歯原性腫瘍術後のインプラントについて
相談者:
きなこmotiさん (26歳:女性)
投稿日時:2015-11-10 21:00:52
こんにちは。
インプラントの時期について相談させてください。
2年半前に歯原性腫瘍と診断され、腫瘍が大きかったため、右下67番を抜歯、開窓術を行い、1年前に顎骨摘出術と同時に右下8番を抜歯しました。
術後1年が経過して、主治医から入れ歯を作るよう指示され、かかりつけ医を受診したところ、そこでは、右下6番のインプラントを勧められました。
CTでは、右下6番の骨は作られてきているようですが、右下7番、8番のところは1〜1.5cm程の穴があり、骨がまだ作られていないようです。
かかりつけ医からは、おそらくインプラントの手術はできるだろうと言われています。
主治医に相談したところ、腫瘍が再発する可能性があるので、もう少し様子を見た方がいいと思うが、インプラントのことはわからないので、かかりつけ医とよく相談して決めるように、とのことでした。
私としては、食べ物を噛むのに不自由なので、なるべく早くインプラントができたらとは思いますが、再発しやすい病気ということで、どのくらい経過をみるべきか悩んでいます。
再度、かかりつけ医と相談するつもりではありますが、他の先生方のご意見を伺いたく、質問させて頂きます。
インプラントの時期について相談させてください。
2年半前に歯原性腫瘍と診断され、腫瘍が大きかったため、右下67番を抜歯、開窓術を行い、1年前に顎骨摘出術と同時に右下8番を抜歯しました。
術後1年が経過して、主治医から入れ歯を作るよう指示され、かかりつけ医を受診したところ、そこでは、右下6番のインプラントを勧められました。
CTでは、右下6番の骨は作られてきているようですが、右下7番、8番のところは1〜1.5cm程の穴があり、骨がまだ作られていないようです。
かかりつけ医からは、おそらくインプラントの手術はできるだろうと言われています。
主治医に相談したところ、腫瘍が再発する可能性があるので、もう少し様子を見た方がいいと思うが、インプラントのことはわからないので、かかりつけ医とよく相談して決めるように、とのことでした。
私としては、食べ物を噛むのに不自由なので、なるべく早くインプラントができたらとは思いますが、再発しやすい病気ということで、どのくらい経過をみるべきか悩んでいます。
再度、かかりつけ医と相談するつもりではありますが、他の先生方のご意見を伺いたく、質問させて頂きます。
回答1
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2015-11-11 01:09:29
こんにちは。
歯原性腫瘍の具体的な内容がわかりませんのでお答えしにくいというのが正直なところです。
再発しないかどうかいつまで様子をみるのがよいのか、いつになればインプラントを入れても問題がないのか、具体的な年数を示すことは難しいと思います。
いつまでも様子をみるのであれば、インプラントをあきらめることに等しい状況になります。
食事にそれほど不自由していないのであれば、この選択でよいと思います。
食事が不自由で早く噛めるようにしたいのであれば、インプラント治療を進めてもらうことです。
もし運悪く再発した場合にインプラントごと骨を取ることになっても仕方ないと覚悟するのであれば、インプラントの治療を受けてもよいと思います。
歯原性腫瘍の具体的な内容がわかりませんのでお答えしにくいというのが正直なところです。
再発しないかどうかいつまで様子をみるのがよいのか、いつになればインプラントを入れても問題がないのか、具体的な年数を示すことは難しいと思います。
いつまでも様子をみるのであれば、インプラントをあきらめることに等しい状況になります。
食事にそれほど不自由していないのであれば、この選択でよいと思います。
食事が不自由で早く噛めるようにしたいのであれば、インプラント治療を進めてもらうことです。
もし運悪く再発した場合にインプラントごと骨を取ることになっても仕方ないと覚悟するのであれば、インプラントの治療を受けてもよいと思います。
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2015-11-11 09:30:19
きなこmotiさん、こんにちは
歯原性腫瘍にもさまざまな種類があります。
当然再発の多いものもあれば少ないものもあります。
それによっても治療方針は変わってくると思います。
また基本的には良性腫瘍だと思いますが、再発までの期間は比較的長く、現実的には再発を見極めるのはかなり難しいと思います。
ということであればQOLを重視してインプラント治療を行うか、あるいは義歯で様子を見ていくかのどちらかの選択になるように思います。
再発した場合はその時と考えていただき、現在の状況(咀嚼が不自由など)によって、治療方針を考えてはいかがでしょう。
参考になれば幸いです。
歯原性腫瘍にもさまざまな種類があります。
当然再発の多いものもあれば少ないものもあります。
それによっても治療方針は変わってくると思います。
また基本的には良性腫瘍だと思いますが、再発までの期間は比較的長く、現実的には再発を見極めるのはかなり難しいと思います。
ということであればQOLを重視してインプラント治療を行うか、あるいは義歯で様子を見ていくかのどちらかの選択になるように思います。
再発した場合はその時と考えていただき、現在の状況(咀嚼が不自由など)によって、治療方針を考えてはいかがでしょう。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
きなこmotiさん
返信日時:2015-11-13 15:12:52
樋口先生、畑田先生、ご回答ありがとうございます。
再発を見極めるのは難しいのですね。
それであれば、早く右側でも噛めるようになりたいので、再発した場合に無駄になることも覚悟した上で、インプラントを行う方向で進めたいと思います。
再発を見極めるのは難しいのですね。
それであれば、早く右側でも噛めるようになりたいので、再発した場合に無駄になることも覚悟した上で、インプラントを行う方向で進めたいと思います。
タイトル | 歯原性腫瘍術後のインプラントについて |
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質問者 | きなこmotiさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
インプラントその他 インプラント関連 歯科と全身疾患その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。