ぐらつく差し歯の根が折れインプラントを薦められた (フランス)
相談者:
こみほさん (43歳:女性)
投稿日時:2015-09-29 07:27:36
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2015-09-29 07:41:24
こみほ さん、こんにちは。
>レントゲンを取らずに歯の根っこが折れていることはわかるのでしょうか??
歯根破折の診断の基本は視診ですから、担当医にはヒビが確認出来たのかもしれません。
改めて説明していただくよう、お願いなさってみてはと思いますし、それでも抜歯が受け入れ難いようでしたら、他の歯科医院を自主的に受診なさってみるか、資料を借りるなどしてセカンドオピニオンを求めてみてはと思います。
>インプラントの技術はフランスの方が日本より進んでいるとも言われたのですが、それはあっているのでしょうか??
診断や手術の力量の差異は、国というよりも、歯科医師個人によると思います。
>レントゲンを取らずに歯の根っこが折れていることはわかるのでしょうか??
歯根破折の診断の基本は視診ですから、担当医にはヒビが確認出来たのかもしれません。
改めて説明していただくよう、お願いなさってみてはと思いますし、それでも抜歯が受け入れ難いようでしたら、他の歯科医院を自主的に受診なさってみるか、資料を借りるなどしてセカンドオピニオンを求めてみてはと思います。
>インプラントの技術はフランスの方が日本より進んでいるとも言われたのですが、それはあっているのでしょうか??
診断や手術の力量の差異は、国というよりも、歯科医師個人によると思います。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2015-09-29 12:52:45
海外での歯科トラブルは何かと大変かと思います。
>レントゲンを取らずに歯の根っこが折れていることはわかるのでしょうか??
結論から言ってしまうと「解る場合と解らない場合がある」としか言えません。
できればレントゲンや歯科用CTで確認してもらいたいですね。
ただ、最終的な判断は「視診」が必要となりますので、担当の先生としっかり相談される事をお勧めいたします。
当院の場合、歯科用CTを撮影し、マイクロスコープにて動画撮影を行います。
撮影された動画をお見せして、患者さんにも折れている事を確認してもらい、御理解いただいてから抜歯する事になります。
>インプラントの技術はフランスの方が日本より進んでいるとも言われたのですが、それはあっているのでしょうか??
小林先生も書かれているように「個人の技術差」だと思います。
インプラント治療の場合、こみほさんが今後もフランスに永住されるかどうかが一つのキーポイントとなります。
インプラントは「入れたらおしまい」では無く、10年、20年と使って行くもので、その間、定期的なメインテナンスが必要不可欠です。
もし、フランスに永住されると言う事であれば、日本の事は考えずにフランスで治療を受けられる事をお勧めいたします。
逆に日本に帰ってくる事が想定されるのであれば、フランスでインプラント治療を受けられるにしても「日本で流通しているインプラントを使用してもらう」必要があると思います。
仮に、インプラントをフランスで埋入され、日本に帰国してから何かトラブルがあった時、フランスでしか流通していないメーカーのインプラントを使用されていたとすると、日本国内ではフォローできないと言う事になってしまします。
「ブローネマルク」「ストローマン」「3i」「アストラ」と言った、世界的にメジャーなインプラントであればフランスでも日本でも流通していると言えます。
フランスでインプラント治療を受けられるにしても、そのあたりは担当の先生としっかり相談されてください。
まずは「本当に抜歯が必要なのか?」を御自身で納得できる形で見せてもらう事をお勧めいたします。
>レントゲンを取らずに歯の根っこが折れていることはわかるのでしょうか??
結論から言ってしまうと「解る場合と解らない場合がある」としか言えません。
できればレントゲンや歯科用CTで確認してもらいたいですね。
ただ、最終的な判断は「視診」が必要となりますので、担当の先生としっかり相談される事をお勧めいたします。
当院の場合、歯科用CTを撮影し、マイクロスコープにて動画撮影を行います。
撮影された動画をお見せして、患者さんにも折れている事を確認してもらい、御理解いただいてから抜歯する事になります。
>インプラントの技術はフランスの方が日本より進んでいるとも言われたのですが、それはあっているのでしょうか??
小林先生も書かれているように「個人の技術差」だと思います。
インプラント治療の場合、こみほさんが今後もフランスに永住されるかどうかが一つのキーポイントとなります。
インプラントは「入れたらおしまい」では無く、10年、20年と使って行くもので、その間、定期的なメインテナンスが必要不可欠です。
もし、フランスに永住されると言う事であれば、日本の事は考えずにフランスで治療を受けられる事をお勧めいたします。
逆に日本に帰ってくる事が想定されるのであれば、フランスでインプラント治療を受けられるにしても「日本で流通しているインプラントを使用してもらう」必要があると思います。
仮に、インプラントをフランスで埋入され、日本に帰国してから何かトラブルがあった時、フランスでしか流通していないメーカーのインプラントを使用されていたとすると、日本国内ではフォローできないと言う事になってしまします。
「ブローネマルク」「ストローマン」「3i」「アストラ」と言った、世界的にメジャーなインプラントであればフランスでも日本でも流通していると言えます。
フランスでインプラント治療を受けられるにしても、そのあたりは担当の先生としっかり相談されてください。
まずは「本当に抜歯が必要なのか?」を御自身で納得できる形で見せてもらう事をお勧めいたします。
相談者からの返信
相談者:
こみほさん
返信日時:2015-10-01 22:12:53
回答3
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2015-10-01 22:53:14
歯根破折以外にも、差し歯が取れかかっていても確かにぐらぐらしまうね。
ただし、膿が出ている場合は割れていることがほとんどですね。
たとえ割れていても、割れている場所が割れている方向によては歯を温存することも可能なことがあります。
例えば、MTMといって歯を提出させて利用できる場合や再植する場合(前後を逆にするなど)など条件によっては歯を残せることがあります。
しかし、海外では日本と異なり、歯を温存することを試みるよりも、確実性を取り抜歯をして処置をされることの方が多いような気が個人的には思います。
抜歯になった場合は、ブリッジ、入れ歯などもインプラント以外の治療の選択肢になると思います。
もしも、インプラント治療を受ける場合には、世界的に主流なメーカーの方が、他の国への転勤等があっても処置をしやすく安全です。
個人的にはイタリアで治療を受け、イタリアでしか発売していないインプラントを治療したことがあります。
インプラントパーツを海外から個人輸入するなど治療がとても大変でした。
ですので、櫻井先生がおっしゃるように主流メーカーが良いと思います。
>43歳でインプラントにしてしまうのといつかはインプラントになるであろうけど、しばらく差し歯でつないで、 後10年後とかに変えるというのであればどちらがおススメですか?
隣在の歯が削ってなければ、削ってブリッジにするよりは歯を削らない治療を選びたいと思います。
しかし、削っている場合はブリッジでも良いかなあと思いますが、個人的にはその歯だけを診て決断するよりも、奥歯も含めて全体的に判断してリスクを考えた上で相談すると思います。
参考までに。
ただし、膿が出ている場合は割れていることがほとんどですね。
たとえ割れていても、割れている場所が割れている方向によては歯を温存することも可能なことがあります。
例えば、MTMといって歯を提出させて利用できる場合や再植する場合(前後を逆にするなど)など条件によっては歯を残せることがあります。
しかし、海外では日本と異なり、歯を温存することを試みるよりも、確実性を取り抜歯をして処置をされることの方が多いような気が個人的には思います。
抜歯になった場合は、ブリッジ、入れ歯などもインプラント以外の治療の選択肢になると思います。
もしも、インプラント治療を受ける場合には、世界的に主流なメーカーの方が、他の国への転勤等があっても処置をしやすく安全です。
個人的にはイタリアで治療を受け、イタリアでしか発売していないインプラントを治療したことがあります。
インプラントパーツを海外から個人輸入するなど治療がとても大変でした。
ですので、櫻井先生がおっしゃるように主流メーカーが良いと思います。
>43歳でインプラントにしてしまうのといつかはインプラントになるであろうけど、しばらく差し歯でつないで、 後10年後とかに変えるというのであればどちらがおススメですか?
隣在の歯が削ってなければ、削ってブリッジにするよりは歯を削らない治療を選びたいと思います。
しかし、削っている場合はブリッジでも良いかなあと思いますが、個人的にはその歯だけを診て決断するよりも、奥歯も含めて全体的に判断してリスクを考えた上で相談すると思います。
参考までに。
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2015-10-02 09:42:32
>そのような状態でも、先生の目で確認をすることはできるのでしょうか?
状態にもよります。
しかし「差し歯がグラグラしているだけ」で「即抜歯」と言うのはあまりにもアバウトな気がします。
せめて
「レントゲンやCT撮影を行う」
「ルーペやマイクロスコープを使用」
「差し歯を外してみたり、歯肉を剥離したりして破折線を確認」
「その状態を患者さんに説明し、納得してもらう」
と言う行程が必要になるのと思います。
(少なくとも当院ではそう言うスタンスです)
>しばらく差し歯でつないで、後10年後とかに変えるというのであればどちらがおススメですか??
>(歯の根っこがなんとか使えるとして)
そもそも、根っこが使えるのであれば、インプラントの事など考えずにキチンと治療をして10年でも20年でも使える状態を目指すのが本筋だと思います。
逆に「数年間、なんとかごまかして…」と言うのはお勧めできません。
その間に骨の状態が悪くなり「いざ、インプラントにしよう」と思った時にインプラントを入れられるだけの状態では無くなっている可能性が高くなるからです。
将来的に「見た目は犠牲にしても良い」「骨造成など難しい処置が増えても構わない(当然コストもかかる)」と言う事であれば「数年間ごまかして差し歯」もアリかも知れませんが…。
状態にもよります。
しかし「差し歯がグラグラしているだけ」で「即抜歯」と言うのはあまりにもアバウトな気がします。
せめて
「レントゲンやCT撮影を行う」
「ルーペやマイクロスコープを使用」
「差し歯を外してみたり、歯肉を剥離したりして破折線を確認」
「その状態を患者さんに説明し、納得してもらう」
と言う行程が必要になるのと思います。
(少なくとも当院ではそう言うスタンスです)
>しばらく差し歯でつないで、後10年後とかに変えるというのであればどちらがおススメですか??
>(歯の根っこがなんとか使えるとして)
そもそも、根っこが使えるのであれば、インプラントの事など考えずにキチンと治療をして10年でも20年でも使える状態を目指すのが本筋だと思います。
逆に「数年間、なんとかごまかして…」と言うのはお勧めできません。
その間に骨の状態が悪くなり「いざ、インプラントにしよう」と思った時にインプラントを入れられるだけの状態では無くなっている可能性が高くなるからです。
将来的に「見た目は犠牲にしても良い」「骨造成など難しい処置が増えても構わない(当然コストもかかる)」と言う事であれば「数年間ごまかして差し歯」もアリかも知れませんが…。
相談者からの返信
相談者:
こみほさん
返信日時:2015-10-08 19:35:28
回答5
回答6
ほほえみ歯科(大阪府高槻市)の松岡です。
回答日時:2015-10-10 12:26:43
こみほさん、こんにちは。
ZIMMERは日本でも有名で、比較的広く使われているインプラントですが、シェアだけで言うとノーベルやストローマンという会社が大きいです。
日本とフランスの歯医者さんの比較もですが、国というより術者の技術に依存する面が大きいです。
また、ある程度名の知れたインプラントであれば、インプラント自身よりも術者の技術や患者さんの全身状態などに影響される面のほうが大きいです。
よろしくお願いします。
ZIMMERは日本でも有名で、比較的広く使われているインプラントですが、シェアだけで言うとノーベルやストローマンという会社が大きいです。
日本とフランスの歯医者さんの比較もですが、国というより術者の技術に依存する面が大きいです。
また、ある程度名の知れたインプラントであれば、インプラント自身よりも術者の技術や患者さんの全身状態などに影響される面のほうが大きいです。
よろしくお願いします。
相談者からの返信
相談者:
こみほさん
返信日時:2015-10-13 06:08:29
日本でも流通しているメーカーということでちょっと安心しました。
先生が技術的にどうなのかを見分けるのがなかなか難しいですが、いろいろ相談して決めて行こうと思っています。
ありがとうございました。
お世話になりました。
また、何かありましたら相談させて下さい。
先生が技術的にどうなのかを見分けるのがなかなか難しいですが、いろいろ相談して決めて行こうと思っています。
ありがとうございました。
お世話になりました。
また、何かありましたら相談させて下さい。
タイトル | ぐらつく差し歯の根が折れインプラントを薦められた (フランス) |
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質問者 | こみほさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯のひび割れ、破折で抜く予定 インプラント治療法 クラウン(被せ物)が動く・グラつく フランス |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。