2次う蝕を防ぐために適した詰め物の材質
相談者:
masa0730さん (27歳:男性)
投稿日時:2015-07-30 21:01:03
こんにちわ。
現在、左下6番の奥歯が2次う蝕となり、詰め物をどうするかで迷っております。
以前銀歯で治療をしたモノで、(恐らく10年以上前のモノになります)先日違和感を感じた為、受診したところ、上の様な状態となっていました。
現状の気分としては、銀歯で2次う蝕になった事もあり、セラミックでの詰め物も候補に入れてるのですが、場所が奥歯である事、銀歯より削らなくてはならない事、耐久性などの疑問もあり、どちらにすべきか踏み切れないでいます。
そこで、お聞きしたいのは銀歯とセラミックでの2次う蝕のリスクの違いについてです。
僕としてはシンプルに2次う蝕のリスクの低い方を選択したいのですが...。
「見た目に拘らないなら、耐久性なども考慮して銀歯の方が良い」
など、総合的に見た意見をお聞きしたいです。
長文、乱文で、申し訳ありませんが、回答宜しくお願いします。
現在、左下6番の奥歯が2次う蝕となり、詰め物をどうするかで迷っております。
以前銀歯で治療をしたモノで、(恐らく10年以上前のモノになります)先日違和感を感じた為、受診したところ、上の様な状態となっていました。
現状の気分としては、銀歯で2次う蝕になった事もあり、セラミックでの詰め物も候補に入れてるのですが、場所が奥歯である事、銀歯より削らなくてはならない事、耐久性などの疑問もあり、どちらにすべきか踏み切れないでいます。
そこで、お聞きしたいのは銀歯とセラミックでの2次う蝕のリスクの違いについてです。
僕としてはシンプルに2次う蝕のリスクの低い方を選択したいのですが...。
「見た目に拘らないなら、耐久性なども考慮して銀歯の方が良い」
など、総合的に見た意見をお聞きしたいです。
長文、乱文で、申し訳ありませんが、回答宜しくお願いします。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2015-07-30 21:10:14
>見た目に拘らないなら、耐久性なども考慮して銀歯の方が良い
審美性が許容出来るのでしたら、私だったら、高カラットの金合金を勧めるかもしれません。
ただ、「シンプルに2次う蝕のリスク」については、術者の技量により、大きく左右されるようですね。
審美性が許容出来るのでしたら、私だったら、高カラットの金合金を勧めるかもしれません。
ただ、「シンプルに2次う蝕のリスク」については、術者の技量により、大きく左右されるようですね。
相談者からの返信
相談者:
masa0730さん
返信日時:2015-07-30 22:35:39
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2015-07-31 08:27:47
ご相談ありがとうございます。
>@平均的な耐用年数はどの程度なのでしょうか?
セラミックはどんどん改良されて新しい材料が出ています。
つまり平均的、長期的な成績を追うことはまだあまりできない新しい材料です。
しかし、昔タイプのセラミックでも10年とか30年とか使えた例はあります。
>Aまた保障制度の無い、セラミックでの治療は止めた方が良いのでしょうか?
本来、歯の治療に絶対はないため、医学的にも法律的にも保証しなければいけない治療ではありません。
それでも保証している医院もありますから、実際に内容や結果の違いなどを直接聞き比べると良いと思います。
>@平均的な耐用年数はどの程度なのでしょうか?
セラミックはどんどん改良されて新しい材料が出ています。
つまり平均的、長期的な成績を追うことはまだあまりできない新しい材料です。
しかし、昔タイプのセラミックでも10年とか30年とか使えた例はあります。
>Aまた保障制度の無い、セラミックでの治療は止めた方が良いのでしょうか?
本来、歯の治療に絶対はないため、医学的にも法律的にも保証しなければいけない治療ではありません。
それでも保証している医院もありますから、実際に内容や結果の違いなどを直接聞き比べると良いと思います。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2015-07-31 09:39:24
>銀歯とセラミックでの2次う蝕のリスクの違いについてです。
単純に二次カリエスの発生を防ぐ方法とは治療の順に
1に歯科医師に求められる事
a 感染歯質の取り残しが無い事
b 適切な窩洞形態に削る事
c 適切な印象採得を行う事
d 適切な仮封を行う事
2に技工士に求められる事
e 適切な模型作製
f インレー作成の技術
3に歯科医師に求められる事
g セット前の窩洞の清掃を行う事
h フィットの確認
i 適切な接着操作を行う事
j 適切な調整を行う事
4に患者に求められる事
k 適切なセルフケアを行う事
l メインテナンスを受ける事
です。
これら12項目が全てしっかり行われていれば材質の種類はあまり関係がありません。
強いて材質的な違いを挙げるとすれば、高カラット金合金がフィットと言う面で他の材料に比べ「やや有利」と言う事です。
単純に二次カリエスの発生を防ぐ方法とは治療の順に
1に歯科医師に求められる事
a 感染歯質の取り残しが無い事
b 適切な窩洞形態に削る事
c 適切な印象採得を行う事
d 適切な仮封を行う事
2に技工士に求められる事
e 適切な模型作製
f インレー作成の技術
3に歯科医師に求められる事
g セット前の窩洞の清掃を行う事
h フィットの確認
i 適切な接着操作を行う事
j 適切な調整を行う事
4に患者に求められる事
k 適切なセルフケアを行う事
l メインテナンスを受ける事
です。
これら12項目が全てしっかり行われていれば材質の種類はあまり関係がありません。
強いて材質的な違いを挙げるとすれば、高カラット金合金がフィットと言う面で他の材料に比べ「やや有利」と言う事です。
相談者からの返信
相談者:
masa0730さん
返信日時:2015-08-01 14:06:53
さがら先生、櫻井先生、回答ありがとうございます。
さがら先生の話を伺う限りでは"レーシック"に近い印象を受けました。
良くも悪くも未知数な感じ...ですかね。
もう少し、良く考えてみます。
それから櫻井先生。
順序立てた説明が、大変解りやすくて助かります。
歯科医の治療〜仮詰めから、技師の正確なインレー作成、
歯科医の接着〜調整、また、自分での日頃のケア、まめに定期健診を受ける...ここまでをセットにして、初めてリスクを下げる事が可能になるんですね。
単純に材質で優劣が付く訳では無い事が良く解りました。
聞きたい事はまだあるのですが、2次う蝕のリスクについては、これで終わりたいと思います。
3人の先生方、本当にありがとうございました。
さがら先生の話を伺う限りでは"レーシック"に近い印象を受けました。
良くも悪くも未知数な感じ...ですかね。
もう少し、良く考えてみます。
それから櫻井先生。
順序立てた説明が、大変解りやすくて助かります。
歯科医の治療〜仮詰めから、技師の正確なインレー作成、
歯科医の接着〜調整、また、自分での日頃のケア、まめに定期健診を受ける...ここまでをセットにして、初めてリスクを下げる事が可能になるんですね。
単純に材質で優劣が付く訳では無い事が良く解りました。
聞きたい事はまだあるのですが、2次う蝕のリスクについては、これで終わりたいと思います。
3人の先生方、本当にありがとうございました。
タイトル | 2次う蝕を防ぐために適した詰め物の材質 |
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質問者 | masa0730さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
保険のインレー(銀・金属) セラミックインレー(陶器の詰め物) 詰め物の下の虫歯(二次カリエス) 二次カリエス(2次的な虫歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。