注射恐怖症。親知らず抜歯の伝達麻酔で使用する針の太さが怖い

相談者: はらだ。さん (35歳:女性)
投稿日時:2015-07-31 19:48:00
下の親知らずの抜歯をすることになりました。
埋伏横向きです。

恥ずかしながら、昔から注射が怖くて仕方ありません。
歯科へ通うのは20年以上ぶりで、歯医者さん麻酔は恐怖だった。
痛かった。
という記憶のみ残っています。

抜歯の際、伝達麻酔をしてくださるそうですが細い針や表面麻酔は使えないとのことで、毎日恐怖で注射針のことばかり考えて辛いです。


以下質問ですが

・無痛治療の歯医者さんでは33Gの針を使うとネットで知りましたが伝達麻酔の場合はふつうどの太さになるのでしょうか?
・33Gが髪の毛程度との記述をみましたが、伝達麻酔の針は例えると何程度の太さなのでしょうか?
・伝達麻酔には表面麻酔は効かないのでしょうか?
・伝達麻酔の痛みはかなり強いですか?
笑気ガスを使って頂きます。
注射が怖い、針が怖いなどの恐怖は無くなるのでしょうか?

質問が多く申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-07-31 21:22:19
勘違いをされているようですが、無痛注射と針の太さは然程関係がないものです。
少なくとも私達歯科医が普段使っている針で、縫い針のように太いモノを使う方は今はいない、と思います。
万が一いるとしたら、相当にお年を召している古い先生ではないかと思われます。

無痛注射の方法に関しては、精通している先生なら、表面麻酔を施しちゃんとした手技で行えば、何時針を刺したのか?が分からない位のことが出来ます。

少し理論的に説明すると、粘膜の表層は角化層と言って一層神経の来てない表を覆っている層があります。
それがないと、皮膚にしろ粘膜にしろ神経末端に直接刺激が触れるのでしょっちゅう痛くて仕方がない、と言う事になります。

痛覚があるのは角化層の下の真皮層と言う所です。

なので、表面麻酔をしっかりと浸透させて角化層にに浸み込ませ、その上で歯科用の麻酔針で角化層にだけ麻酔液を注入すれば殆ど痛みはないです。

痛みを与えるのは、いきなりブスリと真皮内とか骨膜とかに針を突き刺して麻酔液を注入するからです。

チャンと角化層だけに麻酔液を注入して、その上で、それが真皮内に浸透して行くのを待って、それから真皮内注入して、順々に骨膜に到達させる、と言う局所麻酔の仕方をするなら、殆どの場合何時麻酔下のかが分からないうちに痺れて来ている感覚がして、それを鈍痛として表現される患者さんはいます。

でもそれは、足が痺れている時とかの感覚に近いものでしかなく、予めきちんと説明して置けば、殆どの患者さんがああこう言うものだな、で辛い思いとかさせることなく麻酔を効かせられるものです。

多分、昔の経験、トラウマでそう言う思い込みでより神経質になっているのでしょうが、理論的に、無痛麻酔は出来るようになっているんです。

但し、勿論患者さんがチャンとじっとして協力する、と言う大前提があります。
恐くてガタガタ震えるとか、暴れるとかで動かれれば、針先のコントロールが精密に出来ず、不要な痛みを与えてしまいかねません。

又、上記のような精密な手技を行うには、拡大鏡とかの常用がとても有効ですから、そう言う先生を探されることも強くお勧めします。


伝達麻酔で33G使うという先生は、私は会ったことがないです。

通常、30G〜27G位ではないでしょうか?

伝達麻酔でも表面麻酔はしますし、効きますよ。

伝達麻酔に限らず麻酔ですから痛み取るもので与えるものではないので、質問が不明です。

恐怖心は、乗り越えることでしか克服出来ないと思います。
上に書いた理論を理解していただき、自己暗示とかで何とか乗り越えて下さい。


又、非常に気になっているのですが、痛みそのものは麻酔よりも何よりも、手術される先生の技量、手術の早さ、綺麗さ、精密さ、生体に掛かる侵襲度合への配慮で全然異なります。
何処まで愛護的低侵襲手術をして下さる先生なのか?が麻酔よりも重要なことと思います。

そうでないと、手術中は麻酔が効いているから痛むこともなく大丈夫でしょうが、手術が終わった後、麻酔が切れた後の痛みとか腫れとかの不快症状、辛さがどうなるのか?が心配です。

麻酔のことなんかよりもそっちの方が、数週間に及ぶかも知れない、日常生活にも影響しかねない重要なことではありませんか?と心配です。

注射針のことよりもそっちを気にして欲しい、と思います。




タイトル 注射恐怖症。親知らず抜歯の伝達麻酔で使用する針の太さが怖い
質問者 はらだ。さん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず)
親知らずの抜歯
麻酔その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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