頬に当たる親知らずを抜くべきか?
相談者:
あだしのさん (21歳:男性)
投稿日時:2015-11-12 22:39:55
こんにちは!
一週間前の事です!
虫歯治療のためにかかりつけの歯科で治療をしてた時です…先生に左上奥の親知らず痛くない?と聞かれ特に痛くないので痛くないと答えてその時は、、それで終わりました!
しかし、最近先生に言われたので気になり親知らずを見ると、奥歯とかわらない大きさの親知らずが変に生えている事をしりさらに頬に完全に当たってる事に気づきました!
来月に予約が入っているので親知らずをみてもらうのですが…歯の刺激が続くとガンなど引き起こすなどよく聞きますが、影響がない場合でも抜いた方がいいですか?
また、去年歯の全体のレントゲンを撮りそれを毎回使いながら歯を治療してるのですが、抜く時は、また、レントゲンとられますか?
あまりレントゲンをとられるのが嫌いなので…
来月まで長いので相談させていただきました!
一週間前の事です!
虫歯治療のためにかかりつけの歯科で治療をしてた時です…先生に左上奥の親知らず痛くない?と聞かれ特に痛くないので痛くないと答えてその時は、、それで終わりました!
しかし、最近先生に言われたので気になり親知らずを見ると、奥歯とかわらない大きさの親知らずが変に生えている事をしりさらに頬に完全に当たってる事に気づきました!
来月に予約が入っているので親知らずをみてもらうのですが…歯の刺激が続くとガンなど引き起こすなどよく聞きますが、影響がない場合でも抜いた方がいいですか?
また、去年歯の全体のレントゲンを撮りそれを毎回使いながら歯を治療してるのですが、抜く時は、また、レントゲンとられますか?
あまりレントゲンをとられるのが嫌いなので…
来月まで長いので相談させていただきました!
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2015-11-13 08:00:06
あだしの さん、こんにちは。
>奥歯とかわらない大きさの親知らずが変に生えている事をしりさらに頬に完全に当たってる事に気づきました!
実際の状態が判りませんが、抜歯していただいてはいかがでしょう。
レントゲンは、必要と判断されただけ撮っていただきましょう。
外科手術は、直前の撮影での診査が原則です。
>奥歯とかわらない大きさの親知らずが変に生えている事をしりさらに頬に完全に当たってる事に気づきました!
実際の状態が判りませんが、抜歯していただいてはいかがでしょう。
レントゲンは、必要と判断されただけ撮っていただきましょう。
外科手術は、直前の撮影での診査が原則です。
相談者からの返信
相談者:
あだしのさん
返信日時:2015-11-13 08:12:22
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2015-11-13 09:31:44
あだしのさん、こんにちは
親知らずに関しては歯科医師によって考え方が様々です。
ただ、基本的に悪影響がある場合には抜歯したほうがよいかもしれませんね。
私が考える親知らずの抜歯の基準について参考にしてください。
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。例えば前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
また親知らずが原因で前の歯の管理ができないあるいはしづらいことがあります。例えば親知らずがあることで前の歯の歯周ポケットが深くなってしまうことです。
この場合は親知らずを抜歯してあげることで前の7番を守ることができるかもしれません。
上記の場合親知らずの抜歯の適応になると考えています。
前にも書きましたが、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。
そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。
そのような理由から最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
あともう一つ、女性の場合は妊娠することで女性ホルモンの影響により口の中の炎症がおきやすくなります。
妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリスなどという疾患もあります。
もし妊娠を予定されている方は自分の親知らずの状態を歯科医院で確認して診てもらって早めに抜歯された方が良いでしょう。
妊娠してから痛くなっても、レントゲンを撮影したり薬を飲んだり抜歯をしたりするのは容易にすることはできません。
>親知らずが変に曲がっていても部分麻酔は、可能でしょうか?やはり頬に当たっている場合などは、全身麻酔とかになるのでしょうか?
少し曲がっている程度であればそのまま抜歯が可能だと思います。
ただ、その可能性が高い場合はCTで多方向から形や位置を確認して
抜歯したほうがよいでしょうね。
またほとんどの場合、全身麻酔でなくても抜歯は可能だと思います。
レントゲン写真やCTに関してはより安全に抜歯するためには必要なものです。
もし被曝を危惧されていらっしゃるようでしたら
* http://www.tokyo-da.org/images/pdf/1108.pdf
を参考にしてみてください。
ほとんど問題となることはありません。
参考になれば幸いです。
親知らずに関しては歯科医師によって考え方が様々です。
ただ、基本的に悪影響がある場合には抜歯したほうがよいかもしれませんね。
私が考える親知らずの抜歯の基準について参考にしてください。
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。例えば前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
また親知らずが原因で前の歯の管理ができないあるいはしづらいことがあります。例えば親知らずがあることで前の歯の歯周ポケットが深くなってしまうことです。
この場合は親知らずを抜歯してあげることで前の7番を守ることができるかもしれません。
上記の場合親知らずの抜歯の適応になると考えています。
前にも書きましたが、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。
そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。
そのような理由から最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
あともう一つ、女性の場合は妊娠することで女性ホルモンの影響により口の中の炎症がおきやすくなります。
妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリスなどという疾患もあります。
もし妊娠を予定されている方は自分の親知らずの状態を歯科医院で確認して診てもらって早めに抜歯された方が良いでしょう。
妊娠してから痛くなっても、レントゲンを撮影したり薬を飲んだり抜歯をしたりするのは容易にすることはできません。
>親知らずが変に曲がっていても部分麻酔は、可能でしょうか?やはり頬に当たっている場合などは、全身麻酔とかになるのでしょうか?
少し曲がっている程度であればそのまま抜歯が可能だと思います。
ただ、その可能性が高い場合はCTで多方向から形や位置を確認して
抜歯したほうがよいでしょうね。
またほとんどの場合、全身麻酔でなくても抜歯は可能だと思います。
レントゲン写真やCTに関してはより安全に抜歯するためには必要なものです。
もし被曝を危惧されていらっしゃるようでしたら
* http://www.tokyo-da.org/images/pdf/1108.pdf
を参考にしてみてください。
ほとんど問題となることはありません。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
あだしのさん
返信日時:2015-11-13 10:15:45
タイトル | 頬に当たる親知らずを抜くべきか? |
---|---|
質問者 | あだしのさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。