根管治療中の大臼歯に亀裂。この歯を維持していくための歯冠修復は?

相談者: りっきいさん (40歳:男性)
投稿日時:2015-07-30 00:22:43
大臼歯根管治療中で支台築造まですすんでいます。
歯冠に亀裂(クラック)がみつかり、結構ショックを受けました。

「神経を取り除くとこうなりますよ。」

歯科医師から説明があって、ダイレクトボンディングレジンで修復をしていただき、クラウンをすすめられました。

この歯で今後維持したいのですが、亀裂が入るくらいの脆い歯なのに、強く噛むのに必要な大臼歯を維持するためにクラウンの材質を含めて、どういうことに留意すればいいのでしょうか。

保険適応の銀歯でもいいのですが、自費でゴールドかジルコニアセラミックにしたほうがいいのか迷っています。
とにかく治療した歯を再治療することなく維持したいのです。

指南を宜しくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-07-30 08:07:05
ご相談ありがとうございます。

>この歯で今後維持したいのですが、亀裂が入るくらいの脆い歯なのに、強く噛むのに必要な大臼歯を維持するためにクラウンの材質を含めて、どういうことに留意すればいいのでしょうか。

二つ必要です。
一つは内部の問題解決、二つ目は外部の要因解決です。

内部とは、根の治療、根の補強する土台、被せものの精度、噛み合わせ、です。

外部とは、口全体で助け合っていますから、その歯以外の噛み合わせの状態と安定性、アフターケアに必要なむし歯予防と歯周病予防(もちろん今の時点で確立されていることが理想です)、それから歯の使い方のリハビリです。


> 保険適応の銀歯でもいいのですが、自費でゴールドかジルコニアセラミックにしたほうがいいのか迷っています。

答えは簡単です。

保険の治療が悪い訳ではありません。
また保険の治療がきちんとできない歯科医師が自費にしたからと言って、良い治療が突然にできる訳でもありません。


>とにかく治療した歯を再治療することなく維持したいのです。

そういうコンセプトの歯科医師を探すことが一番重要です。
そうであれば、全ての条件を満たしてもらえるでしょうし、保険だからと手を抜く治療をしないはずです。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: りっきいさん
返信日時:2015-07-30 23:09:25
さがら先生 的確なご回答ありがとうございました。

むし歯歯周病に予防については怠らないように意識していきます。

歯の使い方のリハビリについては関心を持ちました。
治療中の歯は利き側なので影響していると思いました。
噛む力のアンバランスをマウスピースとかで矯正するようなイメージです。

補綴歯科医師の技量によるところが大きいと本当に感じます。

それ以上に懸念しているのがクラウンの材質です。
長期的に考えますと、やはり銀歯の機能的な劣化等の変質が悪影響を及ぼすのではないかと懸念しますので、気持ちは自費で傾きつつあります。



タイトル 根管治療中の大臼歯に亀裂。この歯を維持していくための歯冠修復は?
質問者 りっきいさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯のヒビ(ひび割れ)
根管治療その他
詰め物、インレーその他
クラウン(差し歯・被せ)その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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