セラミックインレー、2回に分けて削る理由と混合診療の疑いについて

相談者: pelさん (40歳:女性)
投稿日時:2015-10-23 02:10:41
右の6番の虫歯治療をしました。
10年ほど前に銀のインレーを入れた歯ですが、レントゲンを撮ったところ、中が虫歯になっているのがわかり、治療してセラミックインレーにしていただきました。


1) 削る回数について、ご意見をお聞かせください。

1回目の治療で古いインレーを取って虫歯を削り、
2回目の治療でさらに削って型を取り、
3回目でセラミックインレーを入れました。

治療時間は基本的に1回30分と決めておられるようです。
虫歯の深さは「それほど深くはない」とのことでした。

削るのはやはり痛いですし、治療に行くには会社を休まなくてはならないので、患者としては削る回数が1回で済めばありがたいです。

1回目と2回目の間は3週間以上あきました(混んでいるのだとは思います)。
先生に、2回に分けて削ることの理由をお聞きしたところ、

「慎重にやっているから」

とのお答えでした。
丁寧に治療していただけるのはもちろんありがたいです。
しかし、30分×2回ではなく、1時間×1回で同等の治療をするのは不可能なのか、それとも、間をあけることに意義があるのか等、さらにお尋ねしたかったのですが、先生が少し不服そうな表情に見えたので、それ以上聞けませんでした。

間をあけて2回削ることの妥当性や、考えられるメリットについて、
このサイトの先生方のご意見をお聞かせいただければ幸いです。

例えばですが、虫歯の取り残しを防ぎやすかったりするのでしょうか。




2) 1回目の治療は、再診料、処置、麻酔で、保険適用自己負担860円。
2回目は、再診料、医学管理料、処置で、保険適用自己負担500円。
3回目は、再診料、医学管理料で、保険適用自己負担380円+自費49680円でした。

セラミックなので自費になることは理解していますが、保険適用の部分もあるということは、混合診療にあたるのでしょうか。


お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2015-10-23 09:09:48
最近はインレーはやりませんが、インレーをしていた頃は同じ様に何回かに分けて削っていました。

例えば

1回目虫歯を全部取ってベースセメントでベースしてしまう。

この間に歯髄症状が出ないか経過を診る期間です。

2回目にインレーに形成して印象



>3回目は、再診料、医学管理料で、保険適用自己負担380円+自費49680円でした。

同日に保険と自費が出ている様なので明らかに混合診療ですね。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-10-23 09:27:07
ご相談ありがとうございます。

>1) 削る回数について、ご意見をお聞かせください。

保険の治療では形式が大事ですから、普通一回目に削り、2回目にセットで終わりです。

でも自由診療を選んだ場合、歯が大切ですから、初めに削って準備を整え確認してから、2回目・3回目と進む事は、私ならば良くあります。

そのかわり、検査診断の上でそういった計画を説明し、理解と承認が得られた場合に行っていますから、まず不満は出ません。



>2) セラミックなので自費になることは理解していますが、保険適用の部分もあるということは、混合診療にあたるのでしょうか。

もし自由診療を明確に選んだ場合は、保険治療費は不要なはずです。

しかし、もし保険診療を選んだ場合で、かつ、あらかじめ院内掲示があり、そして治療前に説明を受けて納得した場合は、保険療養費と保険外療養費の併用を自由に選択することが認められています。

その場合は保険の治療費と自費との組み合わせになります。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-10-23 11:52:51
愛知県では古い金属の除去や細見先生が書かれたベースセメントを入れる部分までは保険診療でできる事になっていると思います。

これは愛知県でのルールですから他の都道府県ではどうなっているかまではよく分かりません。




タイトル セラミックインレー、2回に分けて削る理由と混合診療の疑いについて
質問者 pelさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
セラミックインレー(陶器の詰め物)
その他(保険と保険外)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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