左上5番、歯根に穴があり抜歯を提案されたが修復できませんか?

相談者: tomokyさん (38歳:女性)
投稿日時:2015-09-07 00:35:22
左上5番(歯肉と同じくらいの高さしかない状態にまで削られた上にクラウン)の外側(頬側)の歯肉が、年に1〜2回膿が溜って腫れる状態が数年続いています。

歯科医

「根が折れているかもしれないから」

と、クラウンを取って中の状態を見てもらったところ、

「歯肉から少しだけ下の部分の歯壁に穴があいている」

と言われました。

「歯肉と歯の内部が交通していて細菌が入り込み繰り返し炎症を起こしているから、放置すると前後の歯の骨まで溶ける。
抜歯してC5E番のブリッジにするか、炎症覚悟でもう一度クラウンをはめるか。」

と言われました。

ちなみに現在E番はクラウン、C番は小さなインレーがはまっている状態で、ブリッジを入れる場合は審美性及びできるだけC番を残すために、強度にはやや劣るがCをクラウンにしないブリッジ(接着ブリッジ??)を入れましょうと言われました。


(1)歯根が折れたりヒビが入っているのではなく穴が開いている場合、その穴を修復するような治療法はないのでしょうか?

(2)上記のような治療ができない場合、すぐに抜歯してブリッジにするのと、炎症覚悟で再度クラウンをはめるのはどちらがマシでしょうか?

ご回答いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-09-07 07:00:46
歯根が折れたりヒビが入っているのではなく穴が開いている場合、その穴を修復するような治療法はないのでしょうか?

ありますよ。

ただ、穴の位置や状態により、また、歯の周囲の骨が既に溶けている場合など、適応ではないことが結構あるように思います。

また、抜歯が相当かどうかについては、お掛かりの担当医の判断によります。


>抜歯を勧められた

だとしたら、悪戯に保存を試みることよりも、早期に抜歯していただいた方が良い場合が殆どのようです。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-09-07 08:34:58
ご相談ありがとうございます。

>(1)歯根が折れたりヒビが入っているのではなく穴が開いている場合、その穴を修復するような治療法はないのでしょうか?

場合によってはあります。


>(2)上記のような治療ができない場合、すぐに抜歯してブリッジにするのと、炎症覚悟で再度クラウンをはめるのはどちらがマシでしょうか?

後者は病気のままですから、あまり勧められません。
前者はとても複雑なブリッジになりますから、よく調べてもらいましょう。
全体の噛み合わせやブリッジの構造計算をしてもらいましょう。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-09-07 14:41:33
>(1)歯根が折れたりヒビが入っているのではなく穴が開いている場合、その穴を修復するような治療法はないのでしょうか?

パーフォレーションリペアですかね。

参考⇒穿孔、パーフォレーション


ただし、保険適応外の治療となりますので、保険内での治療と言う事になると抜歯となる可能性が高いと思います。

また、パーフォレーションリペアは高度な技術と高度な機材(高倍率ルーペやマイクロスコープなど)が必要で、どんな歯科医院でも行えるというものではありません。

「どうしても抜歯は回避したい!」と言う場合には自費歯内療法専門医に診てらうのが一番確実だと思います。


>(2)上記のような治療ができない場合、すぐに抜歯してブリッジにするのと、炎症覚悟で再度クラウンをはめるのはどちらがマシでしょうか?

個人的にはパーフォレーションがある状態でクラウンを被せても炎症はもっとひどくなると思います。




タイトル 左上5番、歯根に穴があり抜歯を提案されたが修復できませんか?
質問者 tomokyさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:5番(第二小臼歯)
根管治療の治療法
根の穴・穿孔(パーフォレーション)
回答者




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