右下7番の神経近くまでの虫歯をレーザー治療

相談者: seemさん (45歳:男性)
投稿日時:2015-09-11 06:04:52
右下7番の虫歯を治療中でご相談です。

かなり神経に近いところまで深く掘り進んで、まだ琥珀色が残る状態。
噛み締めると少ししみていましたが、削ってそれはほぼ無くなりました。


その後どうするかですが、
1.神経を残し、琥珀色部分もレーザー炭化処置して詰め物
2.神経を残し、琥珀色の今のままの状態で詰め物
3.細菌感染の可能性がある琥珀色も削って、神経も取って詰め物


できれば1.を選びたいのですが、
@レーザー治療は、すべて歯科医院で行われているようなものか。
Aそれは保険が使えるか使えないか。
B費用(相場)はいくらくらいか。
C1.で費用掛けたところで、2.とリスクは同じではないか。
D2.、3.もしくはそれ以外の治療法があるとすればぜひ助言を。


なにとぞご指南のほど、よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-09-11 09:02:13
seem さん、おはようございます。

虫歯かどうかは色を参考にして、硬さで決めます。
また、補助的に染め出し液を使用します。

琥珀色の部分が、削除しなければいけない虫歯であれば、なんらかの処置が必要でしょうが、削除しなくても資質ならば、2のそのまま詰め物をすれば良いともいます。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-09-11 13:51:07
>@レーザー治療は、すべて歯科医院で行われているようなものか。

レーザーは高額な機械なので所有している医院は限られています。



>Aそれは保険が使えるか使えないか。

レーザーの種類・機種・治療法によっては保険が使える場合もあります。
担当医に質問して下さい。


>B費用(相場)はいくらくらいか。

自費であれば、その後の詰め物も自費扱いになります。
総額は担当医に確認してください。



>C1.で費用掛けたところで、2.とリスクは同じではないか。

分かりません。
レーザーによる殺菌作用・神経の鎮静作用などが期待できるかもしれません。



>D2.、3.もしくはそれ以外の治療法があるとすればぜひ助言を。

神経を温存する方法は多くあります。
症状・術者の好みなどありますので担当医と相談して下さい。


ご参考まで・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: seemさん
返信日時:2015-09-11 18:49:11
小牧先生、杉原先生ありがとうございます!

琥珀色が虫歯かどうかということかと思います。。。
他の温存療法あれば引き続き御指南お願いいたします。


参考写真

注:* 写真は削除されました。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-09-11 18:59:35
>琥珀色が虫歯かどうかということかと思います。。。

お写真をUPされてもネットでは診断できません。


【必読】 相談者の注意事項

■ ネット相談でできないこと

診査・診断

医療法第20条『無診察診療の禁止』により、インターネット上で診査・診断を行うことはできません。
これは、たとえこれまでの詳しい経過や写真・レントゲン等の資料からほぼ診断が可能だと思われる場合でも同様です。



> 他の温存療法あれば引き続き御指南お願いいたします。

個人的にはマイクロスコープや強拡大ルーペで見ながら染め出しをして感染歯質を削り、通法に従って歯髄保護を行うのがよろしいのではないかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: seemさん
返信日時:2015-09-12 05:50:48
櫻井先生、ありがとうございます。

療法のご意見賜ればと参考を上げました。
ご助言に従い削除いたしました。


さて先生より第4.の選択肢をご意見賜わりました。
さらに掘り進め、通法に従い歯髄保護とのことですが、これは3.と違い神経に到達しても温存できる療法と理解しましたが、1.のレーザーと比較して優れている点はコスト(保険)だけでしょうか。

パフォーマンス(健康に歯を長く保つ)はいかがでしょうか。


先生方々、極力平易なご解説助かります。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-09-12 10:08:50
>これは3.と違い神経に到達しても温存できる療法と理解しましたが、1.のレーザーと比較して優れている点はコスト(保険)だけでしょうか。

レーザーに関しての論文は僕も勉強不足であまり読んでおりませんが、歯髄覆罩法の方が論文も多く、教科書にも載っている一般的な方法で、予後も期待できると思います。

参考:覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)



特に露髄した際、(保険適応外ですが)MTAセメントを用いて行う直接歯髄覆罩法は予後が良好だと個人的には感じております。

当院にも炭酸ガスレーザーはありますが、歯髄保護の場面ではMTAセメント登場以降、レーザーの出番はありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: seemさん
返信日時:2015-09-12 10:30:50
櫻井先生、ありがとうございます。
たいへん勉強になります。

なおレーザーは保険外でも1万円くらい。
コスパなら、やはり1.となりましょうか。。。


以下引用
MTAのメリット】
覆髄に使用した場合、水酸化カルシウムの場合よりも密なデンチンブリッジが形成されると言われている。

【MTAのデメリット】
保険適応外材料なので、MTAを使用するとその歯の治療に一切保険が使えなくなる。
・操作性が悪く、扱いが難しい。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2015-09-12 10:53:44
>コスパなら、やはり1.となりましょうか。。。

コストが低くても、結果が出なければパフォーマンスとしてはダメですよね…。
歯髄覆罩はやり直しのきく治療ではなく、一発勝負ですので…)


個人的にはここ10年くらいの自分の臨床実感として

 1 顕微鏡や強拡大ルーペを使用して
 2 検知液ラバーダムを使い、丁寧に軟化象牙質を除去し
 3 露髄した場合にはMTAセメントを使う
 4 MTAセメント充填後、レジンにて緊密に封鎖する

のが一番予後が良いと感じております。




タイトル 右下7番の神経近くまでの虫歯をレーザー治療
質問者 seemさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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