フッ素洗口は4歳からやらなければあまり効果がないのでしょうか?
相談者:
だだのつまさん (30歳:女性)
投稿日時:2015-10-27 00:49:33
6歳の娘がおります。
今まではフッ素付きの歯磨き粉だけだったのですが、3ヶ月ほど前からフッ素洗口(ミラノール)を始めました。
親としては少しでも虫歯予防効果があればいいなという気持ちです。
ですが、最近フッ素洗口は4歳からやらないと・・・ということを耳にして色々検索してみたところ下記のような記事を見つけました。
http://www.ganshi.jp/topics_090907.htm
他のHPなどでも似たようなものが出てきますが、この表を見ると、
保育園or幼稚園からフッ素洗口をしていた子どもには大きな効果が出ていますが、小学校からフッ素洗口をしていた子どもは一部実施、未経験に比べてもさほど変わらないような結果に見えてしまいます。
また、下記の記事の中でも
「フッ化物洗口の問題点」
>標準的な術式(0.2%NaF,週1回法、0.05%NaF,毎日法)による
DMFTの予防率は6歳以上で開始の場合33〜51%、
4、5歳から開始した場合には55〜79%としています。
これが本当であればフッ素洗口をやるなら4歳からでなければあまり効果はでない・・・ということなのでしょうか?
(50%予防というのも十分高いとはいえますが、5歳と6歳の1年間でここまで差が出てしまうほどのものなのですか?)
今まではフッ素付きの歯磨き粉だけだったのですが、3ヶ月ほど前からフッ素洗口(ミラノール)を始めました。
親としては少しでも虫歯予防効果があればいいなという気持ちです。
ですが、最近フッ素洗口は4歳からやらないと・・・ということを耳にして色々検索してみたところ下記のような記事を見つけました。
http://www.ganshi.jp/topics_090907.htm
他のHPなどでも似たようなものが出てきますが、この表を見ると、
保育園or幼稚園からフッ素洗口をしていた子どもには大きな効果が出ていますが、小学校からフッ素洗口をしていた子どもは一部実施、未経験に比べてもさほど変わらないような結果に見えてしまいます。
また、下記の記事の中でも
「フッ化物洗口の問題点」
>標準的な術式(0.2%NaF,週1回法、0.05%NaF,毎日法)による
DMFTの予防率は6歳以上で開始の場合33〜51%、
4、5歳から開始した場合には55〜79%としています。
これが本当であればフッ素洗口をやるなら4歳からでなければあまり効果はでない・・・ということなのでしょうか?
(50%予防というのも十分高いとはいえますが、5歳と6歳の1年間でここまで差が出てしまうほどのものなのですか?)
回答1
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2015-10-27 06:46:03
>最近フッ素洗口は4歳からやらないと・・・ということを耳にして
>色々検索してみたところ下記のような記事を見つけました。
4歳から始めた方が良いというのは「集団に対しては」という意味です。
>保育園or幼稚園からフッ素洗口をしていた子どもには大きな効果が出ていますが、小学校からフッ素洗口をしていた子どもは一部実施、未経験に比べてもさほど変わらないような結果に見えてしまいます。
小学校から実施した集団には、実施する前から(主に6歳臼歯が)むし歯になっていた子が幼稚園、保育所で実施していた集団と比較して多かったということです。
個人で考えた場合、何歳から始めても実施以後のむし歯予防効果は期待できます。
>色々検索してみたところ下記のような記事を見つけました。
4歳から始めた方が良いというのは「集団に対しては」という意味です。
>保育園or幼稚園からフッ素洗口をしていた子どもには大きな効果が出ていますが、小学校からフッ素洗口をしていた子どもは一部実施、未経験に比べてもさほど変わらないような結果に見えてしまいます。
小学校から実施した集団には、実施する前から(主に6歳臼歯が)むし歯になっていた子が幼稚園、保育所で実施していた集団と比較して多かったということです。
個人で考えた場合、何歳から始めても実施以後のむし歯予防効果は期待できます。
回答2
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2015-10-27 12:04:55
ただのつまさん、こんにちは
お示しのHPの研究は、単純にフッ化物洗口剤の効果だけを比較したものではありません。
虫歯は複合的な要因によって決まります。
虫歯予防もフッ化物のみではなく、食生活や歯磨き習慣にも大きく影響されます。
さらにお子さんの場合は親御さんの意識自体もかなり大きな影響を与えます。
この研究では、単純に洗口剤の有無だけで調べたわけではありません。
園でフッ化物洗口することで、歯磨きをすることもあるでしょうし、歯磨き自体も「このあとフッ化物洗口する」ということで意識的に丁寧になったり時間が長くなったりすることもあるでしょう。
また、親御さんにも園からのお手紙など虫歯予防に関するいろいろな情報が提供されることでしょう。
親御さんも園でフッ化物洗口をしているとなれば、家庭でも歯磨きやおやつの与え方にも関心が高まります。
そのような意識の高まりや、その他の予防行動が増すことによる効果も加わっています。
ただのつまさんの場合、すでにお母様の意識が高く、フッ化物歯磨材をお使いなので、洗口剤を使用したからといって、研究結果のような大きな効果は期待できないと思います。
また、信頼の高い研究では、フッ化物洗口剤のみの効果は20〜30%の抑制効果で、フッ化物歯磨材と同じ程度です。
両方を併用した時に倍の効果が得られるかどうかは、私の知る限りではわかっていません。
また、洗口剤の研究も、歯磨材の研究も、虫歯の大きこと集団で行われていますので、ただのつまさんのお子さんのように、6歳で1本も虫歯になっていないような、虫歯のリスクが低いと思われるお子さんに同じように効果的であるとは限りません。
例えば、一生の間に虫歯が10本できるような、虫歯のできやすい子がフッ化物を使用すれば、2〜3本の虫歯が予防でき、結果的に虫歯の本数は7〜8本ですみます。
両方を併用すれば、仮に倍の効果が期待できるとして、5本も減らすことができます。
しかし、一生の間に1本できるかできないかのリスクの低いお子さんなら、片方であろうが両方併用しようが、一生の間に1本予防できるかできないかの効果しか得られません。
また、別の観点から。
日本では6歳未満でもフッ化物洗口を進める傾向にありますが、虫歯の少なくなった日本のように虫歯の少なくなった先進国では、6歳未満のフッ化物洗口を進めない傾向にあります。
理由は、6歳未満では副作用が出やすいからだそうです。
虫歯の多い発展途上国では、多少副作用が現れても、虫歯が減った方が国家の医療費の削減につならるので、推奨される国もあるようです。
以上の幾つかの状況を考えれば、6歳になったただのつまさんのお子さんには、フッ化物歯磨材だけでも十分だと思いますが、洗口剤を使用するなら、食後のフッ化物歯磨材を使用した歯磨きに加え、食間にフッ化物洗口を行うと、わずかですが効果が上がるかもしれないと思います。
お示しのHPの研究は、単純にフッ化物洗口剤の効果だけを比較したものではありません。
虫歯は複合的な要因によって決まります。
虫歯予防もフッ化物のみではなく、食生活や歯磨き習慣にも大きく影響されます。
さらにお子さんの場合は親御さんの意識自体もかなり大きな影響を与えます。
この研究では、単純に洗口剤の有無だけで調べたわけではありません。
園でフッ化物洗口することで、歯磨きをすることもあるでしょうし、歯磨き自体も「このあとフッ化物洗口する」ということで意識的に丁寧になったり時間が長くなったりすることもあるでしょう。
また、親御さんにも園からのお手紙など虫歯予防に関するいろいろな情報が提供されることでしょう。
親御さんも園でフッ化物洗口をしているとなれば、家庭でも歯磨きやおやつの与え方にも関心が高まります。
そのような意識の高まりや、その他の予防行動が増すことによる効果も加わっています。
ただのつまさんの場合、すでにお母様の意識が高く、フッ化物歯磨材をお使いなので、洗口剤を使用したからといって、研究結果のような大きな効果は期待できないと思います。
また、信頼の高い研究では、フッ化物洗口剤のみの効果は20〜30%の抑制効果で、フッ化物歯磨材と同じ程度です。
両方を併用した時に倍の効果が得られるかどうかは、私の知る限りではわかっていません。
また、洗口剤の研究も、歯磨材の研究も、虫歯の大きこと集団で行われていますので、ただのつまさんのお子さんのように、6歳で1本も虫歯になっていないような、虫歯のリスクが低いと思われるお子さんに同じように効果的であるとは限りません。
例えば、一生の間に虫歯が10本できるような、虫歯のできやすい子がフッ化物を使用すれば、2〜3本の虫歯が予防でき、結果的に虫歯の本数は7〜8本ですみます。
両方を併用すれば、仮に倍の効果が期待できるとして、5本も減らすことができます。
しかし、一生の間に1本できるかできないかのリスクの低いお子さんなら、片方であろうが両方併用しようが、一生の間に1本予防できるかできないかの効果しか得られません。
また、別の観点から。
日本では6歳未満でもフッ化物洗口を進める傾向にありますが、虫歯の少なくなった日本のように虫歯の少なくなった先進国では、6歳未満のフッ化物洗口を進めない傾向にあります。
理由は、6歳未満では副作用が出やすいからだそうです。
虫歯の多い発展途上国では、多少副作用が現れても、虫歯が減った方が国家の医療費の削減につならるので、推奨される国もあるようです。
以上の幾つかの状況を考えれば、6歳になったただのつまさんのお子さんには、フッ化物歯磨材だけでも十分だと思いますが、洗口剤を使用するなら、食後のフッ化物歯磨材を使用した歯磨きに加え、食間にフッ化物洗口を行うと、わずかですが効果が上がるかもしれないと思います。
相談者からの返信
相談者:
だだのつまさん
返信日時:2015-10-29 17:02:57
>堀先生
前回に引き続き回答いただきありがとうございます。
なるほど、4歳から始めた子と6歳から始めた子の差は既に虫歯があるかないか・・・ということだったんですね。
個人でなら何歳からでも効果があると聞き、安心しました。
手に入れるのがちょっと大変なので、これで効果がないのだったらやめようかなとも少し思ったので・・・;
>小牧先生
初めまして。
過去回答などでいつも拝見させていただいています^^
今まで近くの病院に検診に通っていましたが、一度もフッ素洗口を勧められたことはありませんでした。
(もちろん通っていた幼稚園・現在小学校でも行っていません)
新潟県などはフッ素洗口を早くから取り入れて活用しているらしいのでうちもそうだったらなぁ・・・と思ってしまいました。
>6歳で1本も虫歯になっていないような、
>虫歯のリスクが低いと思われるお子さんに同じように効果的であるとは限りません。
虫歯にならないようずっと気を付けてきたつもりでしたが、最近乳歯の歯間に虫歯がみつかったのです・・・。
しかも3ヶ月前は虫歯なしと言われていたので、さらなる予防効果を期待してフッ素洗口も始めた後の発覚、そして今回のような記事を見つけてしまい、『やっぱり6歳から始めたから効果がなかったのかな・・・』と落ち込んでいました。
少しは期待できる、程度に考えていた方が良いのかもしれませんね。
先生方はチョコレートなど歯に良くないとされるお菓子は自分のお子さんには全く食べさせることはないのでしょうか?
(お子さんはずっと食べることなく大人になったんでしょうか)
以前はあまり頻繁ではないものの、時々おやつタイムがありました。
食べたら歯磨きをするという約束だったのですがそれでも虫歯が出来てしまい、今はおやつをあげるのをやめてしまいました。
最近少し思いつめてしまい、一体何を食べさせたらいいのかとなんだか怖くて・・・。
すみません、話がずれてしまいましたね;
フッ素洗口は就寝前が良いと歯チャンネルにはありましたが、食間でも良いものなのですか?
食間というのはたとえばお昼を食べてから夜ごはんまでの間・・・みたいな感じですよね?
それは、歯磨きしていても時間が経つとプラークがたまってくるので
その時フッ素洗口をした方が良い・・・ということですか?
前回に引き続き回答いただきありがとうございます。
なるほど、4歳から始めた子と6歳から始めた子の差は既に虫歯があるかないか・・・ということだったんですね。
個人でなら何歳からでも効果があると聞き、安心しました。
手に入れるのがちょっと大変なので、これで効果がないのだったらやめようかなとも少し思ったので・・・;
>小牧先生
初めまして。
過去回答などでいつも拝見させていただいています^^
今まで近くの病院に検診に通っていましたが、一度もフッ素洗口を勧められたことはありませんでした。
(もちろん通っていた幼稚園・現在小学校でも行っていません)
新潟県などはフッ素洗口を早くから取り入れて活用しているらしいのでうちもそうだったらなぁ・・・と思ってしまいました。
>6歳で1本も虫歯になっていないような、
>虫歯のリスクが低いと思われるお子さんに同じように効果的であるとは限りません。
虫歯にならないようずっと気を付けてきたつもりでしたが、最近乳歯の歯間に虫歯がみつかったのです・・・。
しかも3ヶ月前は虫歯なしと言われていたので、さらなる予防効果を期待してフッ素洗口も始めた後の発覚、そして今回のような記事を見つけてしまい、『やっぱり6歳から始めたから効果がなかったのかな・・・』と落ち込んでいました。
少しは期待できる、程度に考えていた方が良いのかもしれませんね。
先生方はチョコレートなど歯に良くないとされるお菓子は自分のお子さんには全く食べさせることはないのでしょうか?
(お子さんはずっと食べることなく大人になったんでしょうか)
以前はあまり頻繁ではないものの、時々おやつタイムがありました。
食べたら歯磨きをするという約束だったのですがそれでも虫歯が出来てしまい、今はおやつをあげるのをやめてしまいました。
最近少し思いつめてしまい、一体何を食べさせたらいいのかとなんだか怖くて・・・。
すみません、話がずれてしまいましたね;
フッ素洗口は就寝前が良いと歯チャンネルにはありましたが、食間でも良いものなのですか?
食間というのはたとえばお昼を食べてから夜ごはんまでの間・・・みたいな感じですよね?
それは、歯磨きしていても時間が経つとプラークがたまってくるので
その時フッ素洗口をした方が良い・・・ということですか?
回答3
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2015-10-30 13:20:07
>先生方はチョコレートなど歯に良くないとされるお菓子は自分のお子さんには全く食べさせることはないのでしょうか?
>(お子さんはずっと食べることなく大人になったんでしょうか)
私のところの長男は3歳の誕生日を迎えるまで、甘いお菓子を一切あげたことはありませんでした。
3歳過ぎもさほど甘いものを好まず、保育園に行くようになって、クリスマスのおやつにケーキが出たようで「ぼく嫌いだったけど頑張って食べたよ」と言ってました。
5歳離れた次男は、上の子の影響がありますので、2歳過ぎで少しずつ甘いお菓子を食べるようになってしまいました。
二人とも成人して、今は普通に甘いものも食べますが、虫歯は1本もありません。
>以前はあまり頻繁ではないものの、時々おやつタイムがありました。
>食べたら歯磨きをするという約束だったのですがそれでも虫歯が出来てしまい、今はおやつをあげるのをやめてしまいました。
よく、虫歯予防=歯磨きと考えられているかとが多いようですが、歯磨きを丁寧にしても、虫歯予防には大きな効果は期待できません。
影響の度合いは、食生活>>フッ化物>>>>歯磨き、ではないかと思います。
>最近少し思いつめてしまい、一体何を食べさせたらいいのかとなんだか怖くて・・・。
おやつ=お菓子と考えがちですが、本来のおやつの意味を考えてください。
発育期で消化器系の未発達な子供にとって、おやつは食事だけでは補いきれない栄養を補うものです。
そう考えれば、糖質だけでカロリーを補うだけでなく、ミネラルやビタミンなど、微量栄養素も含め、たんぱく質なども補うと考えておやつを決められると良いのではないでしょうか。
>フッ素洗口は就寝前が良いと歯チャンネルにはありましたが、
フッ化物歯磨材で歯磨きをしたあと、寝るまでに時間が空けば就寝前にフッ化物洗口をすると良いかもしれませんが、フッ化物歯磨材で歯磨きをして、間をおかずに就寝するなら洗口は必要ないでしょう。
フッ化物洗口にこだわりすぎじゃないですか。
フッ化物洗口もフッ化物歯磨材も同じ効果だと考えていいと思います。
どちらでもいいです。
どちらか使用しやすい方を使用すれば良いと思います。
食後歯磨きするなら、フッ化物歯磨材で良いでしょうし、食間や就寝前で歯磨きをしないならフッ化物洗口をすれば良いと思います。
フッ化物歯磨材であれフッ化物洗口であれ、総回数を増やし、フッ化物が歯の面に作用している時間を長くするということが重要だと思います。
>食間でも良いものなのですか?
フッ化物歯磨材は歯磨きと併用になるので食後ということになりますが、フッ化物洗口は歯磨きが関係ないので、食間でもいいですよということです。
ただし、食後の歯磨きがなされていて、歯垢がある程度取れているという前提ですが。
>食間というのはたとえばお昼を食べてから夜ごはんまでの間・・・みたいな感じですよね?
そのとうりです。
>それは、歯磨きしていても時間が経つとプラークがたまってくるのでその時フッ素洗口をした方が良い・・・ということですか?
違います、食間にも歯磨きをするのは面倒くさそうなので、フッ化物洗口をすれば良いということです。
>(お子さんはずっと食べることなく大人になったんでしょうか)
私のところの長男は3歳の誕生日を迎えるまで、甘いお菓子を一切あげたことはありませんでした。
3歳過ぎもさほど甘いものを好まず、保育園に行くようになって、クリスマスのおやつにケーキが出たようで「ぼく嫌いだったけど頑張って食べたよ」と言ってました。
5歳離れた次男は、上の子の影響がありますので、2歳過ぎで少しずつ甘いお菓子を食べるようになってしまいました。
二人とも成人して、今は普通に甘いものも食べますが、虫歯は1本もありません。
>以前はあまり頻繁ではないものの、時々おやつタイムがありました。
>食べたら歯磨きをするという約束だったのですがそれでも虫歯が出来てしまい、今はおやつをあげるのをやめてしまいました。
よく、虫歯予防=歯磨きと考えられているかとが多いようですが、歯磨きを丁寧にしても、虫歯予防には大きな効果は期待できません。
影響の度合いは、食生活>>フッ化物>>>>歯磨き、ではないかと思います。
>最近少し思いつめてしまい、一体何を食べさせたらいいのかとなんだか怖くて・・・。
おやつ=お菓子と考えがちですが、本来のおやつの意味を考えてください。
発育期で消化器系の未発達な子供にとって、おやつは食事だけでは補いきれない栄養を補うものです。
そう考えれば、糖質だけでカロリーを補うだけでなく、ミネラルやビタミンなど、微量栄養素も含め、たんぱく質なども補うと考えておやつを決められると良いのではないでしょうか。
>フッ素洗口は就寝前が良いと歯チャンネルにはありましたが、
フッ化物歯磨材で歯磨きをしたあと、寝るまでに時間が空けば就寝前にフッ化物洗口をすると良いかもしれませんが、フッ化物歯磨材で歯磨きをして、間をおかずに就寝するなら洗口は必要ないでしょう。
フッ化物洗口にこだわりすぎじゃないですか。
フッ化物洗口もフッ化物歯磨材も同じ効果だと考えていいと思います。
どちらでもいいです。
どちらか使用しやすい方を使用すれば良いと思います。
食後歯磨きするなら、フッ化物歯磨材で良いでしょうし、食間や就寝前で歯磨きをしないならフッ化物洗口をすれば良いと思います。
フッ化物歯磨材であれフッ化物洗口であれ、総回数を増やし、フッ化物が歯の面に作用している時間を長くするということが重要だと思います。
>食間でも良いものなのですか?
フッ化物歯磨材は歯磨きと併用になるので食後ということになりますが、フッ化物洗口は歯磨きが関係ないので、食間でもいいですよということです。
ただし、食後の歯磨きがなされていて、歯垢がある程度取れているという前提ですが。
>食間というのはたとえばお昼を食べてから夜ごはんまでの間・・・みたいな感じですよね?
そのとうりです。
>それは、歯磨きしていても時間が経つとプラークがたまってくるのでその時フッ素洗口をした方が良い・・・ということですか?
違います、食間にも歯磨きをするのは面倒くさそうなので、フッ化物洗口をすれば良いということです。
相談者からの返信
相談者:
だだのつまさん
返信日時:2015-11-02 12:47:41
小牧先生
お返事ありがとうございます。
先生の回答をじっくり読みました。
歯磨きを丁寧にしても虫歯予防にあまり効果がないというのは過去の質問を見て度々目にしてきましたが、それならなぜ子どもは歯を磨く必要があるのでしょうか・・・。
食生活でいえば我が家も3歳まで甘いお菓子は食べさせていません。
今も飴やキャラメルなどは食べさせていませんし、チョコレートは食べたことがありますが、普段は食べません。
ケーキを食べることも時々ありますが、食後に食べるので半分ほど食べるともういらないと残します。
定期検診とフッ素もやっていたのに、どうして虫歯が出来てしまったのか・・・
それが分からない限り、また虫歯が出来るのではないかと不安になり
結果としてフッ素洗口に過剰な期待を持っているかもしれません。
>フッ化物歯磨材で歯磨きをしたあと、寝るまでに時間が空けば就寝前にフッ化物洗口をすると良いかもしれませんが、フッ化物歯磨材で歯磨きをして、間をおかずに就寝するなら先行は必要ないでしょう。
我が家はまさにこのパターンでした。。。
フッ素洗口を始める前は夕食後に歯磨きをした後お風呂に入り就寝でしたが、いつもお風呂の後に麦茶を飲むので、歯磨き後には何も口にしない方がいいのかなと思い、就寝前に歯磨きするようにしました。
アドバイス頂いた方法だと夕食後に歯磨きをして、お風呂に入り、就寝前にフッ素洗口・・・
というやり方が出来るのだと思いますが、その間に麦茶などのお茶類を飲むのは良くないですよね?
度々質問してしまいすみません。
もしお時間がありましたら、よろしくお願いします。
お返事ありがとうございます。
先生の回答をじっくり読みました。
歯磨きを丁寧にしても虫歯予防にあまり効果がないというのは過去の質問を見て度々目にしてきましたが、それならなぜ子どもは歯を磨く必要があるのでしょうか・・・。
食生活でいえば我が家も3歳まで甘いお菓子は食べさせていません。
今も飴やキャラメルなどは食べさせていませんし、チョコレートは食べたことがありますが、普段は食べません。
ケーキを食べることも時々ありますが、食後に食べるので半分ほど食べるともういらないと残します。
定期検診とフッ素もやっていたのに、どうして虫歯が出来てしまったのか・・・
それが分からない限り、また虫歯が出来るのではないかと不安になり
結果としてフッ素洗口に過剰な期待を持っているかもしれません。
>フッ化物歯磨材で歯磨きをしたあと、寝るまでに時間が空けば就寝前にフッ化物洗口をすると良いかもしれませんが、フッ化物歯磨材で歯磨きをして、間をおかずに就寝するなら先行は必要ないでしょう。
我が家はまさにこのパターンでした。。。
フッ素洗口を始める前は夕食後に歯磨きをした後お風呂に入り就寝でしたが、いつもお風呂の後に麦茶を飲むので、歯磨き後には何も口にしない方がいいのかなと思い、就寝前に歯磨きするようにしました。
アドバイス頂いた方法だと夕食後に歯磨きをして、お風呂に入り、就寝前にフッ素洗口・・・
というやり方が出来るのだと思いますが、その間に麦茶などのお茶類を飲むのは良くないですよね?
度々質問してしまいすみません。
もしお時間がありましたら、よろしくお願いします。
回答4
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2015-11-02 17:27:28
>歯磨きを丁寧にしても虫歯予防にあまり効果がないというのは過去の質問を見て度々目にしてきましたが、それならなぜ子どもは歯を磨く必要があるのでしょうか・・・。
一つは、フッ化物歯磨材をお口のに運ぶ手段として。
もう一つは、将来に歯周病の予防のためです。
歯周病の予防は、歯磨きが一番重要です。
将来歯周病の危険性が高くなってからだと、習慣化が難しいので、小さな頃から習慣化しておきましょうということです。
>どうして虫歯が出来てしまったのか・・・
>それが分からない限り、また虫歯が出来るのではないかと不安になり結果としてフッ素洗口に過剰な期待を持っているかもしれません。
虫歯は多因子疾患なので、原因を特定することは難しいと思います。
少しずつできることからしていくということになります。
>アドバイス頂いた方法だと夕食後に歯磨きをして、お風呂に入り、就寝前にフッ素洗口・・・
>というやり方が出来るのだと思いますが、その間に麦茶などのお茶類を飲むのは良くないですよね?
歯磨きの後しばらく時間をおいてから麦茶を飲むなら、問題ないと思います。
一つは、フッ化物歯磨材をお口のに運ぶ手段として。
もう一つは、将来に歯周病の予防のためです。
歯周病の予防は、歯磨きが一番重要です。
将来歯周病の危険性が高くなってからだと、習慣化が難しいので、小さな頃から習慣化しておきましょうということです。
>どうして虫歯が出来てしまったのか・・・
>それが分からない限り、また虫歯が出来るのではないかと不安になり結果としてフッ素洗口に過剰な期待を持っているかもしれません。
虫歯は多因子疾患なので、原因を特定することは難しいと思います。
少しずつできることからしていくということになります。
>アドバイス頂いた方法だと夕食後に歯磨きをして、お風呂に入り、就寝前にフッ素洗口・・・
>というやり方が出来るのだと思いますが、その間に麦茶などのお茶類を飲むのは良くないですよね?
歯磨きの後しばらく時間をおいてから麦茶を飲むなら、問題ないと思います。
相談者からの返信
相談者:
だだのつまさん
返信日時:2015-11-02 17:33:14
小牧先生
度々ありがとうございます。
疑問が一つずつわかってくるとなんだか安心します。。。
>もう一つは、将来に歯周病の予防のためです。
>歯周病の予防は、歯磨きが一番重要です。
>将来歯周病の危険性が高くなってからだと、習慣化が難しいので、小さな頃から習慣化しておきましょうということです。
では今歯を磨いているのは大きな理由は将来の歯周病予防のためなんですね・・・!
歯磨きをしてからお風呂に入ると30分くらいは経過しているのでその後に麦茶を飲んでも大丈夫そうですね。
今までは何が何でも就寝前!と思ってしまっていましたが、今度からもう少し臨機応変にすることができそうです。
あまり過剰な期待をし過ぎず、ここで勉強しながら今後絶対に虫歯を作らないように頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました!
度々ありがとうございます。
疑問が一つずつわかってくるとなんだか安心します。。。
>もう一つは、将来に歯周病の予防のためです。
>歯周病の予防は、歯磨きが一番重要です。
>将来歯周病の危険性が高くなってからだと、習慣化が難しいので、小さな頃から習慣化しておきましょうということです。
では今歯を磨いているのは大きな理由は将来の歯周病予防のためなんですね・・・!
歯磨きをしてからお風呂に入ると30分くらいは経過しているのでその後に麦茶を飲んでも大丈夫そうですね。
今までは何が何でも就寝前!と思ってしまっていましたが、今度からもう少し臨機応変にすることができそうです。
あまり過剰な期待をし過ぎず、ここで勉強しながら今後絶対に虫歯を作らないように頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました!
タイトル | フッ素洗口は4歳からやらなければあまり効果がないのでしょうか? |
---|---|
質問者 | だだのつまさん |
地域 | 神奈川 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
虫歯予防 予防関連 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。