、いきなり世界チャンピオンに挑戦するようなものです。
そういったリスクを回避できるならば、白くしても良いでしょうが、リングで負ける危険を避けられないならば、そのままのほうが良い場合も多いと思います。
まぁご自身のお気持ち次第ですね。
相談者からの返信
相談者:
秋原さん
返信日時:2015-07-29 17:00:24
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2015-07-30 08:19:29
ご返信ありがとうございます。
>仮詰めの状態ではどれくらいの期間まで大丈夫なのでしょうか?
仮の目標期間の設定によって異なります。
聞いてみましょう。
>格闘技ではスパーリングはいまのところ行っておりません。
影響度合いは全く異なりますが、トレーニングでも同じです。
>またセラミックと銀歯と白金加金ではどれくらい長持ちするのか、
材料は二の次です。
保険制度の制約の中で利用するのか、制約や天井を越えて自由にゴールの設定をするか、が大事です。
成功すれば一生歯を残すことは可能です。
>インレーとクラウンの違いや利点は何ですか?
そもそも全く違います。
インレーは保存修復であり、クラウンは補綴処置です。
インレーの利点は、歯にも歯周組織にも噛み合わせにも、今ある自然な仕組みを保存的に有効活用できる方法であり、長期的には何も削っていない自然な歯と同じ経過を辿ることを期待する方法です。
治療した材料についてではなく、その歯について考えると、虫歯の穴以外に問題を広げないですむインレーのほうが、一生歯を残すチャンスが大きいはずです。
クラウンの利点は、全て人工的に作り上げられますから、今まで歯や歯肉や噛み合わせに問題があれば、総合的に解決するチャンスとなります。
したがって、どちらにするのか専門的な検査と診断が重要です。
逆に言えば、クラウンの場合は成功達成の条件がとても多くなるため、術後の患者さんのケアに対する教育とケア能力も結果を左右するなど、失敗の確率が非常に増えます。
>仮詰めの状態ではどれくらいの期間まで大丈夫なのでしょうか?
仮の目標期間の設定によって異なります。
聞いてみましょう。
>格闘技ではスパーリングはいまのところ行っておりません。
影響度合いは全く異なりますが、トレーニングでも同じです。
>またセラミックと銀歯と白金加金ではどれくらい長持ちするのか、
材料は二の次です。
保険制度の制約の中で利用するのか、制約や天井を越えて自由にゴールの設定をするか、が大事です。
成功すれば一生歯を残すことは可能です。
>インレーとクラウンの違いや利点は何ですか?
そもそも全く違います。
インレーは保存修復であり、クラウンは補綴処置です。
インレーの利点は、歯にも歯周組織にも噛み合わせにも、今ある自然な仕組みを保存的に有効活用できる方法であり、長期的には何も削っていない自然な歯と同じ経過を辿ることを期待する方法です。
治療した材料についてではなく、その歯について考えると、虫歯の穴以外に問題を広げないですむインレーのほうが、一生歯を残すチャンスが大きいはずです。
クラウンの利点は、全て人工的に作り上げられますから、今まで歯や歯肉や噛み合わせに問題があれば、総合的に解決するチャンスとなります。
したがって、どちらにするのか専門的な検査と診断が重要です。
逆に言えば、クラウンの場合は成功達成の条件がとても多くなるため、術後の患者さんのケアに対する教育とケア能力も結果を左右するなど、失敗の確率が非常に増えます。
相談者からの返信
相談者:
秋原さん
返信日時:2015-07-30 21:07:22
回答5
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2015-07-31 09:03:48
>セラミックや白金加金を使うと保険が適用されない場合がほとんどだと聞いたのですがどうなのでしょうか?
保険適応外です。
>なるべく保険の中で治療をしたいと思っています。
であれば残念ながら銀歯以外に選択肢はありません。
保険制度は「最高の医療が受けられる制度」ではありません。
「安価で誰でも受けられる」「最低限の機能回復を目的」としています。
>歯を縦に半分ほど削られているのですがインレーの使用は可能でしょうか?
これは担当の歯科医の設計次第です。
保険適応外です。
>なるべく保険の中で治療をしたいと思っています。
であれば残念ながら銀歯以外に選択肢はありません。
保険制度は「最高の医療が受けられる制度」ではありません。
「安価で誰でも受けられる」「最低限の機能回復を目的」としています。
>歯を縦に半分ほど削られているのですがインレーの使用は可能でしょうか?
これは担当の歯科医の設計次第です。
タイトル | 左下7番にセラミックは可能か?(格闘技をしている) |
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質問者 | 秋原さん |
地域 | 群馬 |
年齢 | 18歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 高校生・中学生・小学生 |
カテゴリ | オールセラミック(陶器の被せ物) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。