齲蝕と歯根破折の関係
相談者:
デンタル1954さん (61歳:男性)
投稿日時:2015-08-07 06:35:37
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2015-08-07 08:09:24
ご相談ありがとうございます。
今までの知見から個人的な感想を書かせて頂きます。
>歯根破折の過重咬合の原因である追突時の突き上げ衝撃は、自身の咬合圧に顎関節経由の衝撃圧力が加味された結果、歯根部にクラックが発生したと理解しています。
どちらかといえば、事故時点ではあまり咬合圧はかかってなく、従って顎関節の影響は少ないといえます。
上下の硬い歯牙同士が瞬間的に衝突する、異常な衝撃がかかった事によると思われます。
ちょうど、武道の空手で板やコンクリートを一気に割るときのような状況と思われます。
顎関節経由の咬合とはご自身の意思による行動ですが、それに罪はないと思います。
>歯槽骨と歯根が正常であったこと
それは大きな要素です。
健康でないと折れるのではなく、歯全部がごっそり抜け落ちてしまうこともあります。
>抜髄した歯牙でも日常生活では歯根破折しないこと
ふつうそのとおりです。
稀には起きます。
>仮に歯冠部に齲蝕があっても歯根組織が浸潤していなければ破折の素因とはならないこと
衝撃が強ければ健康な歯や歯根でもポッキリ折れますから、齲蝕の有無は無関係です。
今までの知見から個人的な感想を書かせて頂きます。
>歯根破折の過重咬合の原因である追突時の突き上げ衝撃は、自身の咬合圧に顎関節経由の衝撃圧力が加味された結果、歯根部にクラックが発生したと理解しています。
どちらかといえば、事故時点ではあまり咬合圧はかかってなく、従って顎関節の影響は少ないといえます。
上下の硬い歯牙同士が瞬間的に衝突する、異常な衝撃がかかった事によると思われます。
ちょうど、武道の空手で板やコンクリートを一気に割るときのような状況と思われます。
顎関節経由の咬合とはご自身の意思による行動ですが、それに罪はないと思います。
>歯槽骨と歯根が正常であったこと
それは大きな要素です。
健康でないと折れるのではなく、歯全部がごっそり抜け落ちてしまうこともあります。
>抜髄した歯牙でも日常生活では歯根破折しないこと
ふつうそのとおりです。
稀には起きます。
>仮に歯冠部に齲蝕があっても歯根組織が浸潤していなければ破折の素因とはならないこと
衝撃が強ければ健康な歯や歯根でもポッキリ折れますから、齲蝕の有無は無関係です。
相談者からの返信
相談者:
デンタル1954さん
返信日時:2015-08-07 21:19:11
タイトル | 齲蝕と歯根破折の関係 |
---|---|
質問者 | デンタル1954さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 61歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯その他 歯根破折 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。