[写真あり] 抜髄したのに残髄?確認で麻酔をしないのは普通ですか
相談者:
コンドさん (40歳:女性)
投稿日時:2015-09-15 22:54:54
被せがとれて歯医者に行きました。
痛みはありませんでした。
”中が虫歯になりかけている。
このまま治療をして被せても虫歯は将来再発し痛みを伴う可能性がある。
神経をとれば虫歯になっても痛みはない。
麻酔をするし今回とってしまうので痛い治療にはならない。”
と、言われ神経を抜きました。
次に行った時に、
「神経が全て取れてるか確認するので、今回麻酔はしない」
と言われ手で治療をされました。
神経が残っていて、飛び上がるほど痛みがありました。
あまりに痛がったので、短めに終了し、次回も麻酔無しで治療になると言われました。
疑問に思うのは、前回「今回とってしまう」と、言ったのに、神経が残っていること。
麻酔を希望しているのに、痛いところが分からないと言い、麻酔をしてくれないこと。
これは普通の事なのでしょうか。
また、この状態で他の歯科に行った場合、続きの診療をして頂けるのでしょうか。
ご教授宜しくお願い致します。
痛みはありませんでした。
”中が虫歯になりかけている。
このまま治療をして被せても虫歯は将来再発し痛みを伴う可能性がある。
神経をとれば虫歯になっても痛みはない。
麻酔をするし今回とってしまうので痛い治療にはならない。”
と、言われ神経を抜きました。
次に行った時に、
「神経が全て取れてるか確認するので、今回麻酔はしない」
と言われ手で治療をされました。
神経が残っていて、飛び上がるほど痛みがありました。
あまりに痛がったので、短めに終了し、次回も麻酔無しで治療になると言われました。
疑問に思うのは、前回「今回とってしまう」と、言ったのに、神経が残っていること。
麻酔を希望しているのに、痛いところが分からないと言い、麻酔をしてくれないこと。
これは普通の事なのでしょうか。
また、この状態で他の歯科に行った場合、続きの診療をして頂けるのでしょうか。
ご教授宜しくお願い致します。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2015-09-16 08:06:45
コンド さん、こんにちは。
>前回「今回とってしまう」と、言ったのに、神経が残っていること
抜髄において、残髄は稀にあるかもしれません。
>麻酔を希望しているのに、痛いところが分からないと言い、麻酔をしてくれないこと
お掛かりの担当医のお考えを改めて説明していただきましょう。
>この状態で他の歯科に行った場合、続きの診療をして頂けるのでしょうか。
おそらく可能だと思いますよ。
>前回「今回とってしまう」と、言ったのに、神経が残っていること
抜髄において、残髄は稀にあるかもしれません。
>麻酔を希望しているのに、痛いところが分からないと言い、麻酔をしてくれないこと
お掛かりの担当医のお考えを改めて説明していただきましょう。
>この状態で他の歯科に行った場合、続きの診療をして頂けるのでしょうか。
おそらく可能だと思いますよ。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2015-09-16 12:25:44
>前回「今回とってしまう」と、言ったのに、神経が残っていること。
歯の神経は枝毛があったり二股に分かれていたりしていて複雑ですので、理論上「100%取りきれる」と言う事はありません。
(画像1)
なので、ある程度は残ってしまっても仕方が無い事と思います。
(痛みが出ない程度までは取り切りたいものですが…)
>麻酔を希望しているのに、痛いところが分からないと言い、麻酔をしてくれないこと。
>これは普通の事なのでしょうか。
これは保険での治療を受けられたと言う事でよろしいですかね。
保険請求において、抜髄時の麻酔は保険請求が認められている(麻酔代が含まれている)のですが、2回目以降、麻酔代の請求はできないルールになっています。
医療なので、麻酔が必要と言う事であれば麻酔をすべきかと思いますが、その麻酔代は歯科医院の持ち出し(サービス)と言う事になります。
そもそも根管治療の治療は諸外国に比べ1/10以下の予算で行わなければならないのが日本の保険診療ですから、そのうえで「サービスで麻酔を行え」と言うのは厳しいものがあるかもしれません。
(画像2)
>この状態で他の歯科に行った場合、続きの診療をして頂けるのでしょうか。
海外や日本国内でも自費の根管治療専門医には「毎回麻酔をする」と言う先生もいらっしゃいます。
根管治療に不安があったり、毎回麻酔を希望される場合には自費専門の歯内療法専門医に診てもらうと言うのも手かもしれませんね。
画像1 画像2
歯の神経は枝毛があったり二股に分かれていたりしていて複雑ですので、理論上「100%取りきれる」と言う事はありません。
(画像1)
なので、ある程度は残ってしまっても仕方が無い事と思います。
(痛みが出ない程度までは取り切りたいものですが…)
>麻酔を希望しているのに、痛いところが分からないと言い、麻酔をしてくれないこと。
>これは普通の事なのでしょうか。
これは保険での治療を受けられたと言う事でよろしいですかね。
保険請求において、抜髄時の麻酔は保険請求が認められている(麻酔代が含まれている)のですが、2回目以降、麻酔代の請求はできないルールになっています。
医療なので、麻酔が必要と言う事であれば麻酔をすべきかと思いますが、その麻酔代は歯科医院の持ち出し(サービス)と言う事になります。
そもそも根管治療の治療は諸外国に比べ1/10以下の予算で行わなければならないのが日本の保険診療ですから、そのうえで「サービスで麻酔を行え」と言うのは厳しいものがあるかもしれません。
(画像2)
>この状態で他の歯科に行った場合、続きの診療をして頂けるのでしょうか。
海外や日本国内でも自費の根管治療専門医には「毎回麻酔をする」と言う先生もいらっしゃいます。
根管治療に不安があったり、毎回麻酔を希望される場合には自費専門の歯内療法専門医に診てもらうと言うのも手かもしれませんね。
画像1 画像2
回答3
回答日時:2015-09-16 12:43:21
他の先生方のコメントに加えてですが、
>神経をとれば虫歯になっても痛みはない。
は、そうなのですが、むし歯にならない訳ではありませんし、神経の治療の成功率が50%程度
参考→根管治療
と考えられている点に注意して下さいね。
色々な考えの先生がいらっしゃいますが、個人的には神経は極力残した方がいいと思いますし、止む無く抜く場合は、初回(今回)徹底的にきちんとして成功率の高い治療を受けておかれた方がいいと思います。
神経の治療は一度失敗してしまうと、再治療では成功率が非常に悪くなりますからね。
お大事にどうぞ。
>神経をとれば虫歯になっても痛みはない。
は、そうなのですが、むし歯にならない訳ではありませんし、神経の治療の成功率が50%程度
参考→根管治療
と考えられている点に注意して下さいね。
色々な考えの先生がいらっしゃいますが、個人的には神経は極力残した方がいいと思いますし、止む無く抜く場合は、初回(今回)徹底的にきちんとして成功率の高い治療を受けておかれた方がいいと思います。
神経の治療は一度失敗してしまうと、再治療では成功率が非常に悪くなりますからね。
お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
コンドさん
返信日時:2015-09-16 22:43:47
回答4
回答日時:2015-09-17 02:14:06
一応念のためですが、保険治療を受けていて、お金を出すから麻酔もして下さい、というのはルール上出来ません。
櫻井先生がおっしゃっているのは日本の保険制度のない海外や国内の自費專門の先生のお話なのですが、まあそこまで言わなくても、麻酔ぐらいだったら大したコストでもないですから。
担当医の先生にお願いすれば無料サービスでして貰えることの方が多いのではないかと思いますよ。
櫻井先生がおっしゃっているのは日本の保険制度のない海外や国内の自費專門の先生のお話なのですが、まあそこまで言わなくても、麻酔ぐらいだったら大したコストでもないですから。
担当医の先生にお願いすれば無料サービスでして貰えることの方が多いのではないかと思いますよ。
相談者からの返信
相談者:
コンドさん
返信日時:2015-09-21 12:33:22
渡辺先生
回答有難うございました。
ルール上難しいのですね、勘違いをしていました。
電話で、麻酔の希望を伝えたのですが、先生に、かけない方針は変わらないと言われてしまった為、他院を検討したいと思います。
とても勉強になりました。
有難うございました。
回答有難うございました。
ルール上難しいのですね、勘違いをしていました。
電話で、麻酔の希望を伝えたのですが、先生に、かけない方針は変わらないと言われてしまった為、他院を検討したいと思います。
とても勉強になりました。
有難うございました。
タイトル | [写真あり] 抜髄したのに残髄?確認で麻酔をしないのは普通ですか |
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質問者 | コンドさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療中の痛み 麻酔その他 その他(写真あり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。