右上4・5・7番抜歯、インプラントの二次オペで見つかった亀裂について
相談者:
南さんさん (35歳:女性)
投稿日時:2015-08-29 18:43:27
初めて質問させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
今現在、右上457番のインプラント(上部構造はブリッジ)のため、歯科にかかっております。
12月の終わりに右上457を抜歯し、同時に、インプラントを埋入しました。
その際、歯科性上顎洞炎の根治術も行っています。
鼻から膿が出るなどの自覚症状は全くなく、レントゲンに写った白い靄のようなものと、抜歯したときの様子から根治術が必要という先生の判断でした。
その時の麻酔によるものか、縫合によるものかわかりませんが、その手術からずっと、右側の唇や内側の歯茎などが麻痺しています。
3〜6か月で麻痺は治ると言われましたが、現在8か月経った時点で全く変化がありません。
そして、6月に、二次オペを行いました。
4、5番はCTを確認しながら順調にいっていたのですが、7番にとりかかる時にパソコンの画面に不具合が生じ、映らなくなりました。
しかし、
「大丈夫だから」
と先生はCTの確認なしに7番にかかりました。
明らかに、二回ほどドリルのようなもので穴があけられたようでしたが、そこからは説明なしでした。
すべて終わった後、
「7番の場所がわかりづらくてちょっと大きく開けたので、縫っておきました」
ということで、その日は帰されました。
しかし、家に帰ってから、口を閉じていても鼻のほうへすーすーと息が抜けるのでおかしいと思い、翌日医院に電話したところ、すぐに来てくださいということで、翌々日、再診に向かいました。
そしてそこで初めて、実は7番の近くに縦に入った「亀裂」がみつかり、そこを縫合したけれど縫合し切れたいなかったようだ、ということを聞かされました。
「普通に生活していて、歯もないのに亀裂ができることがあるんですか?」
と伺うと、
「人によるけどありますよ」
ということを言われました。
私は、二次オペのときにできた傷ではないかとちょっと不信感がぬぐえなかったのですが……。
とりあえず、今度は
「がんじがらめにします」
と先生がおっしゃり、きつめに縫っていただきました。
しかし、食べ物を飲み込む際や息を吹くようなことをすると、くっと鼻の奥のほうに「圧」がかかるようになりました。
また、鼻から食べたものの汁や、ごく小さい固形物も出るようになりました。
そこで、結局「ふさがっていない」という診断で、それから3回、同じように「がんじがらめに」縫われました。
それでも、鼻にかかる圧は相変わらずでした。
そうすると、今度は、
「骨膜縫合をすれば大丈夫」
と言われ、8月25日にまた縫合術を受けました。
しかし、開けてみると、奥の骨膜はできていてたので、そこに人工骨をはめ込み、その上にあとで骨膜にかわるコラーゲンのシートを敷いて、再度縫合しました。
そのあとは、鼻から食べ物の汁などが漏れることはなくなりましたが、縫合した翌日に糸が切れてしまい(右側は全く使っていないのですが)、コラーゲンがすべて出てしまったため、本日29日にまたやり直しました。
今度は、「口腔前庭拡張術」も施され、5〜7番のあたりの皮膚を切開されました。
口蓋のあたりも含め、かなり広い範囲を縫われました。
先生によると、本当は前回の縫合の際この拡張術をしなければいけなかったのだけれど、「切るとかわいそうだから」しなかったのだと言われました。
しかしその結果、前回は縫合した箇所が大きく腫れ上がり、糸が引っ張られ、結局糸が切れてしまい、今回の再縫合という事態になりました。
2次オペの際の縫合から計6回も縫われ、痛い思いもし、やりきれない思いです。
術後、フロモックスとボルタレンを二錠ずつ出されて飲みましたが、3時間経っても全く効かず、頭を抱え込むような激しい痛みに襲われました。
そこで、ロキソニンをもう一錠飲み、それから3時間ほどしてようやくじわじわと痛みが遠のいていきました。
これほど痛み止めが効かなかったのは初めてでした。
また、根治術を受けたはずの右上顎洞ですが、鼻の脇を押してみると、浮いたようななんとも言えない違和感があり、レントゲンを撮ってもらうと、白いもやが写り、
「再発している」
と言われました。
こちらは、薬を飲むしかないということですが……
国際インプラント学会の証明をお持ちの先生ですが、この先お任せして大丈夫なのかと、とても不安になりました。
長々と申し訳ありません。
こちらでお聞きしたかったのは、
・麻痺について、今後症状が治まってくるのか
・普通に日常生活を送っていて「亀裂」が歯茎の骨?に入ることがあるのか。
また、その後の処置として、今回のものが妥当かどうか。
・上顎洞炎根治術をして半年ほどで再発ということがありえるのか
お忙しいところお時間を頂戴して本当に申し訳ないのですが、もし可能であれば以上3点についてお考えをうかがえたらと存じます。
経緯の記述が長くなってしまい、申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
今現在、右上457番のインプラント(上部構造はブリッジ)のため、歯科にかかっております。
12月の終わりに右上457を抜歯し、同時に、インプラントを埋入しました。
その際、歯科性上顎洞炎の根治術も行っています。
鼻から膿が出るなどの自覚症状は全くなく、レントゲンに写った白い靄のようなものと、抜歯したときの様子から根治術が必要という先生の判断でした。
その時の麻酔によるものか、縫合によるものかわかりませんが、その手術からずっと、右側の唇や内側の歯茎などが麻痺しています。
3〜6か月で麻痺は治ると言われましたが、現在8か月経った時点で全く変化がありません。
そして、6月に、二次オペを行いました。
4、5番はCTを確認しながら順調にいっていたのですが、7番にとりかかる時にパソコンの画面に不具合が生じ、映らなくなりました。
しかし、
「大丈夫だから」
と先生はCTの確認なしに7番にかかりました。
明らかに、二回ほどドリルのようなもので穴があけられたようでしたが、そこからは説明なしでした。
すべて終わった後、
「7番の場所がわかりづらくてちょっと大きく開けたので、縫っておきました」
ということで、その日は帰されました。
しかし、家に帰ってから、口を閉じていても鼻のほうへすーすーと息が抜けるのでおかしいと思い、翌日医院に電話したところ、すぐに来てくださいということで、翌々日、再診に向かいました。
そしてそこで初めて、実は7番の近くに縦に入った「亀裂」がみつかり、そこを縫合したけれど縫合し切れたいなかったようだ、ということを聞かされました。
「普通に生活していて、歯もないのに亀裂ができることがあるんですか?」
と伺うと、
「人によるけどありますよ」
ということを言われました。
私は、二次オペのときにできた傷ではないかとちょっと不信感がぬぐえなかったのですが……。
とりあえず、今度は
「がんじがらめにします」
と先生がおっしゃり、きつめに縫っていただきました。
しかし、食べ物を飲み込む際や息を吹くようなことをすると、くっと鼻の奥のほうに「圧」がかかるようになりました。
また、鼻から食べたものの汁や、ごく小さい固形物も出るようになりました。
そこで、結局「ふさがっていない」という診断で、それから3回、同じように「がんじがらめに」縫われました。
それでも、鼻にかかる圧は相変わらずでした。
そうすると、今度は、
「骨膜縫合をすれば大丈夫」
と言われ、8月25日にまた縫合術を受けました。
しかし、開けてみると、奥の骨膜はできていてたので、そこに人工骨をはめ込み、その上にあとで骨膜にかわるコラーゲンのシートを敷いて、再度縫合しました。
そのあとは、鼻から食べ物の汁などが漏れることはなくなりましたが、縫合した翌日に糸が切れてしまい(右側は全く使っていないのですが)、コラーゲンがすべて出てしまったため、本日29日にまたやり直しました。
今度は、「口腔前庭拡張術」も施され、5〜7番のあたりの皮膚を切開されました。
口蓋のあたりも含め、かなり広い範囲を縫われました。
先生によると、本当は前回の縫合の際この拡張術をしなければいけなかったのだけれど、「切るとかわいそうだから」しなかったのだと言われました。
しかしその結果、前回は縫合した箇所が大きく腫れ上がり、糸が引っ張られ、結局糸が切れてしまい、今回の再縫合という事態になりました。
2次オペの際の縫合から計6回も縫われ、痛い思いもし、やりきれない思いです。
術後、フロモックスとボルタレンを二錠ずつ出されて飲みましたが、3時間経っても全く効かず、頭を抱え込むような激しい痛みに襲われました。
そこで、ロキソニンをもう一錠飲み、それから3時間ほどしてようやくじわじわと痛みが遠のいていきました。
これほど痛み止めが効かなかったのは初めてでした。
また、根治術を受けたはずの右上顎洞ですが、鼻の脇を押してみると、浮いたようななんとも言えない違和感があり、レントゲンを撮ってもらうと、白いもやが写り、
「再発している」
と言われました。
こちらは、薬を飲むしかないということですが……
国際インプラント学会の証明をお持ちの先生ですが、この先お任せして大丈夫なのかと、とても不安になりました。
長々と申し訳ありません。
こちらでお聞きしたかったのは、
・麻痺について、今後症状が治まってくるのか
・普通に日常生活を送っていて「亀裂」が歯茎の骨?に入ることがあるのか。
また、その後の処置として、今回のものが妥当かどうか。
・上顎洞炎根治術をして半年ほどで再発ということがありえるのか
お忙しいところお時間を頂戴して本当に申し訳ないのですが、もし可能であれば以上3点についてお考えをうかがえたらと存じます。
経緯の記述が長くなってしまい、申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2015-08-29 19:40:22
南さん さん、こんにちは。
>麻痺について、今後症状が治まってくるのか
まずは早速、歯学部の付属病院など、出来るだけ公共性の高い医療機関で、実際の状態について、診査していただいてはいかがでしょう。
>国際インプラント学会の証明をお持ちの先生ですが、この先お任せして大丈夫なのかと、とても不安になりました。
その団体がどういったものか、また、証明といったものが、単に会員なのか、講習を受けただけのものなのか、専門医や指導医なのか知る由もありませんが、文面からは、トラブルが発生しているのにも関わらず、高次の医療機関を紹介せずに自院で対応しようとしているようにも思われ、真摯さが疑問視されます。
>麻痺について、今後症状が治まってくるのか
まずは早速、歯学部の付属病院など、出来るだけ公共性の高い医療機関で、実際の状態について、診査していただいてはいかがでしょう。
>国際インプラント学会の証明をお持ちの先生ですが、この先お任せして大丈夫なのかと、とても不安になりました。
その団体がどういったものか、また、証明といったものが、単に会員なのか、講習を受けただけのものなのか、専門医や指導医なのか知る由もありませんが、文面からは、トラブルが発生しているのにも関わらず、高次の医療機関を紹介せずに自院で対応しようとしているようにも思われ、真摯さが疑問視されます。
相談者からの返信
相談者:
南さんさん
返信日時:2015-08-29 19:59:17
小林先生
お忙しいところ、ありがとうございました。
「公共性の高い医療機関で」というご助言、確かにそれが一番安心できるように思います。
以前通っていた歯科医院が、行くたびにその日の担当の先生がかわるというシステムだったので、院長が一人ですべてを行う今の医院のほうが安心かと思ったのですが……ここでご相談させていただいたことだけでなく、誠実でない対応が何度もあり、だんだんと不信感がつのってきてしまいました。
大学病院の口腔外科に16年務め、国際インプラント学会の指導医の資格をお持ちで、本なども出されている先生なのですが……
医院に薬剤師を置いていないのに薬を出していたことが厚生省にみつかり、(先生ご自身はそれが薬事法に違反していることを「知らなかった」とおっしゃっていましたが)今まで薬も込みということで契約し、お支払いも先にすべて納めているのですが、6月以降は自費で薬代がかかるようになりました。
あくまでも歯科医院側の問題であり、患者自身の落ち度ではないと思うのですが……納得がいかないままもやもやしています。
そういったことからも、小林先生がご指摘くださったように、「真摯さ」が感じられないのです。
本当なら病院を変えたほうがよいのでしょうが、支払ったお金のこともあり、上部構造が入るまでは仕方がないかと思いながら、通っています。
ですが、ご助言くださったように、やはり大学病院等を受診しなければいけないかなと思いました。
ご回答くださってありがとうございました。
ご意見がうかがえて、ちょっと肩の力が抜けました。
お忙しいところ、ありがとうございました。
「公共性の高い医療機関で」というご助言、確かにそれが一番安心できるように思います。
以前通っていた歯科医院が、行くたびにその日の担当の先生がかわるというシステムだったので、院長が一人ですべてを行う今の医院のほうが安心かと思ったのですが……ここでご相談させていただいたことだけでなく、誠実でない対応が何度もあり、だんだんと不信感がつのってきてしまいました。
大学病院の口腔外科に16年務め、国際インプラント学会の指導医の資格をお持ちで、本なども出されている先生なのですが……
医院に薬剤師を置いていないのに薬を出していたことが厚生省にみつかり、(先生ご自身はそれが薬事法に違反していることを「知らなかった」とおっしゃっていましたが)今まで薬も込みということで契約し、お支払いも先にすべて納めているのですが、6月以降は自費で薬代がかかるようになりました。
あくまでも歯科医院側の問題であり、患者自身の落ち度ではないと思うのですが……納得がいかないままもやもやしています。
そういったことからも、小林先生がご指摘くださったように、「真摯さ」が感じられないのです。
本当なら病院を変えたほうがよいのでしょうが、支払ったお金のこともあり、上部構造が入るまでは仕方がないかと思いながら、通っています。
ですが、ご助言くださったように、やはり大学病院等を受診しなければいけないかなと思いました。
ご回答くださってありがとうございました。
ご意見がうかがえて、ちょっと肩の力が抜けました。
タイトル | 右上4・5・7番抜歯、インプラントの二次オペで見つかった亀裂について |
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質問者 | 南さんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:4番(第一小臼歯) 抜歯:5番(第二小臼歯) 抜歯:7番(第二大臼歯) インプラント治療法 インプラントに関するトラブル 歯医者への不信感 歯医者への不満・グチ |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。