治療すべき歯を残しつつ、2ヶ月通院を休んでから初診で来るよう指示
相談者:
ひろももさん (29歳:女性)
投稿日時:2015-10-23 21:54:50
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2015-10-24 07:55:24
ひろもも さん、こんにちは。
「治療も痛くないし先生もとっても良くて文句ない歯医者さんです。」ということなのでしたら、どうして2ヶ月位お休みして初診から始めるのか、直接お尋ねになってみましょう。
虫歯があるからといって、治療に踏み切らず定期的に経過観察していくのかもしれませんし、歯科医院側に何か理由があるのかもしれません。
「治療も痛くないし先生もとっても良くて文句ない歯医者さんです。」ということなのでしたら、どうして2ヶ月位お休みして初診から始めるのか、直接お尋ねになってみましょう。
虫歯があるからといって、治療に踏み切らず定期的に経過観察していくのかもしれませんし、歯科医院側に何か理由があるのかもしれません。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2015-10-25 12:23:21
そうですね…
本当の理由はその先生に聞かないとわからないと思います。
個人的に考えられるのは2つです。
一つは小林先生の書かれているように COやC1などの初期虫歯は削らず(治療せず)経過観察をする方が良いとされていますので、そのような考えから間を空けていることが考えられます。
参考
C0、要観察歯、ホワイトスポット
C1、初期う蝕、初期虫歯
もう一つは、健康保険の「しばり」を一回リセットするための経営的な作戦です。
一般的な保険治療の流れから考えると、治療開始時に歯周基本検査や歯石取りなどのクリーニングを一度受けていらっしゃると思います。
個人差はありますが、歯石は早い方で3ヶ月程度で付き始めます。
1年以上も通われていてその間、他院でのメインテナンスなどを受けていないとすれば、ひろもも さんのお口の中はすでに「もう一度歯石取りを行った方が良い状態」になっているかもしれません。
しかし、健康保険のルールでは「同一初診内に再度歯石取りをする場合の保険点数は1/2になる」とされています。
また、保険のルールでは「2ヶ月、間を開ければ初診に戻しても良い」というルールがあります。
つまり、「このまま継続して歯石取りを行うと治療費の請求は半額になる」のですが、2ヶ月間を空けて「初診に戻ってスタートすれば歯周基本検査や歯石取りなどは通常の点数で請求できる」ということになります。
(これは不正請求にはなりません)
患者さんにしてみれは「より高い治療費を請求するために2ヶ月間を空けなければならないのはおかしい」と思われるかもしれませんが「それが国の決めた保険のルール」なのですから仕方がありません。
ただ、歯科の保険点数は「正規の点数でも低い」と言われているのにさらに「半額分しか請求できない」とすれば歯科医院の経営的に非常に困ってしまうということは理解できます(歯科医院の倒産は患者さんにとっても不利益だと思います)。
まあ、そんな「お役所的な考えで医療を提供しなければならない」と言うのが嫌で僕は保険医療機関を辞退したのですが…。
なので、
1(歯科医院の経営的な事も受入れて)保険治療を受ける
2「理不尽な保険のルールには従いたくない」という事であれば自由診療を受ける
になるのではないかと…。
あ、これはあくまでも保険診療を辞退した歯科医の一個人の意見であって、最初に書いたように「本当の理由はその先生に聞かないとわからない」ですけどね…。
本当の理由はその先生に聞かないとわからないと思います。
個人的に考えられるのは2つです。
一つは小林先生の書かれているように COやC1などの初期虫歯は削らず(治療せず)経過観察をする方が良いとされていますので、そのような考えから間を空けていることが考えられます。
参考
C0、要観察歯、ホワイトスポット
C1、初期う蝕、初期虫歯
もう一つは、健康保険の「しばり」を一回リセットするための経営的な作戦です。
一般的な保険治療の流れから考えると、治療開始時に歯周基本検査や歯石取りなどのクリーニングを一度受けていらっしゃると思います。
個人差はありますが、歯石は早い方で3ヶ月程度で付き始めます。
1年以上も通われていてその間、他院でのメインテナンスなどを受けていないとすれば、ひろもも さんのお口の中はすでに「もう一度歯石取りを行った方が良い状態」になっているかもしれません。
しかし、健康保険のルールでは「同一初診内に再度歯石取りをする場合の保険点数は1/2になる」とされています。
また、保険のルールでは「2ヶ月、間を開ければ初診に戻しても良い」というルールがあります。
つまり、「このまま継続して歯石取りを行うと治療費の請求は半額になる」のですが、2ヶ月間を空けて「初診に戻ってスタートすれば歯周基本検査や歯石取りなどは通常の点数で請求できる」ということになります。
(これは不正請求にはなりません)
患者さんにしてみれは「より高い治療費を請求するために2ヶ月間を空けなければならないのはおかしい」と思われるかもしれませんが「それが国の決めた保険のルール」なのですから仕方がありません。
ただ、歯科の保険点数は「正規の点数でも低い」と言われているのにさらに「半額分しか請求できない」とすれば歯科医院の経営的に非常に困ってしまうということは理解できます(歯科医院の倒産は患者さんにとっても不利益だと思います)。
まあ、そんな「お役所的な考えで医療を提供しなければならない」と言うのが嫌で僕は保険医療機関を辞退したのですが…。
なので、
1(歯科医院の経営的な事も受入れて)保険治療を受ける
2「理不尽な保険のルールには従いたくない」という事であれば自由診療を受ける
になるのではないかと…。
あ、これはあくまでも保険診療を辞退した歯科医の一個人の意見であって、最初に書いたように「本当の理由はその先生に聞かないとわからない」ですけどね…。
回答3
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2015-10-25 12:55:24
櫻井先生は保険診療をされていませんので、無茶苦茶難解な保険のルールには多少不確かなところがありますのと、相談者の方が誤解しやすい部分もありましたので多少補足いたします。
初診に戻ると歯周基本検査が通常の点数で請求できるとありましたが、これはこれで正しいのですが、継続して治療していても基本検査や精密検査が通常の点数の時と1/2の時があります。
これは前回の検査からの間隔が一月空いているかどうかで判断されるのです。
初診に戻ると歯周基本検査が通常の点数で請求できるとありましたが、これはこれで正しいのですが、継続して治療していても基本検査や精密検査が通常の点数の時と1/2の時があります。
これは前回の検査からの間隔が一月空いているかどうかで判断されるのです。
相談者からの返信
相談者:
ひろももさん
返信日時:2015-10-26 15:28:52
小林先生櫻井先生柴田先生ありがとうございます。
直接聞く、本当の理由は先生にしか分からないと自分で分かってはいるんですが。
中々聞きにくくて。
私側に何か問題なのかな?でも初診で見てくるのは?とか頭ゴチャゴチャで。
何となく先生側の都合かな?治療考えての事かな?思い、私側の問題なら見れないと御断りされるかなと思い。
先生方はどう思うのかな?
同じ歯医者さんとしてと思い質問してみました。
ありがとうございました。
直接聞く、本当の理由は先生にしか分からないと自分で分かってはいるんですが。
中々聞きにくくて。
私側に何か問題なのかな?でも初診で見てくるのは?とか頭ゴチャゴチャで。
何となく先生側の都合かな?治療考えての事かな?思い、私側の問題なら見れないと御断りされるかなと思い。
先生方はどう思うのかな?
同じ歯医者さんとしてと思い質問してみました。
ありがとうございました。
タイトル | 治療すべき歯を残しつつ、2ヶ月通院を休んでから初診で来るよう指示 |
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質問者 | ひろももさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯の治療費・費用 歯周病の治療費・費用 治療費・費用 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。