白板症の診断について
相談者:
新婚さんさん (35歳:男性)
投稿日時:2015-11-03 21:46:42
はじめてご相談させていただきます。
半年ほど前に何気なく新聞に白板症のことが掲載されていて、自分の口を見てみたところ、舌の横の本当に下のほうに(思いっきり舌を出さないとわからない場所)少し白っぽい?(よくネット上にあがっている白板症ほど真っ白でない)部分があり、すぐに口腔外科に行きました。
先生から言われたことは
@大丈夫です。
Aまずこのようなところに白板症はできない!
B全然硬くないので心配ない
と言われました。
安心したのですが、歯を磨くたびにあの白い部分は何なんだろう?と時に心配になります。
家族に相談したら「舌を見てごらん」と言われみんなの舌を見せてもらいました。
確かに白っぽい部分てあります。
なんか右と左で色も違う・・・ぼこぼこした部分もある。
そこで質問です。
@正常の舌でも横に白っぽい部分はあると思うのですが、白板症と典型的に違うところはなんですか?
Aその部分が硬い、柔らかいというのはかなりの重要見分け事項になるんでしょうか?
Bたとえば35歳で白板症という患者さんはどれくらいいるのでしょうか?
以上どうぞよろしくお願いいたします。
半年ほど前に何気なく新聞に白板症のことが掲載されていて、自分の口を見てみたところ、舌の横の本当に下のほうに(思いっきり舌を出さないとわからない場所)少し白っぽい?(よくネット上にあがっている白板症ほど真っ白でない)部分があり、すぐに口腔外科に行きました。
先生から言われたことは
@大丈夫です。
Aまずこのようなところに白板症はできない!
B全然硬くないので心配ない
と言われました。
安心したのですが、歯を磨くたびにあの白い部分は何なんだろう?と時に心配になります。
家族に相談したら「舌を見てごらん」と言われみんなの舌を見せてもらいました。
確かに白っぽい部分てあります。
なんか右と左で色も違う・・・ぼこぼこした部分もある。
そこで質問です。
@正常の舌でも横に白っぽい部分はあると思うのですが、白板症と典型的に違うところはなんですか?
Aその部分が硬い、柔らかいというのはかなりの重要見分け事項になるんでしょうか?
Bたとえば35歳で白板症という患者さんはどれくらいいるのでしょうか?
以上どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
ほほえみ歯科(大阪府高槻市)の松岡です。
回答日時:2015-11-03 22:18:06
新婚さん、こんばんは。
順番に答えていきますね。
@舌が白っぽくなる病変はいくつかあります。
カンジダ、扁平苔癬、白板症、アフタを含む潰瘍、乳頭腫...
専門家が見ないと判断は難しいと思います。
A重要な事項ですが、初期の場合わからないことも多いです。
B好発年齢は50-70代です。35歳でどのくらいの割合かはわかりません。
心配であれば、定期的に専門機関を受診するのが一番ですね。
参考になれば幸いです。
順番に答えていきますね。
@舌が白っぽくなる病変はいくつかあります。
カンジダ、扁平苔癬、白板症、アフタを含む潰瘍、乳頭腫...
専門家が見ないと判断は難しいと思います。
A重要な事項ですが、初期の場合わからないことも多いです。
B好発年齢は50-70代です。35歳でどのくらいの割合かはわかりません。
心配であれば、定期的に専門機関を受診するのが一番ですね。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
新婚さんさん
返信日時:2015-11-03 22:42:54
松岡先生、早々のご返信ありがとうございます。
さらに質問です。
@専門家があっこれは「大丈夫だ!」もしくは「うんっ?生検したほうがいいのでは?」の見分けられるポイントは何ですか?
今回口腔外科で見ただけで「大丈夫です」と言われたので、何か重要なポイントがあるのでは?と思い質問させていただきました。
A硬いか、柔らかいかは初期では難しいとのことですが、私は少なくとも半年前には口腔外科に受診しています。
もしも、わるいものだったら白い部分に変化はでているものですか?
大きくなる、硬くなってくる・・・等々教えてください。
さらに質問です。
@専門家があっこれは「大丈夫だ!」もしくは「うんっ?生検したほうがいいのでは?」の見分けられるポイントは何ですか?
今回口腔外科で見ただけで「大丈夫です」と言われたので、何か重要なポイントがあるのでは?と思い質問させていただきました。
A硬いか、柔らかいかは初期では難しいとのことですが、私は少なくとも半年前には口腔外科に受診しています。
もしも、わるいものだったら白い部分に変化はでているものですか?
大きくなる、硬くなってくる・・・等々教えてください。
回答2
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2015-11-04 00:38:51
こんにちは。
正常な舌の白っぽい部分と白板症とをはっきりと区別することはできません。
白さの程度で正常化白板症かを区別しているのが現実だと思います。
多分に感覚的なものです。
白板症でぜひとも生検した方がよいものは隆起しているもの、色の濃さがまだらなもの、赤みが混じっているもの、境界が不明瞭なものなどです。
このような点はありませんか。
半年間でこのような変化がありませんでしたか。
正常な舌の白っぽい部分と白板症とをはっきりと区別することはできません。
白さの程度で正常化白板症かを区別しているのが現実だと思います。
多分に感覚的なものです。
白板症でぜひとも生検した方がよいものは隆起しているもの、色の濃さがまだらなもの、赤みが混じっているもの、境界が不明瞭なものなどです。
このような点はありませんか。
半年間でこのような変化がありませんでしたか。
回答3
ほほえみ歯科(大阪府高槻市)の松岡です。
回答日時:2015-11-04 10:35:07
こんにちは。
ひぐち先生がおっしゃっているとおりです。
白板症は、状態によって
@全体的に均一な白色を呈する homogeneous
A白いがボコボコしている、赤みが入っている non-homogeneous
の2種類に分けられます。non-homogeneous はより悪性変化(簡単に言うと癌です)の可能性が高いと言われております。
白板症は年単位で変化していくことが多いので、定期的に受診するのも良いかもしれませんね。
参考になれば幸いです。
ひぐち先生がおっしゃっているとおりです。
白板症は、状態によって
@全体的に均一な白色を呈する homogeneous
A白いがボコボコしている、赤みが入っている non-homogeneous
の2種類に分けられます。non-homogeneous はより悪性変化(簡単に言うと癌です)の可能性が高いと言われております。
白板症は年単位で変化していくことが多いので、定期的に受診するのも良いかもしれませんね。
参考になれば幸いです。
タイトル | 白板症の診断について |
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質問者 | 新婚さんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
舌の病気・異常 白板症 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。